5日に下院で、ペトロロン解明のため2月に新たに作られたラヴァ・ジャット作戦に関する議会調査委員会(CPI)が開かれた。そこでは、ペトロブラス役員として汚職に関わった疑いのある被告をはじめとした同公社の要人を召喚することなどを決めたが、昨年11月に逮捕された企業家たちの召喚が保留になったことで議員たちの一部で強い不満が上がった。 ...
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ペトロロン下院CPI=調査対象はPT政権時のみ=FHC政権は対象外に=副報告官を4人据える?=PMDBに有利な体制か
ペトロロンに関する下院の議会調査委員会(CPI)が2月26日に設置され、活動に移る見込みだが、このCPIの調査対象はルーラ前大統領以降の労働者党(PT)政権(2003年~)のみで、それ以前のカルドーゾ元大統領(FHC)の民主社会党(PSDB)政権(1995~2002年)は含まれないことになりそうだと2日付フォーリャ紙が報じてい ...
続きを読む »サンパウロ市議会=水の浪費に罰金案承認=金額や条件の変更はあり?
サンパウロ市議外が4日午後、サンパウロ州水道公社(Sabesp)が浄水場で処理した水で歩道や車を洗った場合は1千レアルの罰金を科し、再犯の場合は罰金を2倍にするという条例案を承認したと5日付伯字紙が報じた。 同案はサンパウロ市市役所とサンパウロ州水道公社の契約に関する議会調査委員会(CPI)が提出したもので、4日は30対11で ...
続きを読む »ブラジルの金言「金(かね)には匂いがある」
当地政治評論家は「金には匂いがある」(Dinheiro tem cheiro)とよく言う。大金がプンプンする場所には、分け前にあずかろうと汚職政治家などが群がることを揶揄した言葉だ▼本来は、財政健全化に務めて増税したローマ皇帝ウェシパシアヌス(紀元後69―79年在位)が有料の公衆便所を設置したときに、政敵から嘲笑され、息子まで ...
続きを読む »議会議長選=下院議長選で激しい攻防=クーニャ阻止狙う政府=カギを握るのは与党3党=上院はレナンの苦戦必至
2月1日に上院と下院で議長選が行われるが、ジウマ政権内では民主運動党(PMDB)の下院リーダー、エドゥアルド・クーニャ下議の当選を阻止すべく、牽制の動きが強まっている。29日付伯字紙が報じている。 ジウマ政権にとって、クーニャ下議の存在は目の上のこぶのようなものだ。それはクーニャ氏が下院内で反ジウマ派の「ブロコン」を結成し、連 ...
続きを読む »クーニャ=下院議長選に向け黄信号=LJで「疑惑の政治家」に=反ジウマ派の急先鋒も=本人は否定し出馬に意欲
連邦警察のラヴァ・ジャット作戦(LJ) の取調べで、ペトロブラスを巡る汚職疑惑「ペトロロン」に「関与した政治家」として、次期下院議長を目指し、「反ジウマ派」の急先鋒としても知られるエドゥアルド・クーニャ下議(民主運動党・PMDB)の名前があがったことが判明し、同下議への風当たりが強くなりはじめている。8日付伯字紙が報じている。 ...
続きを読む »ペトロロン=「グラッサに不正伝えた」=元供給部主任が衝撃暴露=08年から疑惑指摘続ける=挙句の果てに解雇処分まで
ペトロブラス(PB)の元主任の一人が、PB現総裁のグラッサ・フォステル氏や現供給部長に同公社内の不正を伝えていたにも関わらず、無視されたうえに役職を外されたと公表したことで、同公社の現理事会が追い込まれている。13日付伯字紙が報じている。 この件を暴露したのは、地質学者でPB供給部の課長の一人だったヴェニーナ・フォンセカ氏だ。 ...
続きを読む »PB社のPSDB疑惑=新たな証言者が浮上=パラナ連邦地裁で供述=ジアス上議も収賄関与?=担当弁護士は矛盾点指摘
「ラヴァ・ジャット作戦」で逮捕されているレオナルド・メイレレス容疑者が20日にパラナ州連邦地裁で、ペトロブラス贈収賄疑惑に関し、16日に名前が表面化した民主社会党(PSDB)元党首のセルジオ・ゲーラ元党首の収賄疑惑を裏付けるかの発言を行なった。21日付伯字紙が報じている。 全国的な資金洗浄疑惑「ラヴァ・ジャット作戦」で逮捕され ...
続きを読む »決選投票討論会=個人中傷は抑えられる=政見放送の禁止処分受け=PB問題での新疑惑も浮上=終了後の反応は対照的に
大統領選の決選投票まで残り1週間となった19日、レコルデ局で第3回目となるジウマ大統領(労働者党・PT)とアエシオ・ネーヴェス氏(民主社会党・PSDB)による討論会が行なわれたが、前回の討論会が白熱しすぎた余波もあり、これまでのような批判合戦は行なわれなかった。19、20日付伯字紙が報じている。 16日にSBT局で行なわれた第 ...
続きを読む »大統領選討論会=個人批判に終始の両候補=縁故採用から免停まで=PSDBにPB社疑惑?=マスコミからは酷評も
16日にSBT局で行なわれた大統領選決選投票前2度目の討論会は、ジウマ大統領(労働者党・PT)とアエシオ・ネーヴェス氏(民主社会党・PSDB)による、個人の経歴攻撃に終始するものとなった。また、PSDBに関し、同党元党首のセルジオ・ゲーラ氏がペトロブラス贈収賄疑惑に絡んでいるとの話も浮上した。17日付伯字紙が報じている。 ジ ...
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