ニッケイ新聞 2009年5月1日付け 中央銀行は四月二十九日、市場の予想通り通貨委員会(Copom)が満場一致で政策金利(Selic)を一%引き下げ、これまでの最低水準一〇・二五%とすることを発表と同三十日付けエスタード紙が報じた。 引き下げ目的は、一月から始めた通貨の循環促進。次回の通貨委員会も、引き続き金利を引き下げる市 ...
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中銀通貨委員会=政策金利1.5%下げ11.25%へ=GDP劇的落ち込み受け=危急の対応に批判の合唱=更なる下げに期待集まる
ニッケイ新聞 2009年3月13日付け 中央銀行の通貨委員会(Copom)は十一日、政策金利(Selic)を一・五%引き下げ、年利一一・二五%とすることを満場一致で決めたと十二日付けエスタード紙が報じた。〇八年第4四半期GDP(国内総生産)の落ち込みが激しく、不況突入が懸念されるので、〇三年以来最大の下げ幅となった。それでも実 ...
続きを読む »政策金利12.75%に引き下げ=通貨政策、抜本改革へ=高金利の元凶は国立銀行=スプレッドに行政介入か
ニッケイ新聞 2009年1月23日付け 中央銀行通貨委員会(Copom)は二十一日、政策金利(Selic)を一%引き下げ、年一二・七五%としたことを二十二日付けエスタード紙が報じた。中央銀行は政治的圧力もあったが今後、通貨政策に融通性を持たせる意向と表明。ルーラ大統領は「〇・七五%以下の政策金利引き下げなら、自らもCopomに ...
続きを読む »中銀総裁=「通貨政策は正解だ」=これまでの成果が証明
ニッケイ新聞 2008年12月20日付け 中央銀行のメイレーレス総裁は十八日、上院経済政策委員会に召喚され通貨委員会(Copom)の超保守的な政策金利(Copom)を説明と十九日付けジアリオ・デ・コメルシオが報じた。 今回のCopomは、大勢の引き下げ圧力にも屈せず一三・七五%で据え置きを貫いたことで「誰が正しいかは、時間が ...
続きを読む »政策金利=2カ月連続13.75%据え置き=大統領が不満表明=世界不況でも高金利断行=中銀、不確定要因に懸念
ニッケイ新聞 2008年12月12日付け 中央銀行の通貨委員会(Copom)は十日、現行の政策金利(Selic)年利一三・七五%を二カ月目も引き続き据え置くことを決定と十一日付けフォーリャ紙が報じた。ルーラ大統領から金利の引き下げ要求があったに関わらず、Copomは検討をしては見たもののマクロ経済の不確定要因と潜在インフレが大 ...
続きを読む »SELIC=金利据え置き決定=引き下げは為替次第で?
ニッケイ新聞 2008年10月31日付け 中銀の通貨委員会(Copom)が二十九日、基本金利(Selic)は一三・七五%に据え置くことを満場一致で決めた。ルーラ大統領は基本金利を引き下げ、経済活性化を希望したが、願いは届かなかった。 中銀は据え置き理由を、国際経済の悪化による不確定要因に帰した。金融危機を考慮せよという執拗な ...
続きを読む »基本金利=米は下げ、伯は上げる=両国通貨に根本的相違が
ニッケイ新聞 2008年10月30日付け 国際経済が過去最大の混乱にあるとき、米国は政策金利の引き下げへ、ブラジルは一三・七五%の高金利続行の意向を示し、対照的な行き方を見せたと二十九日付けエスタード紙が報じた。 米経済は第3四半期のGDP(国内総生産)が大きく後退し、殆どの専門家がリセッションにあることを認めた。一方、ブラ ...
続きを読む »金本金利を大幅上昇=インフレ輸入に消化力を
ニッケイ新聞 2008年7月25日付け インフレ懸念が深刻化したことで、中央銀行の通貨委員会(Copom)は二十三日、基本金利(Selic)を一挙に〇・七五%と大幅に上げ、年利一三%とした。 〇・五%引き上げと踏んでいた金融市場は、中銀決定に少なからず驚いた。インフレ目標六・五%内に止めるため、中銀は思い切った策を採ったらし ...
続きを読む »中銀、金利再引き上げ=通貨政策批判で烽火上がる
ニッケイ新聞 2008年6月6日付け 中央銀行通貨委員会(Copom)は四日、基本金利を先月に引き続き〇・五%引き上げ、年利一二・二五%にしたと五日付けエスタード紙が報じた。市場は二〇〇八年と〇九年のインフレが悪化すると見て、引き上げは予想していた。 〇・五%の引き上げは、リスク格付け会社のランク上げで政府は財政黒字目標を四 ...
続きを読む »基本金利=0・5%引き上げで市場困惑=インフレは嵐の前=業界は価格上昇にシフト=通貨政策で世界に逆行する
ニッケイ新聞 2008年4月18日付け 中央銀行の通貨委員会(Copom)は十七日、基本金利を一挙に〇・五%引き上げ、一一・七五%としたことで市場を驚かせた。中銀は二〇〇七年末以来、インフレが着実に進行したことを懸念していた。今回の金利引上げは、結果として経済全体の混乱をもたらすインフレ・リスクを抑制するためと説明した。調整率 ...
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