第46回県連ふるさと巡り一行119人は9月29日から10月5日にかけて、北西パラナのウムアラマ、グアイーラ、カスカベルの日系団体と交流し、最後にジュレマ温泉を訪れた。南麻州との州境、パラグアイとの国境に面したパラナ州北部から西部は、サンパウロ市からバスで10時間から16時間もかかる遠隔地だが、南米産業開発青年隊の訓練所がかつて ...
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道のない道=村上尚子=(25)
ブラジルに景気が出てくると『クルゼイロ』、パラグアイなら『グアラニー』というお金を、商人たちは欲しがる。この町からブラジルへ、移民たちは脱出することになる。彼らは、所帯道具を担いで逃げて行く。 するとパラグアイの兵隊は、見ぬふりをしてブラジル側の兵隊へ通報しておく。その家族が汽車に乗って、ブラジルの領土に入ったとたん、密入国 ...
続きを読む »■今週末の催し
15日(土曜日) 青葉祭り、午前7時、宮城県人会(Rua Fagundes, 152, Liberdade) ◎ 少年少女将棋大会、午前8時、将棋連盟(Rua Galvao Bueno, 17, 3o. andar) ◎ 抒情歌を楽しむ会と田中公道さんのオペラ公演、午後1時、熟連(Rua Dr. Si ...
続きを読む »大耳小耳
先日の日曜日、リベルダーデ広場のフェイラ内で中国の伝統音楽のようなものが聞こえ、黄色いTシャツを着た中国の宗教「法輪功」が列になって現れた。宣伝を兼ね、自国で信者が受ける迫害への抗議活動らしい。弾幕を掲げビラを配りつつ練り歩く光景は人目を引く。不思議そうに見る周囲の人々は、差し出されたビラを素直に受け取りじっくりと眺めていた。 ...
続きを読む »コチア合同祝賀会、16日=古希以上83人が該当
コチア青年連絡協議会(前田進会長)が主催する古希、喜寿、傘寿の合同祝賀会が16日午前10時から、サンパウロ市の宮城県人会館(Rua Fagundes, 152, Liberdade)で開催される。会費は80レアル。 コチア青年が初めて還暦に達した年から行われている祝賀会。今年の該当者は古希(70歳)が6人、喜寿(77歳)28 ...
続きを読む »道のない道=村上尚子=(6)
あの愕きと恐ろしさは忘れられない。犬と全く違うのはいいとして、あんなものが私の体の中に入るはずがない。恐怖と緊張に目をつぶった。その時である。深刻な茂夫の声がした。 「おかしいなあ……ここだと思うけんど……」 その声で、やはり彼もそちらの知識は無いらしいことが分かった。そうとうな時間が経って無事、初夜は終わった。 その日を ...
続きを読む »貧しきに育ちし少女の金メダル荒みし国に五輪の光=第68回全伯短歌大会結果発表=45人参加し歌作り楽しむ
第68回全伯短歌大会(椰子樹、ニッケイ新聞共催)が4日、文協ビル内のエスペランサ婦人会サロンで開催され、例年並みの45人が参加し、一年振りの歌友との再会を楽しみつつ歌作りに励んだ。 互選得票 【三一票】 さりげなく席譲り去る若者に託してみたしこの国の未来(さき)<鎌谷昭> 【二六票】 病む我に混血の孫日本語で「ガン ...
続きを読む »大分のリオ五輪応援団を歓待=柔道 梅木選手親族ら11人が来伯
【イタグァイー発】リオ五輪に出場する柔道女子78キロ級の梅木真美選手(21、大分)を応援するため、故郷の九重町から親族や坂本和昭町長ら、11人の応援団が現地に駆けつけた。13日深夜の帰国便を前に、リオ州リオ市郊外のイタグァイーで歓迎会が行なわれた。 発案は梅木選手の遠戚に当たる永松通一さん(75、大分)。同じく九重町生まれで ...
続きを読む »コチア青年=農業や環境保護で覚書調印=オイスカ・インターナショナルと
コチア青年連絡協議会(前田進会長)とオイスカ・インターナショナル(中野良子総裁)は8月9日に、オイスカ本部(東京都)で「覚書」に調印した。農業や環境保護分野において《無理が生じない範囲で相互に協力し合うことを確認し、どちらかに不都合が生じない限り署名日から10年間有効》とある。 ブラジル側の立会人にはブラジル日本文化福祉協会の ...
続きを読む »大耳小耳
神戸の日伯協会機関紙『ブラジル』972号が7月に刊行された。9月のパラグアイ日本人移住80周年出席をひかえて、眞子内親王殿下が7月15日に移住ミュージアムを2時間余りご視察されたとか。11月19日には同協会創立90周年記念式典を予定。興味深いのは9月24日午後2時半からの90周年記念事業「移民船出港体験乗船会」だ。募集人員60 ...
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