新型コロナウイルスの感染爆発(パンデミック)により、2020年の基礎的財政収支が7千億レアル赤字になると、9日付エスタード紙が報じている。この金額は、国内総生産(GDP)のおよそ10%に相当する額であり、国民一人あたり3300レアルを負担している計算になる。これをボウサ・ファミリア支給額に換算すると21年間分にあたる。
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サッカーサンパウロ州選手権=パルメイラス12年ぶり優勝=PKでコリンチャンス下す
8日、サッカーのサンパウロ州選手権の決勝が行われ、パルメイラスがPK戦の末にコリンチャンスを下し、8年ぶりの優勝を飾った。9日付現地紙が報じている。 5日にコリンチャンスの本拠地イタケロン・スタジアムで行われた第1戦は0―0で引き分け。2戦目は舞台をパルメイラスの本拠地アリアンツ・パルケに移して行われた。 この試合も前半は ...
続きを読む »≪サンパウロ州≫コロナ患者の入院減、死者増=知事は大統領を痛烈批判
10日のサンパウロ州政府発表によると、コロナウイルスによる入院患者数は先週より減ったが死者の数は増えた。10日付現地サイトが報じている。
続きを読む »≪ラ米≫メ・リブレがヴァーレ抜く=時価総額が1位に
ブラデスコBBIが7月末に行った企業評価によると、アルゼンチンの電子商取引サイトを運営するメルカード・リブレ社(http://www.mercadolibre.com)が、ブラジルの鉱山会社ヴァーレ社を上回り、ラテンアメリカで最も価値のある企業となったと、経済情報を取り扱う各伯字メディアが報じている。「メルカリ」とはまったく別 ...
続きを読む »東西南北
外出自粛規制緩和後も、なかなか商業に活気が戻ってこない今日このごろ。その一方で、コロナ禍であるがゆえに生まれたビジネスもある。アゴラ紙によると、携帯アプリによる食事などの配達員を対象とした自転車のタイヤ交換、修繕を路上で行う新しいタイプのビジネスがサンパウロ市では繁盛しているという。通常の自転車屋が30レアルで行うところを5~ ...
続きを読む »ADESC青葉祭り再開=事前注文と当日販売両方=第1、3土曜、感染対策も
「コロナ問題で、青葉祭りは3月から中止していましたが、4カ月半ぶりに再開しました。まだ不安はありますが、久しぶりに再開を喜ぶお客様の顔をみると、すごく嬉しい気持ちになりました」―宮城県人会で行われる青葉祭りの広報のために来社したブラジル農協婦人部連合会(ADESC)の栖原マリーナさんはそう語る。青葉祭りは、ブラジル宮城県人会(上 ...
続きを読む »正しい情報を母語で届ける=在日外国人向け多言語ch
日本に住んでいる外国人に、母国語で日本の出来事を動画で伝えるチャンネル「Living in japan TV」が、4月からチームDI(Team D.I.)の運営でユーチューブやポッドキャスト上で公開されている。 動画では日本で生活する上で必要な情報を、ポルトガル語、中国語、英語、スペイン語、フランス語、アラビア語、ミャンマー ...
続きを読む »≪記者コラム≫抗体所持率20%で集団免疫説も=それならコロナ自粛生活、半分以上過ぎたかも
ブラジルは先週末にコロナ死者10万人という悲しい記録を作ってしまった。今週末のブラジルメディアは、この節目を報道するものが目立った。 中でもサンパウロ市は先週、コロナ死者1万人。ドイツ、チリ、アルゼンチンなどの国々よりも一市の方が上回るという不名誉で残酷な現実だ。 振りかえってみれば、4月16日にマンデッタ保健大臣が解任さ ...
続きを読む »≪ブラジル≫コロナ死者10万人、感染者300万人=大統領「人生は続く」=問題視せず、州や市を攻撃
ブラジルでの新型コロナウイルス死者数が7日に10万人、感染者が8日に300万人越えが確実となった6日、ボルソナロ大統領は「死者が10万人に達しても人生は続く」とあっさりと言い切り、むしろ失業者が増えたことを州知事らのせいにして物議を醸した。7日付現地紙が報じている。 これは大統領が毎週木曜晩に行っている恒例のネット生放送で出 ...
続きを読む »≪ブラジル≫ゲデス経済相が質問に逆切れ=「米国こそ森林破壊、先住民虐殺」=アマゾンは主権の範囲内と反論
ブラジルのパウロ・ゲデス経済相は6日、米国ワシントンにあるシンクタンク「アスペン研究所」主催の「アスペン・セキュリティ・フォーラム2020(Aspen Security Forum 2020)」にオンラインで出席した。ボルソナロ政権の環境政策について質問された際、同相は「ブラジル国土内における主権を理解して欲しい。あなた方アメ ...
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