パラナ州の連邦地方裁判所は8日、ペトロブラスと同社の元理事で現在はラヴァ・ジャット作戦に関与したとして逮捕されているパウロ・ロベルト・コスタ容疑者に対し、ペルナンブッコ州のアブレウ・エ・リマ製油所の契約に関する銀行口座の公開を求めた。このときの契約でラヴァ・ジャットの主犯、アルベルト・ユセフ容疑者の企業に賄賂が行き渡った疑いが ...
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CPI=PBと地下鉄2つの合同委設置へ=レナン上院議長が決断=PTとPSDB痛み分け=与党側は上院のみを望むも
レナン・カリェイロス上院議長は7日、ペトロブラス問題と共に、サンパウロ市と連邦直轄区での地下鉄カルテル問題に関しても上下両院合同の議会調査委員会(CPI)設置を命じた。前者はジウマ大統領、後者は大統領選での有力対立候補のアエシオ・ネーヴェス氏を擁する民主社会党(PSDB)の泣き所となりうる問題だが、共に両院合同のCPI設置とな ...
続きを読む »CPI問題=「PB社のみ」の暫定命令=連邦政府の目論み狂う=最高裁ローザ判事が判断=与党は引き伸ばし狙うか
ニッケイ新聞 2014年4月25日 ペトロブラス問題のみに焦点を絞るか否かが注目されている、上院の議会調査委員会(CPI)に関して23日、最高裁のローザ・ウェバー判事がペトロブラス問題のみに絞るよう決定を下した。この最高裁判断は連邦政府の思惑と反する結果となった。24日付伯字紙が報じている。 ペトロブラスによる米国のパサデナ ...
続きを読む »ペトロブラス問題=セルヴェロー氏が下院で答弁=パサデナ買収の経緯を話す=条項削除疑惑の真相は?=グラッサ氏の発言に対抗も
ニッケイ新聞 2014年4月18日 【既報関連】ペトロブラスのパサデナ製油所買収問題について、15日の上院でのグラッサ・フォステル総裁の答弁に続き、16日には下院で、同製油所の買収契約を直接担当していた当時の国際渉外担当理事のネストル・セルヴェロー氏の答弁が行われ、疑惑の書類などのことについて語られた。17日付伯字紙が報じて ...
続きを読む »ペトロブラス問題=グラッサ総裁が上院で答弁=「パサデナは間違いだった」=CPI阻止すべくジウマ擁護=自身就任後の改善主張も
ニッケイ新聞 2014年4月17日 ペトロブラスのグラッサ・フォステル総裁は15日、上院の公聴会で上議たちの質問に応じた。同総裁の出席は同公社にかかった疑惑に対する議会調査委員会(CPI)の発足を避けることが目的で、過剰な買収額で疑惑を持たれている米国のパサデナ製油所の問題に関して、「良い取引ではなかった」などの発言を行なった ...
続きを読む »PB問題=CPIが包括案で上院通過=野党の泣き所も調査対象=数の原理で与党がゴリ押し=ヴァルガス下議は窮地に
ニッケイ新聞 2014年4月11日 【既報関連】労働者党(PT)絡みの疑惑に関する議会調査委員会の設置をめぐり、与党と野党のかけひきが激しくなって来ている。10日付伯字紙が報じている。 9日午前、上院の憲法法務委員会(CCJ)は、ロメロ・ジュカー上議(民主運動党・PMDB)の提案による、ペトロブラス問題などを包括的に扱うCPI ...
続きを読む »ルーラ=PB社のCPI設置に反対=「PT批判の場にさせない」=野党側は最高裁に訴える=大統領選再出馬を否定
ニッケイ新聞 2014年4月10日 ルーラ前大統領は8日、労働者党(PT)寄りの政治ブログの記者たちを集め、ペトロブラス問題に関する議会調査委員会(CPI)設置は選挙前の野党側の苦肉の策で、発足は何としてでも阻止すべきとの考えを明らかにした。また、ジウマ政権の経済対策に対する考えも語った。9日付伯字紙が報じている。 政治ブログ記 ...
続きを読む »ペトロブラス元理事を逮捕=「ラヴァ・ジャット」作戦で=資料の隠蔽や改ざんの容疑=パサデナ製油所買収にも関与
ニッケイ新聞 2014年3月22日 【既報関連】連邦警察は20日、17日から開始した「ラヴァ・ジャット作戦」の一環で、元ペトロブラス供給部理事のパウロ・ロベルト・コスタ容疑者を逮捕した。同容疑者は、2006年に同社が米国のパサデナ製油所の株を買収した際に書類作成などに関与していたことも明らかとなっている。21日付伯字紙が報じてい ...
続きを読む »ブロコン=今度はネット法で対立=まだ続く身内の造反劇=連邦政府説得するも物別れ=ジウマはリオ知事に説得依頼
ニッケイ新聞 2014年3月19日 身内の造反劇はどこまで展開するのか――反PT(労働者党)勢力を結集して超党派与党グループ「ブロコン」を組織した民主運動党(PMDB、連立与党)の下院リーダー、エドゥアルド・クーニャ氏が17日、連邦政府の代表と会談し、議会での次の大きな焦点となるインターネット法案について話し合ったが物別れに終わ ...
続きを読む »ブロコンがまたも反乱=PB社CPI承認の翌日=今度は大臣に召喚命令=ジウマは閣僚問題終結へ
ニッケイ新聞 2014年3月14日 【既報関連】11日にペトロブラスに対する議会調査委員会(CPI)を発足させる原動力となった、民主運動党(PMDB)のエドゥアルド・クーニャ下議を中心とした連立与党の反乱分子が、12日の委員会で連邦政府の大臣をはじめとした要職者の召喚を求めた。13日付伯字紙が報じている。 知事選に伴う連邦政府の ...
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