ニッケイ新聞 2008年10月23日付け サンパウロ州ポンペイア郊外にあったジャクチンガ植民地出身者の集いが、十二日、サンパウロ市の青森県人会館で開かれた。同地の植民会が作られて七十周年にあたる今年は、入植者や、同地で幼少期を過ごした人、ジャクチンガ生まれの人たちやその子孫など約八十人が出席して交流を深めた。例年より少なめだっ ...
続きを読む »カンポ・グランデ 関連記事
コラム 樹海
ニッケイ新聞 2008年10月23日付け 「雨ニモマケズー」で有名な宮沢賢治のメモに「一日ニ玄米四合ト味噌ト少シの野菜ヲ食べ」とある。四合は多い気がするが、副菜が少なかった当時、労働者の平均は一日六合というから、これは質素の例え。ともあれ、日本人の食の中心は米であり、「美味い米さえあればー」との向きは多い▼しかし、日本民族が弥 ...
続きを読む »県連ふるさと巡り=移民街道・パンタナール~2千8百キロをゆく=連載〈7〉=プロミッソン=移動日の大雨に安堵=上塚公園で線香手向け
ニッケイ新聞 2008年10月21日付け 「ふるさと巡り」は西へ東へ。行程も中盤を迎え、ノロエステ街道を六百キロ、プロミッソン・リンスに向かう。一号車は、最初の晩の宿泊地となったトレス・ラゴアス市の手前、アグア・クララのポントでしばし休憩を取る。 昼食を予定しているレストランの収容人数の関係上、時間差をつくるのだという。ガイ ...
続きを読む »県連ふるさと巡り=移民街道・パンタナール~2千8百キロをゆく=連載〈6〉=パンタナール=ピラニア釣りを満喫=ワニ、カピバラに歓声
ニッケイ新聞 2008年10月18日付け 本日訪れるのは、〃移民のふるさと〃ではないが、今回のツアーのもう一つの目玉、世界有数の大湿原・動植物の宝庫パンタナールである。参加者のなかには、この訪問を楽しみにしている人も多いようだ。 早朝、カンポ・グランデから西進二百キロのミランダにあるサンフランシスコ農場へ。 同農場は四千ヘ ...
続きを読む »コラム オーリャ!
ニッケイ新聞 2008年10月18日付け 「若い人が多いわねえ」―。カンポ・グランデ沖縄県人会であった演芸会を取材した際、サンパウロからの参加者から、羨むかのような声が聞かれた。 沖縄の太鼓や伝統音楽のブームもあるのだろう。確かに子供たちの参加が多く、華やかな活気を感じた。 若い世代の日系団体離れは、どこの県人会や文協でも ...
続きを読む »カンポ・グランデ沖縄県人会=会創立86年・会館建設42年=記念演芸会で盛大に祝う=さらなる文化継承に意欲
ニッケイ新聞 2008年10月17日付け 【カンポ・グランデ発】南麻州カンポ・グランデ沖縄県人会(玉城ジョルジ会長、四百三十家族)は、会創立八十六周年・会館建設四十二周年を記念する演芸会を九月二十八日午後六時から、同会館で開いた。約四百人が集まった。玉城会長はあいさつで、沖縄県から安里カツ子副知事を招いて八月二十五日~二十七日 ...
続きを読む »県連ふるさと巡り=移民街道・パンタナール~2千8百キロをゆく=連載〈5〉=カンポ・グランデ=沖縄民謡・ソバを堪能=半世紀ぶりの再会も
ニッケイ新聞 2008年10月17日付け 朝四時半にモーニングコールが鳴る。南麻州は一時間の時差があるから、サンパウロの五時半。早々と朝食を終えた一行はひんやりした空気を肌に感じながら、バスに乗り込み、六時過ぎには、三百五十キロ離れた同州都のカンポ・グランデに向かった。 「みなさん、おはようございます!」。一号車のバスでは、 ...
続きを読む »県連ふるさと巡り=移民街道・パンタナール~2千8百キロをゆく 連載〈1〉「やみつきになる魅力」=いざ出発!4泊7日の旅
ニッケイ新聞 2008年10月10日付け ブラジル日本都道府県人会連合会(与儀昭雄会長)主催の「移民のふるさと巡り」。三十回を迎えた今回、過去最高の参加者となった百十七人は九月二十六日夜、リベルダーデを発った。ツッパン、バストスでパウリスタ線の風に吹かれ、南麻州のトレス・ラゴアスで夜の帳に包まれた後、カンポ・グランデで三線(さ ...
続きを読む »コラム 樹海
ニッケイ新聞 2008年10月3日付け 県連主催の「ふるさと巡り」に来伯七年目にして初随行。過密なスケジュールと聞いていたこともあり、少々気後れしていたのだが、なかなかどうしてこれが非常に楽しかった▼パウリスタ線はツッパン、バストス、ポンペイア。南麻州のトレス・ラゴアス、カンポ・グランデ、ミランダ(パンタナール)、ノロエステ線 ...
続きを読む »琉球大学移民センター百周年記念シンポ=移民百周年とウチナーンチュ(上) 引越し繰り返した県系人=現地と混交する沖縄文化
ニッケイ新聞 2008年9月24日付け 世界ウチナーンチュ会議の一環として、琉球大学移民研究センターによる百周年記念シンポジウム「移民百周年とウチナーンチュ」が八月二十五日午後、サンパウロ市内ホテルで行なわれ、約六十人が熱心に聞き入った。同大学の石川友紀名誉教授による「ブラジル沖縄移民研究三十年の歩み」など九人から興味深い研究 ...
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