中央銀行の通貨政策委員会(Copom)が17日の会合で、経済基本金利(Selic)を2%から2・75%に引き上げた。引き上げは事前に予想されていたが、引き上げ幅は市場の予想を上回り、関係者を驚かせたと17、18日付現地紙、サイトが報じた。
続きを読む »コロナ 関連記事
《ブラジル》ルーラがバイデン大統領にワクチンG20提案=貧しい国への分配呼びかけ
ルーラ元大統領は17日、米国のジョー・バイデン大統領に対して世界首脳会議のひとつG20を開催し、コロナワクチンの分配計画を立てることをテレビのインタビューを通じて提案して題を呼び、さっそく存在感を示している。17、18日付現地紙、サイトが報じた。 ルーラ発言が飛び出したのは、米国の報道局CNNが行ったインタビューの席でのこと ...
続きを読む »《サンパウロ市》26日から4月4日まで連休に=感染抑制のため特別に前倒し
サンパウロ市のブルーノ・コーヴァス市長が18日、新型コロナの感染拡大抑制のため、今年と来年の市の休日を使い、3月26日から4月4日を大型連休とする方針を明らかにしたと同日付現地サイトが報じた。 サンパウロ市も集中治療室(UTI)の占有率が上昇中で、18日には空き待ちで亡くなった人が出ていた事も報告された。犠牲者は22歳の青年 ...
続きを読む »《ブラジル》世論調査=商業規制に7割が賛成=経済活動継続主張は3割
ダッタフォーリャの最新調査により、国民の7割以上がコロナ禍による商業活動の規制を妥当だと考えていることがわかった。18日付現地サイトが報じている。
続きを読む »東西南北
連日、死者数や集中治療室の占有率が記録を更新し続けるサンパウロ州。だが、このような状況になっても、規則を守らない人達のニュースは絶え間なく飛び込んでくる。例えば、サンパウロ市セントロのドン・ペドロ2世公園付近では、毎晩のように夜間市場が開かれている。しかも、販売員や顧客はマスクもせず、人混みを作り、社会的な距離も守られていない ...
続きを読む »JICA=日系団体に助成金を交付=施設新築改修は最大3億円=コロナ禍の打撃に補助金
JICAブラジル事務局(江口雅之所長)は、ブラジルの日系団体に対しての補助「移住者の団体に対する助成金交付事業」を行うことを1月に発表した。この事業は、コロナ禍の影響で経済的打撃を受けている日系団体に対して補助金を支払い支援するもの。 助成金の交付の原則は、移住者により構成された法人格の公益団体、そして団体の運営或いは事業の ...
続きを読む »特別寄稿=心に響く校長のメッセージ=「若き健児よ。日本復興の先兵となれ」=サンパウロ市ヴィラカロン在住 毛利律子
3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震に因る大津波で、当日予定されていた卒業式が中止になった立教新座高校の渡辺憲司校長(当時)は、高校のホームページ(https://niiza.rikkyo.ac.jp/news/2011/03/20110311.html)にメッセージを記し、卒業生に向けて贈った。 報道によると、そのメッ ...
続きを読む »《記者コラム》ルーラ復活でボルソナロに暗雲
8日に最高裁のエジソン・ファキン判事が下した判断は、今後のブラジルの流れを大きく変えかねないものになりそうだ。ルーラ元大統領のラヴァ・ジャットでの裁判結果無効。これでほぼ絶望視されていた来年の大統領選への出馬資格が蘇ってしまったのだ。
続きを読む »《ブラジル》感染爆発で死者2842人!=1日では世界最多、医療崩壊へ=3位イタリアより多いサンパウロ州=対策なき政権に高まる不満
コロナ禍による1日の死者が3千人に近づく勢いとなり、国民の世論調査でも50%以上が連邦政府のコロナ対策に不満と答えるデータが出ている中、ボルソナロ政権からは真摯に取り組む姿勢が見えない様子が報じられている。17日付現地紙、サイトが報じている。 16日、ブラジルでのコロナウイルスによる死者は2842人(保健省統計では2841人 ...
続きを読む »《ブラジル》AMBがコロナ禍の監視開始=新保健相も社会隔離擁護=サンパウロ州72~74歳接種19日から
新型コロナの感染再燃で感染者、死者ともに増加傾向が続く中、ブラジル医師協会(AMB)が15日、新型コロナ感染症に関する動向監視のための特別委員会を設置した。同委員会は医療現場や国民への指導なども行うと15日付アジェンシア・ブラジルが報じた。
続きを読む »