カルナヴァルを彩るサンバの激しい響きが静かになり灰の水曜日を迎えると急に涼しさが増してくる。毎年のことながら秋が近づき野や山の色も変わってくる。海岸山脈を白色と淡紫色で染め尽くすクワレズマは四旬節の名を借りたものながら何となく寂しさを感じさせる花だから不思議といえば不思議だ。その昔─失恋の花と教わったけれども、真偽の程は置くと ...
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カリオカ、ジッコも血が騒ぐ=リオのカルナヴァルで行進
3月6日(木) 二、三の両日リオデジャネイロで行われたカルナヴァルに、日本代表監督のジッコも参加。現地のメディアを中心に話題を呼んだ。 三日に五十歳の誕生日を迎えたジッコは、カマロッチ(ボックス席)を借りて、サンドラ夫人や息子のジュニオールらと一緒にパレードを観覧した。 昨年のカルナヴァル期間中にもリオに帰省し、デング熱に ...
続きを読む »コラム オーリャ!
世界アマチュア歌謡祭が二日、開かれた。幸か不幸か、カルナヴァルと重なった。 日常を脱却して踊りの主役になる人、連休を利用して旅行に出掛ける人など、ブラジルがカルナヴァルに浮かれていた。 会場はさぞかし寂しいものだろうと、足を運んだ。 出場者やその家族らで埋まっており、光景はいつものカラオケ大会と何ら、変わりなかった。毎度の ...
続きを読む »サンパウロ市で現存、最古のサンバ学校=リベルダーデの下町に=「昔から日本人がいた」=ロゼメイレ会長が証言
3月4日(火) サンパウロ市に現存するエスコーラ・デ・サンバ(サンバ学校)で、最古の団体は実は東洋人街にある。バロン・デ・イグアッペ街をまっすぐ下ってジュンケイラ・フレイレ街に突きあたる角の左側(九八五番)だ。ロゼメイレ・マルコンデス会長は「当学校には昔から日本人がいた」と証言する。 一番古いのは、連載『カルナヴァルと日系人 ...
続きを読む »カルナヴァル 今年も〝日本人〟活躍
3月4日(火) 灼熱の季節に盛り上がるカルナヴァル――。十四のエスコーラが参加したサンパウロのカルナヴァルが二月二十八日夜から、三月二日早朝までサンパウロ市アニェンビーのサンボードロモで行われた。 ローザス・デ・オウロやヴァイヴァイなどのパレードでは例年通り、日系人や日本人らが日ごろの練習の成果を披露。また二日目のトリを務め ...
続きを読む »カルナヴァルと日系人(終)=ヴァイ・ヴァイ=移民90年忍者と芸者とラジオ体操=日本民族文化からブラジル民俗へ
3月4日(火) ★天皇とビキニ★ ヴァイ・ヴァイは一九三〇年に創立された、サンパウロで最も伝統のあるエスコーラの一つだ。しかもグルッポ・エスペシャルにその地位を保ち続け、優勝回数は最多を誇る。そのエスコーラが移民九十周年(一九九八年)に「日伯文化統合」をテーマに選んだ。タイトルはずばり「万歳!ヴァイ・ヴァイ」――。 このパレ ...
続きを読む »リオ カーニバル中 陸軍出動=治安維持で後詰め=軍警は組織の拠点警戒=PT、犯罪組織に挑戦か
3月1日(土) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十八日】マテウス・リオ州知事から陸軍の出動要請を受けたルーラ大統領は二十七日、カーニバル開催中のリオの治安と秩序維持のため出動を受理した。拘禁中の受刑者が商店の略奪や路線バスの放火などを犯罪組織へ指令したことで、大統領は不安と不穏、恐怖感が漂う市中の秩序回復のため陸軍の出動を決断 ...
続きを読む »灼熱のカーニバル 本番!
3月1日(土) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙二十八日】きょう一日から、リオデジャネイロ市とサンパウロ市のエスコーラ・デ・サンバのデスフィーレが始まる。 サンパウロ市の公式のカーニバルは先週、ブロッコ・ド・カルナヴァルによって開幕されたが、メストレ・サーラやポルタ・バンデイラ、コミッソン・ダ・フレンテ、そして数多くのきらびや ...
続きを読む »カルナヴァルと日系人(6)=フロール・ダ・ペーニャ=囃子響かせ笠戸丸行進=「リオで大江山の鬼行列」と構想
3月1日(土) ★リオに神楽を!★ 移民七十五周年、一九八三年は日系人とカルナヴァルの関係において画期的な年だった――。日本移民をテーマにしたバロッカがパレードしたのと同じチラデンテス大通りに、なんと「笠戸丸(第一回移民船)に乗った神楽」も登場していた。 「いずれは本場リオのカーニバルに神楽を出したいと思っていたので、まずは ...
続きを読む »マラニョン州のカーニバル=民族文化色濃く楽しく
2月28日(金) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙二十四日】来週からマラニョン太鼓が甲高く響き渡る―。六月祭のブンバ=ボイの地で知られるマラニョン州サンルイス市は、〃文化的に価値のある〃カーニバルを楽しみたい人にお勧め。ポルトガル風の建築物の中で、クリオウロの太鼓や同地カーニバルのシンボル「フォフォン」が、人々に歓喜を与えてくれ ...
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