今月10日から11日に掛けてアスンシォン市、ヴィリャ・アウレリア区の当局に依る民家立入検査で各種大口径の銃器及び弾薬の他に爆弾、爆発物や導火線等の付属品が大量に押収された事件について、12日(金)に召集の合同記者会見で、SENAD・国家麻薬取締局のルイス・ローハス長官はこの驚くべき事件は恰も「一大武器闇スーパーマーケット」の発 ...
続きを読む »CPI 関連記事
PSDB=党首アエシオも危うし=爆弾供述で汚職関与公表され=事実無根と真っ向否定も
連邦政府の元上院リーダー、デウシジオ・アマラル上議(労働者党・PT)は、報奨付供述の中で「(最大野党である)民主社会党(PSDB)のアエシオ・ネーヴェス党首の汚職に関する供述を行ったと16日付伯字各紙が報じた。 デウシジオ氏によるアエシオ氏に関する供述の中で一番深刻だとされているのは、アエシオ氏がミナス州知事時代、〃郵便局〃で ...
続きを読む »下院=ルーラ召喚でジウマに圧力=CARFのCPI結成へ=ゼロテスに2つの疑惑物件=大統領罷免に勢い求める野党
ルーラ前大統領(労働者党・PT)に関する疑惑噴出を受け、野党側が、下院が開設する税務監理審議会(CARF)の不正に関する議会調査委員会(CPI)への召喚などの方法で前大統領にプレッシャーをかけると共に、ジウマ大統領の罷免に向けた動きを再活性化させようとしていると、15日付エスタード紙が報じている。 昨年12月にはじまった下院で ...
続きを読む »PTがルーラ擁護策を展開=PSDB要人2人へCPI=バンコープ疑惑を牽制し=大別荘にさらに黒い噂も
サンパウロ州内の別荘二つにまつわる疑惑の渦中にあるルーラ前大統領(労働者党・PT)をめぐり、労働者党(PT)が同氏を擁護するために諸々の対策をめぐらす一方、さらなる疑惑が進行中と4日付伯字紙が報じている。 ルーラ氏に関する疑惑のひとつは、1月26日に行われたラヴァ・ジャット作戦(LJ)第22弾の対象のひとつで、サンパウロ州グア ...
続きを読む »クーニャ=議席剥奪審議振り出しに=再度の見直しを求められ=腹心の副議長またも策略
下院の倫理委員会が12月15日に決定したエドゥアルド・クーニャ下院議長(民主運動党・PMDB)の議席剥奪の審議継続に関し、クーニャ派が牛耳る下院議長団が2日、この決定を振り出しに戻すよう指示したと3日付伯字紙が報じている。 クーニャ議長は、ラヴァ・ジャット作戦で賄賂の受け取りに使われたと思われるスイスの秘密口座の存在が発覚した ...
続きを読む »大統領罷免とリオ五輪の行方を占う
先日、某テレビ局のニュース番組編集局長に、「インピーチメント(大統領罷免)の可能性はどのぐらいあるか?」と尋ねたところ、あっさり「難しいね」と答えてきた。理由を問うと、下院で受理された財政責任法を根拠にした罷免請求に対し、ジウマは年末に粉飾会計を清算するなどの対処をしており、罷免申請の審議が実際に開始される2月の時点では相当に ...
続きを読む »政界洗浄は新年本格化へ=2度目の年を越したLJ=影響は大統領罷免問題まで
闇の両替商達が洗車場付のガソリンスタンド網を使って不正な金の受け渡しを行っているとの疑惑と、資金洗浄をかけて命名された連警の「ラヴァ・ジャット作戦」(LJ)。2008年に最初の告発があったとされる同作戦は、連警がアルベルト・ユセフ被告らを逮捕した2014年3月17日の第1弾以降、22弾まで進み、2度目の年を越し、いよいよ新年に ...
続きを読む »クーニャ派=憲政委員会であえなく敗北=倫理委の決定転覆狙うも=定数不足で会成立せず=運営委員会で強引逆転か
議会が年内最終日を迎えた22日、エドゥアルド・クーニャ下院議長(民主運動党・PMDB)支持派議員たちは、下院倫理委員会が同議長の議席剥奪審議の継続を認めた投票結果を無効にすべく、下院憲政委員会にかけあったが、定数不足でかなわなかった。だが、クーニャ議長らは議会が再開する2月より前に、倫理委員会の決定を無効化する可能性もあると2 ...
続きを読む »ジャノー=最高裁にクーニャ解任嘆願=11件の理由を挙げて=家宅捜査でも新疑惑発覚=テオーリ判事の判断待つ
16日夜、連邦検察庁のロドリゴ・ジャノー長官が最高裁に、エドゥアルド・クーニャ下院議長(民主運動党・PMDB)の解任を求める嘆願書を出した。嘆願書の中で同長官は、クーニャ氏が職権濫用や捜査妨害を行ったことを11もの例をあげて説明している。17日付伯字紙が報じている。 ジャノー氏はクーニャ氏解任を求めた理由に、クーニャ氏がペトロ ...
続きを読む »鉱滓流出事件=S社の警報機能に不備=上院が議会調査委を設置=保険証書提出も命じられる
【既報関連】ミナス州マリアナ市で5日に発生した鉱滓ダムの堤防決壊事故で流出した大量の堆積物(鉱滓)は周辺の町を経て河川に流れ込み、ドッセ川を通り、エスピリト・サント州(ES)の大西洋岸に達した。 鉱滓採掘を担っていたサマルコ社(S社)は、6年前の09年にダムの24時間の監視体制作りと近隣住民への警報装置設置を計画していたが、財 ...
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