2006年2月7日(火) 大学生の黒人割当制度に続き、黒人教授の採用を教育省が検討し始めた。マット・グロッソ州立大は満場一致で可決し、教授の五%に資格を取得した黒人を優先することにした。教育省は、国立大学でも同様の措置を採るよう希望している。しかし、教育関係専門家の半分が割当制度に反対する。英才教育は優秀な人材を優先すべきで、 ...
続きを読む »CPI 関連記事
牛は安いが肉高し=闇カルテルが流通操作か
2006年2月4日(土) 【エスタード・デ・サンパウロ紙三日】昨年の肉牛の一頭当りの値段が過去五〇年間で最安値となったにもかかわらず、小売店頭での牛肉価格が上昇するという奇妙な現象となった。 全国の畜産業界は大手と殺企業が談合して闇カルテルを結成した上で、価格を引き下げ、あまつさえ牛肉の流通を意のままに操作していると指摘して ...
続きを読む »(最高裁長官)いかなる圧力にも屈せず=CPIは宗教裁判か=オカモト問題の波紋拡大=立法対司法の論争へ発展
2006年2月3日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二日】最高裁のジョビン長官はSebrae(零細企業支援センター)のオカモト総裁に対する銀行口座の開示申請を棄却したことで一日、最高裁が官や民の圧力やちょっかいに屈したことはないし、これからもないと「司法の年」式典で声明を発表した。一方、議会は最高裁長官の国会に対する挑発的 ...
続きを読む »東西南北
2006年2月3日(金) アウキミンサンパウロ州知事は、セーラサンパウロ市長が支持率を堅調に伸ばしていることで、大統領選出馬のため知事を三月一杯で辞任する考えを思い留まったらしい。しかし進退の決断は、多くの要因がからむので事務的に判断できないと述べた。巷間には早とちりの噂が多いが、公認候補として三月一杯の知事辞任の意向は不変と ...
続きを読む »(ビンゴCPI)34人と3社、立件の方針=契約更新に不正疑惑=カイシャ総裁と関係者が連座=ロト汚職関与が大詰めへ
2006年2月2日(木) 【エスタード・デ・サンパウロ紙一日】上院のビンゴCPI(議会調査委員会)は三十一日、パロッシ財務相を除く三十四人と疑惑関与の三社を違法行為の容疑で立件する方針を、満場一致で決めた。違法行為は、連邦カイシャ・エコノミカと管理請負の多国籍企業Gtechの間に交わされた契約更新で不正があったという。CPI報 ...
続きを読む »盟友オカモト氏、俎上へ=決済金の出所追及=個人の債務清算がやぶ蛇に=CPIは選挙活動攻防戦
2006年1月20日(金) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙十九日】上院ビンゴCPI(議会調査委員会)は十八日、ルーラ大統領の盟友パウロ・オカモトSebrae(中小企業支援センター)総裁の銀行口座と資産明細、電話明細の開示を決定した。同総裁は一九八九年、大統領選でルーラ候補の会計担当を務めた。また大統領の個人的債務二万九千四百三 ...
続きを読む »(下院)公社民営化CPIを設置=政治危機への報復か=前政権と産業開発銀にメス=CPIで明け暮れる選挙年
2006年1月18日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十七日】政治危機の巻き返しを図ろうと政府は十六日、前政権で実施された公社民営化の疑惑解明のためCPI(議会調査委員会)の設置を下院特別国会で要求し承認させた。郵便局CPIやビンゴCPIの観覧席でこれまで、高みの見物をしていた野党に対する報復措置と見られる。大統領選を前に ...
続きを読む »統領は話術の天才=マルフ学校の詭弁優等生
2006年1月18日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙三日】ルーラ大統領が一月一日、グローボTV局で行ったインタービューは上出来であった。どんな難問も上手にいい抜け、マルフ学校の優等生として表彰したい位。人を丸め込む才能は余すとこなく発揮したが、頭隠して尻隠さずという感じだ。 例えば大統領はCPI(議会調査委員会)報告に ...
続きを読む »国道緊急補修工事は違法=入札なしで業者指名=国会内でも追及の動き広がる
2006年1月7日(土) 【エスタード・デ・サンパウロ紙六日】政府が国道の緊急補修工事の実施を決定したのにともない、工事関係者を入札なしで指名したことに対し、国会や関係者の間で違法だとして追及する動きが広がっている。 政府は昨年末、ルーラ政権発足以来着手しなかった工事を緊急に手がけることを決定、その一環として国道修復工事を決 ...
続きを読む »06年総選挙の裏金を監視=連警=選挙裁をフォロー=盗聴、立ち入り捜索実施へ=野党封じにはならない
2005年12月24日(土) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙二十三日】二〇〇六年総選挙が裏金で汚染される恐れがあるというCPI(議会調査委員会)報告を受けた連邦警察は二十二日、各党の裏金操作を監視するとの声明を発表した。バストス法相は裁判所の許可のもと、盗聴や違法行為の捜査、立ち入り捜索と物件の押収を行うとしている。同相は強行 ...
続きを読む »