ニッケイ新聞 2007年9月26日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙八月二十五日】日本訪問から帰国したルイス・F・フルラン前産業開発相は、米国発金融危機が世界を襲ったのに、日本の産業界にはどこ吹く風と活気がみなぎっている、なぜブラジルだけが意気消沈しているのかと憤慨した。 貿易黒字が下降気味など、悲観する理由にならない。コ ...
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トレンド
ニッケイ新聞 2007年9月26日付け サンパウロ市の書店は、バーチャル書店が三分の二価格で格安販売をするので苦境にある。米国並みスーパーの中に、書籍コーナー設置を検討中。 ◎ 書店の老舗シシリアノが、サライバに吸収されるらしい。シシリアノは書籍専門であったが、CDやDVDその他IT商品、携帯電話の多角経営を始めて ...
続きを読む »北東部の水不足深刻=29市が給水車の配給頼り
ニッケイ新聞 2007年9月15日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙一日】打ち続く降雨不足による異常乾燥で、北東部の大部分が水不足に陥り、深刻な状況を呈している。ピアウイー、セアラー、ペルナンブッコ、パライーバ、リオ・グランデ・ド・ノルテの各州二九九市に及ぶ地区が給水車での配給に頼っている。 ほとんどが不毛地帯といわれると ...
続きを読む »第4回海外日系文芸祭=作品選考終わる=(下)=尾山さんの短歌、主催者会長賞=小塩卓哉選考委員長「来年さらなる充実」
ニッケイ新聞 2007年9月7日付け 【短歌部門 一般の部】 ◇海外日系新聞放送協会会長賞 乳母車からアンヨがふたつとび出して小春日和を蹴とばしてゆく 尾山峯雄 ◇日本歌人クラブ賞 コーヒー園に鍬の手休め仰ぐ空いよいよ澄みて昼の星見す 柴尾勝 ◇文芸祭賞 半世紀共に歩んだ鍋に釜 でこぼこの傷子育て移民史 ...
続きを読む »大耳小耳
2007年8月22日付け 文協で開かれた麻生大臣と日系団体関係者との懇談会。政界有数のマンガ通とも言われる大臣を前に、上原幸啓会長が、日本の人気マンガの主人公にたとえて歓迎を表す場面も。それらの主人公を知っていることにも驚いたが、後で聞いてみると、なんと事前にそのマンガを読んで〃予習〃していたそう。日伯交流年開始まであと四カ月 ...
続きを読む »1913年ブラジルの豆導入して=水野龍が銀座に開店した=「カフェパウリスタ」=親子3代続き現在も盛業=日本から当時の写真届く=山中バストス史料館に
2007年8月18日付け より本格的なコーヒーを一人でも多くの方に――。水野龍がブラジルのコーヒー豆を導入して、一九一三年東京・銀座に開店した喫茶店「カフェパウリスタ」の、大正、昭和時代の写真七枚と資料が、このほど山中三郎記念バストス地域史料館に届けられた。親子三代を経て今でも銀座で営業を続ける同喫茶店。本格的なコーヒーを大衆 ...
続きを読む »児童生を中心に=サンパウロ日本人学校=きょう、40周年=カンポリンポ祭で記念式典=千人に迫った生徒数=日本企業の進出最盛期=現在は160人
2007年8月14日付け 一九六七年八月十四日、ちょうど四十年前のきょう、日伯文化普及会(現・日伯文化連盟)の借り教室で始まった、サンパウロ日本人学校。七〇年代から八〇年代前半にかけては、千人弱の生徒を教育する場として賑わった。創立四十周年を迎える今年、「児童、生徒を中心に」をモットーに記念事業が進められている。八月は日本での ...
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2007年8月8日付け サンパウロ州アグードス市で小農展示会が催される。ボトゥカトゥ州立大学農学部は、わずかな面積で利益を上げるモデル農場の見本を出展した。季節毎に牧草栽培やかんがい、牧草出荷、メタンガスの回収、バイオディーゼル生産、環境対策の実態などを実地指導する。 ◎ 二年間不況に泣いた棉作農家が、プルマ綿に賭 ...
続きを読む »コラム オーリャ!
2007年8月8日付け 先ごろ奥ソロカバナに行ってきたという知人と話した。「驚いた」とその人は言う。「どこもかしこもカンナ畑になっているんですから」 数年前までは、どちらかといえば牧場の方が目についたサンパウロ州奥地の景色が急激に変わりつつある。知人の話では、州内で牧場をやるのが難しくなってくるかもしれないという位の状況だと ...
続きを読む »日伯交流の架け橋に=石川県から「少年の翼」
2007年8月3日付け 石川県が今年から始めた新しい国際交流事業「二十一世紀石川少年の翼」派遣団が、七月二十八日に着伯し、サンパウロ市各地で交流会を行った。 同事業は、二年前に県人会館開館十周年を記念して谷本正憲知事らが来伯した際、同知事が日系社会に興味を持ったことがきっかけ。「若年層に少しでもブラジルを知ってもらいたい」と ...
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