「得た物は知識以外にも多かった。人脈も広がった」―2018年度に研修生として訪日し、信州大学経法学部経済・社会政策科学研究科で修士課程を取得した佐藤レアンドロ繁さん(しげる、パラナ州出身、28歳、四世)は2年間の日本生活で得た物を振り返えって「かけがえのない経験となった」と断言した。 ブラジルの法律に興味ある人や企業と知り合 ...
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《ブラジル》歳出上限の抜け道探る政府=コロナ対策費にかこつけて=連邦議会も予算確保に躍起
「大きな政府」を標榜した労働者党(PT)政権中には政府支出が際限なく膨らみ、ついには「ペダラーダ」と呼ばれる会計粉飾まで導入されたため、ジウマ大統領は会計責任を問われて罷免され、昇格して大統領になったテメル氏はそれを防ぐために「歳出上限法」を成立させた。それがコロナ禍の現在、景気回復策を組む上での足かせとなっていることから、連 ...
続きを読む »《リオ州知事》最高裁が罷免審議差止め=委員会の再編成を命令
最高裁のジアス・トフォリ長官は27日、ウィルソン・ヴィッツェル・リオ州知事(キリスト教社会党・PSC)の州議会での罷免審議をいったん差し止め、同問題に関しての新たな委員会を組むよう命令を下した。28日付伯字紙が報じている。
続きを読む »《ブラジル》人気司会者がコロナで急死=注目急上昇のロドリゲス氏
スポーツ・キャスターとして人気上昇中だったロドリゴ・ロドリゲス氏が28日、コロナウイルスにより亡くなった。45歳だった。28日付伯字サイトが報じている。
続きを読む »《ブラジル》パラナ州がロシア大使と会談=ワクチン技術提携を交渉
パラナ州政府は、新型コロナウイルスのワクチン製造のための技術提携を結ぶ書類をロシア大使館へ提出した。8月1日には、セルゲイ・アコポフ在伯ロシア大使とラチーニョ・ジュニア州知事(PSD)が会談を行う予定だと各伯字紙が報じている。
続きを読む »東西南北
28日に行われる予定だったサンパウロ市地下鉄のストは、深夜1時に交渉がまとまったため流れた。だが、決定時間が遅かったため、早番の職員に連絡がつかずに営業開始が遅れ、早朝から午前9時ごろまで混乱した。特に1号線、2号線、3号線、15号モノレール線の駅がどこも行列でごった返すという、新型コロナウイルス対策上もっとも避けなければなら ...
続きを読む »特別寄稿=文豪の闘病から生まれた傑作=正面から病と向き合う生き方=サンパウロ市ヴィラカロン区在住 毛利律子
コロナ禍で、互いの「繫がり」を切らないように助け合う知恵を交換するネットワークが急速に普及し、大きな助け合いとなっている。 しかし、少し時代を遡れば、病気や災害による相互扶助の手段は、限定的、限域的なことであった。「近代医療・医薬」が堰を切ったように始められたのは1950年代からだと言われている。 日本の国民病とも言われた ...
続きを読む »高知=注文殺到で県人会ビックリ!=販売総数はなんと約600食=先陣切ってイベントに挑戦
「まさかこんなに事前注文がくるとは予想していませんでした。この災禍の中、協力していただいた方には本当に感謝しかありません」――高知県人会の片山アルナルド会長(二世、75歳)は顔をほころばせた。外出自粛令が発令されてから4カ月が経った今も、県人会の大半はイベント活動を自粛している。その中、高知県人会は先陣を切って7月25日「ドラ ...
続きを読む »《ブラジル》大統領支持者ツイッター、FBも凍結=最高裁命令、言論統制と批判も=国際刑事裁判所で大統領告発
ボルソナロ大統領は25日、新型コロナウイルスのPCRテストでようやく陰性反応を示したが、その前後に、最高裁判事の命令で、大統領派の有力支持者たちのツイッターとフェイスブックのアカウントが大量に凍結される騒動があり、大統領本人もにコロナ拡散の責任を問われて国際刑事裁判所に告発状を出される事態が起きた。25~26日付現地紙が報じて ...
続きを読む »《ブラジル》高まる中国への輸出依存度=コロナ不況で更に傾向強化=鉱業・農業に偏る輸出品目
中国への挑発的な発言が多いボルソナロ政権だが、ブラジル経済は中国への輸出依存度をさらに高めており、輸出業関係者を不安がらせていると、27日付エスタード紙が報じている。
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