本日付本紙でも報じたように、ジェラウド・アウキミン・サンパウロ州知事にオデブレヒトとの汚職疑惑が浮上した。これまではそうした噂が比較的少なく、10月のサンパウロ市市長選ではジョアン・ドリア氏の後ろ盾となって圧勝させたことで、「18年の民主社会党(PSDB)の大統領選有力候補」との声が大きくなり始めた矢先だった。政権を追われた労 ...
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シャペコエンセ=スタジアムで合同葬開催=大統領、FIFA会長も出席=大雨の中、市民が別れ惜しむ
11月末コロンビア、メデリン近郊で起きた搭乗機墜落事故で死亡した、サッカーチーム、シャペコエンセの選手たちの遺体が今月の3日、サンタカタリーナ州シャペコー市に搬送され、ホームスタジアム、アレーナ・コンダーで追悼式典が行われたと、4、5日付現地紙・サイトが報じた。 この事故では、選手19人、監督1人、チーム関係者24人、報道関 ...
続きを読む »サッカー全国選手権=パルメイラスが優勝=22年ぶり、涙の栄冠=2部降格後の改革実を結ぶ
27日、サッカー全国選手権で、パルメイラスが22年ぶりの9回目の優勝を飾り、サポーターは歓喜の涙を流したと28日付伯字紙が報じた。 サンパウロ市西部にある本拠地アリアンツ・パルケでの対シャペコエンセ戦は、1―0でリードしたまま終了したが、その10分ほど前から異様なムードに包まれた。優勝を確信した観客の目に涙が溢れはじめたのだ ...
続きを読む »東西南北
この週末はフィデル・カストロ氏死去という衝撃的なニュースが全世界をかけめぐり、話題を独占した。同氏の評価は様々で、ある人は「独裁者」と呼んで忌み嫌い、また、ある人は「虐げられた弱い立場の人を救った英雄」と持ち上げているが、ブラジルでの後者の代表がルーラ元大統領だ。ルーラ氏は26日、自身のフェイスブックに、自分の敷地の壁に塗装機 ...
続きを読む »サッカーブラジル全国選手権=2部落ち知らずの名門インテルに降格の危機
サッカーブラジル全国選手権は21日までに36節が終了し、パルメイラスが、22年ぶり9度目の優勝をほぼ確実にしている。だが順位表の下、1部残留争いも熱気を帯びている。 不名誉な残留争いの主役を演じているのは、南部の強豪、インテルナシオナルだ。(以下「インテル」)主なOBにはドゥンガ、ファルカンなどがいる。 今年上半期のリオ・ ...
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ジョアン・ドリア次期サンパウロ市長による新市政の人事が進んでいるが、現地紙の情報によると、教育局長にはアレッシャンドレ・シュナイデル氏の就任が決定的とのことだ。シュナイデル氏は2006~12年のカサビ政権下で同職をずっとつとめていた人物だ。また、文化局長にはサンパウロ映像美術館(MIS)の館長をつとめ、映画監督でもあるアンドレ ...
続きを読む »W杯南米予選=セレソンが快進撃で5連勝=チッチ監督の成功の秘訣は?
チッチ新監督のもと、セレソンがW杯南米予選で破竹の5連勝を記録中。11節終了時点で勝ち点27点で首位と、好調を続けている。 それにしても、チッチ氏にバトンタッチされる前と後のセレソンは、全く別のチームのようになっている。チッチ氏が9月に采配を引き受けるまでは、W杯進出圏外の6位と苦しんでいたが、その後の5試合は全て勝利したの ...
続きを読む »セレソンに声のかからぬ好選手たち=今季のリーグ戦では活躍も
サッカーのW杯南米予選では今年最後の試合となる2戦が、10日と15日に行われる。現在4連勝中と好調のセレソンだが、チッチ新監督の就任後も召集を受けていない選手の中にも、声がかからないことを惜しまれるほどの活躍をしている選手が多いので、その一部をここで紹介しよう。 ブラジルのファンの中で、その不在がもっとも惜しまれているのはル ...
続きを読む »東西南北
今日8日に、アメリカの大統領選が行われる。国外のことではあるが、1日にサンパウロ市のパウリスタ大通りで、ドナルド・トランプ氏を支持するか否かで口論ならびに乱闘が起こったように、ブラジル内でも気にしている人は多いはずだ。労働者党政権が崩れ、テメル政権になったからと言って、アメリカ内の民主党と共和党の対決とブラジルの事情とは同一で ...
続きを読む »ブラジルサッカー=女子代表の監督に初めて女性が就任=「要求の高さに覚悟はできている」と語る
3日朝にリオのCBF本部でエミリー・リマ氏のサッカー女子ブラジル代表監督就任会見が行われた。 ブラジル初の女性代表監督となる同氏は、会見の中で、「私は30歳のマルタも31歳のクリスチアーニも次の五輪に出るチャンスがあると思っている。38歳のフォルミーガもそうだ。代表メンバーの世代交代は確かに行わなくてはいけないが、慎重かつ冷 ...
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