サッカークラブ、シャペコエンセの関係者を乗せた飛行機が墜落し、乗客、乗員70人以上が死亡(選手も重症の3人を除いて全て死亡)した事故は、ブラジルのみならず、全世界に衝撃を与えた。とりわけ同クラブの本拠地、サンタカタリーナ州シャペコー市は悲しみにくれている。 アルバジール・ペリセルさん(80)は、1973年にシャペコエンセを立 ...
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シャペコエンセ栄冠目前の悲劇=コロンビアで搭乗機墜落=会長や選手含む70人余死亡=大統領3日間の服喪を宣言
コロンビア時間の28日夜10時過ぎ(ブラジリア時間29日未明1時過ぎ)、サッカーの国際大会、コパ・スダメリカーナ決勝に進出したサシャペコエンセの選手らを乗せ、決勝第一試合の開催地メデリン市に向かっていた飛行機が墜落した。乗っていたおよそ80人の内、生存が確認されたのは6人で、残り70人以上の生存は絶望的と29日付現地サイトが報 ...
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29日はシャペコエンセの飛行機墜落事故で持ちきりだったが、とりわけ、同チームの拠点のサンタカタリーナ州シャペコー市民にとってはあまりにもやりきれない事故だ。ブラジルサッカーは昔から、サンパウロ、リオ、ベロ・オリゾンテ、ポルト・アレグレの強豪に戦力が集中する傾向がある。そんな中、南部のの人口僅か20万人ほどの町のチームが、10年 ...
続きを読む »サッカー全国選手権=パルメイラスが優勝=22年ぶり、涙の栄冠=2部降格後の改革実を結ぶ
27日、サッカー全国選手権で、パルメイラスが22年ぶりの9回目の優勝を飾り、サポーターは歓喜の涙を流したと28日付伯字紙が報じた。 サンパウロ市西部にある本拠地アリアンツ・パルケでの対シャペコエンセ戦は、1―0でリードしたまま終了したが、その10分ほど前から異様なムードに包まれた。優勝を確信した観客の目に涙が溢れはじめたのだ ...
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ここ連日のジェデル・ヴィエイラ・リマ大統領府総務室長官のトラブルが、遂に自身にも飛び火してしまったテメル大統領。今回のカレロ前文相への圧力疑惑で、野党側からは早速「罷免を!」と叫ぶ声があがっている。PTをはじめとした野党勢力からすれば「ジウマ氏を罷免に追いやった仇」と言いたいところだろう。ただ、「圧力か仲裁か」は意見の分かれる ...
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今年は日曜日と重なってしまったために忘れられがちだったが、20日は「黒人の日」で、サンパウロ市では祝日として制定されている日だ。そんなこともあり、20日の現地紙では、黒人の人種差別の問題を取り扱った記事も目立ったが、アゴラ紙では、黒人の子供を養子にとった白人家庭が差別にあっているとの記事を掲載した。それによると、黒人の養子が、 ...
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明日30日、統一地方選挙の決選投票が全国55市で行われる。いつもならサンパウロ市も決選投票があるのが普通だが、今年はジョアン・ドリア氏が一次投票で圧勝したため、この投票制度が出来て以来はじめて、決戦投表がない。とはいえ、サンパウロ州全体で見ると、グアルーリョス、オザスコ、サントアンドレ、サンベルナルド・ド・カンポなど、産業規模 ...
続きを読む »リベルタドーレス杯=来年からの大会方式変更で、ブラジルに朗報=出場枠が5から7に拡大
クラブチームのサッカー南米大陸王者を決めるリベルタドーレス杯の方式が来年度より変更となり、ブラジルからの出場枠は現行の5から7に拡大されたと3日付現地紙が報じた。 これまで、全国選手権上位4チームとブラジル杯優勝チームに与えられていた翌年のリベルタドーレス杯出場権が、全国選手権上位6チームとブラジル杯優勝チームになった。 ...
続きを読む »リベルタドーレス杯改革でブラジルの出場枠拡大?=「5位なら射程圏」と色気見せるチームも
南米サッカー連盟(Conmebol)が9月27日に、リベルタドーレス杯の方式を来年から変更すると発表した。 出場チームが現行の38チームから42チームに増えるため、ブラジルからの出場チームは、全国選手権上位4チームとブラジル杯優勝チームの計5チームから、全国選手権上位5チームとブラジル杯優勝チームの計6チームに増える事が有力 ...
続きを読む »健全経営で1部残留=ブラジル南部、シャペコエンセの奮闘
決して潤沢ではない予算だが、地元の企業家の支援を受け、ブラジルサッカー界のビッグチームを向こうに回し、無名に近い選手達が奮闘を続ける小さな町の小さなチームの一つに、サンタカタリーナ州シャペコー市に本拠を置くシャペコエンセがある。 シャペコエンセは地元の食肉生産会社がメインスポンサーにつき、小規模クラブなりの成功モデルとなってい ...
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