ニッケイ新聞 2008年3月15日付け 中央銀行の通貨委員会(Copom)は十三日、需要過熱による消費者物価への反映で基本金利(Selic)の引き上げ可能性を示唆した。サービスも含めて消費者物価は、供給を離れて一人歩きをしようとしているという。 国内需要は、二〇〇七年クリスマス景気後の一時休止の様子もなく好調な伸びを見せてい ...
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基本金利据え置き=11・25%から近日引き上げへ
ニッケイ新聞 2008年3月7日付け 中央銀行の通貨委員会(Copom)は五日、基本金利(Selic)を一一・二五%に据え置くことを満場一致で決めたと六日付けエスタード紙が報じた。据え置きは、これで四カ月連続となった。 しかし、市場には微妙な変化があり中銀は近日、基本金利を引き上げ金融引締めに入るものと市場関係者は見ている。 ...
続きを読む »国際環境、いっせいに冷え込む=金利は引き上げへ=レアル下落とインフレに備え=不確定時代の序曲「低迷」始まる
ニッケイ新聞 2008年1月22日付け 中央銀行の通貨委員会(Copom)が二十二日始まるのを前にエスタード調査会社が六十二の金融機関に質問したところ、基本金利(Selic)を現行の一一・二五%に据え置くことを全企業が希望していると二十一日付けエスタード紙が報じた。金融市場は米金融危機の影響を受けて、ブラジルを含め各国が基本金 ...
続きを読む »通貨委員会=基本金利は再度据え置き=潜在インフレを懸念=国内の需要過熱と景気回復で=国外は原油と食糧インフレ
ニッケイ新聞 2007年12月7日付け 中央銀行の通貨委員会(Copom)は五日、基本金利(Selic)一一・二五%を再度据え置くことを決定したと六日付けエスタード紙が報じた。Copom議事録は来月への見通しに一切触れず、余裕を持たせるための一休止という表現も削除した。市場関係者は、金利の引き下げが当分ないという見方をしている ...
続きを読む »米国は花見酒経済=米発不況が定期調節で波及=ブラジルは乳離れ、米依存離れへ
ニッケイ新聞 2007年11月23日付け 米連邦準備制度理事会(FRB)が、二〇〇八年の米経済成長率を二・五%から二・七五%を一・八%から二・五%へ下方修正したことで金融市場が動揺した。サンパウロ市証券取引所(Bovespa)も二十一日、株式指数を二・八一%下げた。ドルは〇・七六%上げ、一・七七五レアルにつけたとエスタード・デ ...
続きを読む »市中金利は引き上げへ=機を逸らした中銀=一歩先行く金融市場=銀行はインフレ折り込み済み
ニッケイ新聞 2007年10月25日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十四日】サンパウロ州工業連盟(Fiesp)統計部は二十三日、都市銀行の市中金利が十月当初に三五・五%から三五・七%へ引き上げられ、中央銀行の通貨委員会(Copom)が基本金利引き下げを停止した決定とはからずも一致したと発表した。金融市場の反応は、中銀決定 ...
続きを読む »1ドル、1・80レアルを切る=7年ぶりの最値記録=金利据え置きが好感か=インフレ抑制か経済成長か
ニッケイ新聞 2007年10月20日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙十九日】為替市場は十八日、ついに七年振り一ドルが一・八〇レアルを切った。二〇〇〇年七月三十一日以来の最低価格、一・七八六レアルの終値をつけた。ドル通貨の下落傾向は、中央銀行通貨委員会(Copom)による基本金利一一・二五%の据え置き決定が決め手になったよう ...
続きを読む »基本金利の6週間据え置き決定=大統領発言は反古=中銀は経済過熱を憂慮=通貨委員会=インフレを杞憂とみる業界
ニッケイ新聞 2007年10月19日付け 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙十八日】中央銀行の通貨委員会は十七日、二〇〇五年九月から連続引き下げた基本金利を市場の予想を覆し、現行の年利一一・二五%を来る六週間据え置くと決定した。ルーラ大統領は十四日、金利の引き下げ中止時期ではないと宣言し、そのようなことがあれば事情を説明させるとい ...
続きを読む »Copom議事録発表=金利引き下げ終了を示唆=インフレ圧力上昇踏まえ
ニッケイ新聞 2007年9月15日付け 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙十四日】今月四日と五日に開かれた中央銀行通貨政策委員会(Copom)会合の議事録が十三日、発表された。その中で中銀は国内需要とインフレ加速の懸念を示しており、次回十月の会合で二〇〇五年九月以来低下を続けてきた基本金利(Selic)の引き下げにピリオドが打たれ ...
続きを読む »基本金利、年11・25%に=引き下げ幅縮まる=インフレ再燃に慎重姿勢
ニッケイ新聞 2007年9月7日付け 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙六日】中央銀行は六日、通貨政策委員会(Copom)会合を開き、基本金利(Selic)を〇・二五ポイント引き下げ、年一一・二五%にすることを満場一致で決定した。 六月と七月の会合では引き下げ幅が〇・五ポイントだった。基本金利は一昨年八月の年一九・七五%から十八 ...
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