17日、サンパウロ市内を走るCPTM12号線で、電気系統のトラブルが発生した。理由は午前8時頃にブラス駅とカウモン・ヴィアーナ駅間で電柱のひとつが倒れ、それが電気障害を引き起こしたとのことだ。このため、その時電車に乗っていた人は、冷房も切れ、停車したままの電車の中で閉じ込められ、遂にはあきらめて、目的の駅まで線路上を歩かざるを ...
続きを読む »カーニバル 関連記事
「お~いお茶」俳句大賞=ブラジルから12人が入賞
「第26回伊藤園お〜いお茶新俳句大賞」の入選者がこのほど発表された。 今年度の応募作品総数は176万5150句。ブラジルからも多数の応募者があり、内12人計12句が入賞した。伊津野敬嗣さんが最高齢で101歳。入選句は「おーいお茶」の容器に掲載される。入選者は次のとおり。【都道府県賞】 アマゾンの大河に昇る初日の出(服部タネ、 ...
続きを読む »終戦70周年記念=桜組挺身隊の記憶=カンピーナス 伊藤喜代子=第1回=子供からみた事件の内幕
ちょうど60年前――終戦直後から始まった勝ち組系の動きの中でも最後の大規模なものが起きた。1955年5月16日にサンパウロ市のセー広場周辺で起きた「桜組挺身隊の街頭デモ」だ。53年5月頃からサントアンドレー市郊外の日系養鶏場に集まり、鶏舎で集団生活を始めた3百数十人の代表は、在聖総領事館に「民族総引き揚げ」を求めて談判を繰り返 ...
続きを読む »現場ルポ=立佞武多撮影で立ち往生=まさかの軍警通報騒ぎに
【既報関連】18日付本面『モジ文協敷地で立佞武多焼失』記事の取材では実際の状況に不明な点が多かった。モジ・ダス・クルゼス文協の中山喜代治理事長、同事務局に何度も電話取材を試みたが、第一発見者で通報者だという文協職員は誰なのかや、具体的な現場状況が「把握できていない」の一点張りで、「警察が現場を保存するために周囲にロープを張って ...
続きを読む »モジ文協敷地で立佞武多焼失=警察が出火原因を調査中=中山理事長「とにかく残念」=120周年の目玉の一つ
モジ・ダス・クルーゼス文化協会の秋祭りのために貸し出されていた立佞武多が4日夜、祭り会場の同文協スポーツセンター内で焼失していたことが分かったと、17日付で時事や共同通信、NHKなど多くのメディアで報じられた。「日伯外交樹立120周年」の目玉として、2月14日にサンパウロ市カーニバルでパレードしたサンバチーム「アギア・デ・オウ ...
続きを読む »第31回 朝日の南米紙記事誤報に思うメディアの未来
私は新聞が大好きだ。かつては、数紙と契約し、毎朝読むのが楽しみであった。そして、朝日新聞(以下朝日)とも、もう長いお付き合いである。 まずは、実家が物心ついた頃から、朝日を購読していた。そして、大学進学時にその親しみのある朝日の新聞奨学生として、大学に行きながら、朝日、日本経済新聞(以下日経)、日刊スポーツ、東スポなどを配達し ...
続きを読む »大耳小耳
ご長寿が多い日系社会では、自然と健康に関する話題が注目を集める。今回のモリンガはその最たる例で、編集部でも取り扱いを始めた結果、毎日のように問い合わせが寄せられている。日本では、2月ごろにNHKで特集されたのをきっかけにしてか、お茶として飲む健康法はもちろん、粉末を生地に混ぜ込んだ饅頭まで登場するなど、各方面で関心が高まってい ...
続きを読む »ロック・イン・リオが既に完売=他の都市で関連ショーも多数
9月18~20日と24~27日にリオのシダーデ・ド・ロックで開かれるロック・イン・リオは今年、伝説となった1985年の開催から30周年を迎える。そうしたこともあり、今年は特に注目度が高まっていたが、7日間公演のチケットはわずか2週間で全て売り切れた。 チケットの発売は9日からはじまったが、その日の時点で売り切れが続出していた。 ...
続きを読む »『蜂鳥』
句集『蜂鳥』323号が刊行された。 「蜂鳥集」より3句「停電の静寂なぐさむ軒風鈴」(須賀吐句志)「カーニバルリズムに乗れぬ半世紀」(池田玲子)「又一つ年をかさねて雑煮食ふ」(中馬淳一)、特別作品「アラポンガ」(秋末麗子)、旅吟「サンタカタリーナの旅」(大原サチ)、「あじさゐの道」(森川玲子)、エッセイ「この世の別れは潔く」(田 ...
続きを読む »約2年半で153カ所も=前人未到の集団地訪問記録=福嶌総領事、5月初旬に帰国
各地の日系集団地を精力的に訪ね、コロニアから広く親しまれた在聖総領事館の福嶌教輝総領事(ふくしま・のりてる、56、兵庫)が、5月初旬に帰国する。同総領事館の管轄区域である「聖、南麻2州の7連合会の傘下団体をすべて制覇するのが目標だった」という。約2年半年の任期中に訪れた移住地数はなんと153カ所にのぼる。訪問を予期していなかっ ...
続きを読む »