暫く走ってから比較的大きなカーブに差し掛かった時、船長は突然、急カーブを切った。あわや転覆するのでは・・・と驚愕した瞬間、今度は全員が波しぶきを全身に浴び悲鳴を上げた。 船長は2、3度この恐怖のサービスを繰り返した。いよいよ滝の下に近づくにつれ、徐々に滝しぶきが強くなってきた。そして、滝の下に来ると同時に猛烈な息もつけぬほどの ...
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今日のお言葉 「Japones da Federal」
意味=直訳すれば「連邦警察のジャポネース」だが、7日からは「堕ちた〃正義の味方〃」という皮肉な意味に変わった。 「〃正義の味方〃が逮捕される!」――と7日からブラジルメディアがテレビから新聞まで大騒ぎに。「Japones da Federal」(連邦警察のジャポネース)こと石井ヒデノリ・ニュートン氏が7日、パラナ州クリチーバで捕 ...
続きを読む »数奇な移民人生を描く=『囚人の署名』掲載開始=勝ち負け前史、大政翼賛同志会
TVクルツーラの人気ニュース番組『ジョルナル・ダ・クルトゥーラ』の編集局長、平リカルドさん(59、二世)は2012年に、ポ語書籍『Assinatura do Preso』(Editora Daikoku、2012年)という形で、勝ち負け抗争の前史ともいえる興味深い実際の日系家族の歴史を、小説の形で発表した。それを栗原章子さんが ...
続きを読む »初の最優秀賞ノミネート=絵手紙友の会が筆の里大賞で
〃筆の都〃として知られる広島県安芸郡熊野町で、昨年5月に開催された『第19回筆の里ありがとうのちょっと大きな絵手紙大賞』に入選した、サンパウロ絵手紙友の会(石井惠子会長)の生徒らが29日、報告のため来社した。同会からは一般の部で7人、子供の部で9人が受賞した。 今回は最優秀賞「ありがとう大賞」に、西藤啓子さん(73、東京)がノ ...
続きを読む »エドアルド 質疑応答 (New!)
サンパウロ市リベルダーデ街にあるニッケイ新聞編集部に3月4日(金)に来社してくれたエドアルドさんに、いろいろと突っ込んだ質問をしてみました。どんなことを聞いても、ちゃんと受け止めて、真剣に答えるエドアルドさんに、こっちがびっくり。日本語の達者ぐあいもさることながら、なかなかキモも座っているようです。(編集部)Q プロを目指して日 ...
続きを読む »ニッケイ俳壇(885)=富重久子 選
カンポ・グランデ 秋枝つね子夏の雲ぼんやり見てる九十才【雲の美しさは色々あるが、特に夏の雲は変化が多い。『綿帽子雲』『積雲』『雲の峰』等。 作者は広く養鶏をしていて、もう九十歳といわれる。仕事の合間にほっと一息ついて空を見上げると、青空に夏雲が快く広がっていて、それを何気なくぼんやりと心地よく眺めている姿であろう ...
続きを読む »アンゴラ人難民来伯急増=既に昨年の半分を上回る=経済的要因が本当の動機か
今年に入ってから、サンパウロ市ではアンゴラ人からの難民申請が急増している。国家難民委員会(Conare)によると、今年の1月から4月18日までのアンゴラ人からのブラジル難民申請は630件で、1日当たり6件を超える。15年は総数1100件で、14年はわずか189件だった。 入国のペースが急増した背景と、対応に苦慮する現場の様子を ...
続きを読む »ニッケイ俳壇(881)=富重久子 選
もしルーラの妻が司法取引に応じたら…
ルーラは庶民の心に響く言葉を紡ぎ出す天才だ。野党時代の彼が88年に言った名言「貧乏人が盗めば刑務所だが、金持ちなら大臣になる」が先週から、皮肉を込めて見直されている。連邦警察から逃げるように17日、慌しく官房長官として入閣したからだ。これでジウマがいつ大統領罷免されても、第3次ルーラ政権が始まるだけになった▼カーニバル直後から ...
続きを読む »ニッケイ俳壇(880)=星野瞳 選
サンパウロ 林 とみ代
不況の世のサンタクロースの吐息かな
汚職して国は破産に年果てる
大胆な愛のいれずみ夏の肌
マニフェスト盛となりし聖市かな