日伯援護協会(与儀上原昭雄会長)傘下の日伯友好病院(天内ワルテル院長)は、コロナウイルスにより仕事を失い生活に困窮する近隣住民に対し、福祉課が主導してセスタ・バジカ(基礎食糧セット)と各種洗剤や石鹸、歯磨き粉などの衛生を保つ日用品の詰め合わせ850世帯分を配布した。コロナ治療の現状も合わせて取材した。 受け渡しには、天内ワル ...
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自粛中にブラジル初床屋
サンパウロ州政府が外出自粛を発令し、早くも3カ月が経とうとしている20日土曜。オーリャ子はこの間に伸びた前髪や襟足にイライラしていた。元々短髪で、自粛令以前は月に一回こまめに散髪をしていた。 コロナ感染が怖かったが、我慢も限界になり自宅近くのブラジル人が経営する散髪屋に初挑戦。ポルトガル語ができないオーリャ子は、希望の髪型の ...
続きを読む »コロナよりアマゾン伐採問題=国際投資家が懸念を表明=8カ国のブラジル大使館に書状送付
ブラジルに20兆レアルに及ぶ投資を行ってきた国際投資家達が、森林伐採拡大を懸念し、投資差し止めなどを示唆する書状を8カ国にあるブラジル大使館に送付したと23日付ブラジル国内サイトが報じた。 ボルソナロ大統領は当選直後から、食糧確保のための森林開発や先住民保護区や環境保護区での鉱物採掘を容認する発言を繰り返し行ってきた。現政権 ...
続きを読む »《ブラジル》IMFがGDP9・1%減と予測=120年間で最悪の落ち込み
国際金融基金(IMF)が24日、今年のブラジルの国内総生産(GDP)は9・1%のマイナス成長となるとの予測を発表したと同日付ブラジル国内サイトが報じた。
続きを読む »《サンパウロ州》学校の再開は9月8日から=最初は35%の授業参加で
新型コロナウイルスで休校になっていた学校再開をめぐり、サンパウロ州は9月8日から段階的に再開との計画を、24日に発表した。24日付伯字サイトなどが報じている。 サンパウロ州政府が発表したところによると、授業再開は9月8日から。その頃までには州内のどの地域も、外出規制緩和の「黄色段階(レベル3)」になってから最低でも28日以上 ...
続きを読む »東西南北
ルイス・エドゥアルド・ラモス大統領府秘書室長官は25日、新型コロナウイルス対策の緊急援助金の支給延長に関する提案を自分のSNSで流したが、数分後に削除を余儀なくされた。同長官が伝えようとしたのは、昨日付の本紙でも報じた「7月に500、8月に400、9月に300の合計1200レアルを支払う」という案だったが、「まだ決定事項ではな ...
続きを読む »《ブラジル》売れ残りの食べ物の寄付認める=貧困者やホームレス援助の意味で
ボルソナロ大統領が24日未明、バールやレストランなどが客に供するために用意したが、売れ残った食べ物を寄付するというプロジェクトを承認し、同日付連邦官報に掲載した。 寄付の対象となる食べ物は、賞味期限内でまだ傷んでいない事、包装などの衛生基準を満たしている事などが条件で、傷んだ物を故意に与えた事が明らかになった場合には懲罰の対 ...
続きを読む »《ブラジル》スラム街で立証された隔離の効果=住民の協力で平均以下の死亡率
新型コロナウイルスの感染拡大を抑制するために、社会的距離を保ち、感染の輪を断ち切る目的で推奨される社会隔離。その有効性を、立証しているファヴェーラ(スラム街)がある。 スラム街は貧しい人達が密集して住み、医療の手も届き難いなど、コロナウイルスの感染拡大が起き易く、死亡率も高い地域の一つだ。事実、サンパウロ市の場合、スラム街が ...
続きを読む »特別寄稿=友人の国パラグァイの特質=コロナ対策優等生になったワケ=アスンシオン在住 坂本邦雄
一見国は貧しいが、住民は至って温情で、「おもてなし」好きなのがパラグァイ人である。 そして人種偏見もなく、皆が融和で住み易い結構な国である。 突然の来客でも、一羽しかない鶏を潰してご馳走し、自分の分を提供してまでも接待を惜しまない。 もう大昔の話だが、ラ・コルメナ移住地の建設当初、旧拓務省の田口菅次郎事務官は、パラグァイ ...
続きを読む »ブラジルで一気見する、日本の特撮の元祖
コロナ禍における外出自粛のあいだの過ごし方として「動画配信サービスでの映画やドラマのビンジ・ウォッチング(一気見)」というのが世界的な現象として見られた。 外に出ても映画館もコンサート会場も、スポーツ・スタジアムも開いていない。そんなときにできることと言えば、家にこもって何かをすることだが、こういうときにやりやすいのが「これ ...
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