12月11日(土) 音楽に秀でている人物として仲間の間で広く知られているブラジリア在住の荒木滋高さん(72、三重県)が、来年に迫ったコチア青年移住五十周年のために「コチア青年・鶴亀音頭」を作詞・作曲した。自他ともに認めるオリジナル音頭だ。本人は詩や音楽を特別に学んだことはない、と謙遜するので、持って生まれた天分かも知れない。ブ ...
続きを読む »コチア青年 関連記事
好評メロン祭り=コチア農校で参加者ら=研修の実態にもふれる
12月8日(水) 去る五日、コチア農業学校で行われた「第三回メロン祭り」は、晴天にも恵まれて多くの参加者で賑わった。南米大陸の最東端に近いリオ・グランデ・ド・ノルテ州から来たという伊藤範夫さん(愛知県出身)は「ナタールには日本人が少ないが、ブラジル人の友達が沢山いるので、メロンを通して日本を味わってもらうつもりだ」と両手いっぱ ...
続きを読む »「拓魂の碑」建立へ=首都、上野さん個人で
12月7日(火) 【ブラジリア支局】当地在住の上野秀さん(73)は、「拓魂の碑」の建立を思い立ち、去る九月二十四日、日本から親類、ブラジリアの知名人、友人らを招いて,定礎式を行った。 上野さんは五六年、コチア青年第一次六回生として、オランダ汽船ルイス号で渡伯。レジストロでの五年間の農業経験の後、六〇年十月、ブラジリアのリアシ ...
続きを読む »コチア青年仲間訪問=50周年祭盛り上げる企画=首都で〝健在ぶり〝確認=感動の再会、50人
12月3日(金) 「おお、お前、元気だったか!」が合い言葉となった一つの会合が、去る十一月二十七日、ブラジリア連邦区のバルジェン・ボニータ(VARGEM BONITA)日本文化協会会館で行われた。サンパウロからの十六名と、連邦区の三十余名のコチア青年たちが感動の再会を果たした。 コチア青年は一九五五年九月十五日、サントスに到 ...
続きを読む »『コチア青年の森』第一歩の植林=26種類250本=サンパウロ州森林院が提供=国士舘スポーツセンターへ=〝日本晴れ〝の下、孫たちも参加
11月26日(金) 〃日本晴れ〃の恵みはこの日のため、というような二十三日、「コチア青年の森」の第一次植林が、サンロッケ市にある国士舘スポーツセンターの森で行われた。還暦や古希を迎えた往年の青年たち三十数名が、孫たちと一緒に植林に汗を流した。 植林が始まった午前十時頃には、雲ひとつない快晴となり、近郊だけでなく、百キロ以上も ...
続きを読む »盛和塾ブラジル=カジャマンガの樹の下で=バナナ王 山田農場を視察(5)=心高め限界に挑戦したい
11月26日(金) 十四日午前十時半、塾生四十人はカジャマンガの果樹園の中で車座になった。 「山田さんの四十年の集大成がこのカジャマンガに込められている。目を閉じて、その英気を全身で受け止め、自分の会社へ持ち帰りましょう」と板垣勝秀代表世話人は視察最終日、この場所を選んだ理由をそう語り、三分間の沈黙を呼びかけた。 ――風が渡 ...
続きを読む »広島日伯協会会長=筒井氏にR・ブランコ賞=青少年育成に尽力
11月20日(土) 広島日伯協会会長の筒井數三氏(シンコー取締役社長)がブラジル政府のリオ・ブランコ章を受章、伝達式が今月八日、広島市内のホテルで開かれた。ブラジルからの青少年の受け入れや広島文化センターの建築に尽力。その功績が評価された。式には藤田雄山知事、イヴァン・カンナブラーヴァ駐日大使、秋葉忠利市長など計五百人が出席、 ...
続きを読む »盛和塾ブラジル=カジャマンガの樹の下で=バナナ王 山田農場を視察(2)=転機をつかむ感性が大事
11月19日(金) 運命の分かれ道は、タイヤのパンクだった――。山田勇次さんはレジストロに代わる地を探して、半年近く全伯を歩き回った。最終的に、バイーア州テイシェイラ・デ・フレイタスにほぼ決まっていた。 「一週間だけ契約を待って」と言い残し、なぜか心に引っかかっていたジャナウーバ市を見に来た。当時、この町の農家の大半は綿作で ...
続きを読む »ネットメロン順調生育中=コチア農校、12月5日「祭り」
11月12日(金) サンパウロ市よりヅットラ街道沿いに約八十キロ、ジャカレイ市のコチア農業学校で、南米諸国からの研修生たちが育てているネット・メロンが順調に果実を太らせており、予定どおり、十二月五日(日)「第三回メロン祭り」が同校で開催される。去る七日、小旅行(本紙五日の「樹海」参照)の参加者たちが学校で生育状況を確認した。友 ...
続きを読む »ブラジル日系文学会会長=武本さん二世が就任
11月6日(土) ブラジル日系文学会会長に来年から武本阜夫さんが就任する。任期は二年。来年三月の総会で正式に決定する。 武本新会長は二世。これまで一世・日本語が主体だった体制を「徐々にブラジル語に変えていく」という。今年、新たにポ語のハイカイ部門を設けた。今後は小説部門も設ける予定。 会員は現在約二百五十人。最盛期の半分だ ...
続きを読む »