企業家らの強い圧力を受け、コロナ禍における雇用維持策として昨年採用された、時短・減給プログラムを再実施する可能性が浮上してきた。ここにきて、経財省は緊急支援金の復活の可能性も示唆し始めている。28日付現地紙などが報じている。
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《ブラジル》コロナ禍=家庭の損失は51億レ?=死が奪った賃金や年金で=サンパウロ州とリオ州だけで22億レ
ブラジルでの新型コロナウイルスへの感染者は28日現在で899万6876人(直近7日間の1日あたりの平均は5万1232人)、死者も22万2161人(平均1333人/日)に増えたが、コロナ感染症による死がもたらした各家庭への経済的な損失は51億レアルに上ると25日付現地紙、サイトが報じた。 この数字は、ジェツリオ・ヴァルガス財団 ...
続きを読む »《ワクチン接種》リオなど一般高齢者にも開始に=サンパウロ州政府「コロナバック輸出するかも」
コロナワクチンの予防接種に関して、リオ市が2月1日から一般の高齢者への接種をはじめる方針を決めた。対してサンパウロ州は、「連邦政府が早急に追加買上を明言しない場合は、コロナバックを輸出に向ける」などの強硬な姿勢を突きつけている。28日付現地紙が報じている。
続きを読む »《ブラジル》ショッピングセンター売り上げが前年比で約33%減少=5年間の増加傾向がコロナで一転
2020年のショッピングセンターの売り上げは前年比で33・2%落ちたと、28日付現地サイトが報じている。 28日にブラジル・ショッピングセンター協会(Abrasce)が明らかにしたところによると、2020年のショッピングセンターの売り上げは1288億レアルで、1928億レアルだった2019年より33・2%減少した。 その前 ...
続きを読む »東西南北
昨日付本面でも報じた、18億レアルに上る連邦政府の食費支出問題で、国民からの不満の声が高まっている。ネット上では特に、約1500万レアル費やしたコンデンスミルク、200万レアル費やしたガムに批判が集まり、有名メーカーの商品デザインにボルソナロ大統領をあしらった風刺画像が大量に出回った他、「これだけの量をどうやったら食べられる? ...
続きを読む »JH=パッケージから見える日本文化=デザインに加え奥深い機能性=オンライン講演会も
サンパウロ市のジャパン・ハウス(JH、エリック・アレシャンドレ・クルッグ館長)が19日から『パッケージング:日本の現代デザイン展』を開催中だ。同展キュレーターのナターシャ・バルザーギ・ジーネン企画担当局長は、ニッパキ紙の取材に対し「同展を通して日本の持ついくつかの文化的側面を発見することができると思います」とそこに込められた文 ...
続きを読む »《ブラジル》大統領がワクチン接種擁護「そのうち接種数1位の国に」方向転換の背後に支持率の急落=民間企業のワクチン購買も奨励
ボルソナロ大統領は26日、これまで消極的だったコロナワクチンに関して、一転して好意的に支持する発言を行った。その背景には支持率の急落があると見られている。大統領はまた、大企業がオックスフォード・ワクチンを購買することを支持するとも語っている。26、27日付現地紙、サイトが報じている。
続きを読む »《ブラジル》マナウス型変異種サンパウロでも=国のコロナ対策の不備表面化=保健相や大統領の責任は?
【既報関連】アマゾナス州マナウス市で確認された感染力が強い変異種「P.1」(以下P1)への感染者がサンパウロ州でも確認され、国としてのコロナ対策の不備が表面化と26、27日付現地紙、サイトが報じた。マナウス市では窮状の中で予防接種計画違反例が確認され、予防接種やワクチン配布が停止されるなどの問題も起きている。 サンパウロ州で ...
続きを読む »《ブラジル》年金受給者の生存証明免除=コロナ禍で2月末まで延長
国立社会保障院(INSS)から年金や恩給を受け取っている人への生存証明免除期間が2月一杯まで延長された。 コロナ禍のため、20年3月以降、生存証明を行えずにいる人達が安堵に胸をなでおろすであろうこの情報は、20日付連邦官報に掲載された。 生存証明提出義務の免除措置の延長は、国内外に住む年金や恩給の受給者が対象となる。年金や ...
続きを読む »ポルトガルがブラジル便を停止=29日から2月14日まで
ポルトガルがブラジルなどとの間の航空便の運航を1月29日から禁止することを発表した。27日付現地サイトが報じている。 ポルトガル内務省が27日に発表したところによると、この決定は感染力の強い変異型ウイルスにより、コロナ禍が世界的に悪化したのを受けてのものだという。 渡航禁止期間は1月29日から2月14日に及ぶ。双方の国への ...
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