ニッケイ新聞 2008年10月31日付け 五日の統一地方選でマット・グロッソ州サンジョゼ・ド・リオ・クラーロ市長に二期連続二度目の当選を果たした渡辺パウロ正男氏(55、二世)が、報告を兼ねてコチア青年セラード開発株式会社の中沢宏一社長、蛸井喜作専務理事と本紙を訪れた。 州都クイアバから三百二十五キロ離れた同市の住民は約一万七 ...
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サンパウロ市長選=カサビとマルタで決選へ=全国ではPT優勢=無党派浮動票が増える=ブラジルの領袖政治は続く
ニッケイ新聞 2008年10月7日付け サンパウロ市長選挙は六日〇時二十五分現在、ジウベルト・カサビ現市長(DEM=民主党)が三三・六一%とマルタ・スプリシ元市長(PT=労働者党)は三二・七九%の得票で一次選を突破、決選に進むことが決まったと六日付けエスタード紙が報じた。同選挙は、セーラサンパウロ州知事とロウセフ官房長官の二〇 ...
続きを読む »「感謝の気持ち伝えたかった」=38年前、コロニア募金で帰国=悲運乗り越え、姉妹再訪
ニッケイ新聞 2008年8月23日付け 母親を病気で、父親を不運の事故で亡くした五人の兄弟姉妹が、在伯県人、コロニアの募金で祖母の待つ沖縄へ――。一九七〇年にあったこの出来事は当時、邦字紙でも大きく報じられた。あれから三十八年―、五人のうちの姉妹三人が「感謝の気持ちを伝えたい」とブラジルを訪れた。長女の正美さん(52)、次女の ...
続きを読む »■記者の眼■次は刑事司法共助=自首しても逮捕はムリ?
ニッケイ新聞 2008年7月29日付け なにかがチグハグ――。日本では手配もされていないのに、静岡県でおきたブラジル人男性死体遺棄事件に関し、マット・グロッソ州の市警が調書を作成し、出頭した本人は二回目の事情聴取で、「刺した」とまで認めているという奇妙な事態が起きている。 静岡県湖西市の山道で六月十四日、ロドルフォ・ロケ・シ ...
続きを読む »飲酒運転で逆行の運転手=後続2台と衝突1人即死=取締りなきは機能せず?
ニッケイ新聞 2008年7月25日付け 飲酒運転撲滅を目指すより厳格な新法が施行されたのは六月二十日。取締りが強化され、事故や暴力減少とされる一方、目も覆いたくなるような事故も絶えていない。 一例は、二十二日夜、バンデイランテス道~アニャングエラ道間のバイパスで、内陸方面に向う車線を走っていたトラックがUターンし逆行、後続車 ...
続きを読む »湖西ブラジル人殺害事件=帰伯した妻らが警察で供述=食い違う容疑者との言い分
ニッケイ新聞 2008年7月19日付け 静岡県湖西市の山道で六月十四日、ブラジル人ロドルフォ・ロケ・シャベスさん(当時35歳)が遺体で発見された事件で、事件後帰伯した被害者の妻と知人男性がマット・グロッソ州の警察に出頭していたことが分かった。同州の地元紙「Diario da Serra」が十六日付けオンライン版で報じている。日 ...
続きを読む »皇太子殿下、コロニア代表とご接見=ブラジリア=嗚咽にむせぶ老移民も=「涙出るほど嬉しかった」
ニッケイ新聞 2008年6月20日付け 【ブラジリア発】皇太子殿下は十八日午後、各界で活躍する日系社会の代表ら六十人と日本国大使公邸でご接見に臨まれた。アマゾンやバイーア、南マット・グロッソから出席した各文協会長らの話に興味深そうに耳を傾けられた。バイーア州から出席したウナ日伯文化協会の立石武士会長は、皇太子殿下と握手した瞬間 ...
続きを読む »東西南北
ニッケイ新聞 2008年5月3日付け 心筋梗塞などで倒れた人に施す人工呼吸法としては、マウス・ツー・マウスより心臓マッサージの方が効率的であると、一日~三日開催のサンパウロ州心臓医の集会で報告された。今後はブラジルの学会でも提唱されるというが、北米などでは一般の人にも知識が普及し、心停止により呼吸が止まった人の救命率が二%から ...
続きを読む »遊覧船沈没と鉄砲水=週末の水の事故2件=7人死亡、不明者9人=鉄砲水の被害者の遺体を引き上げる消防士たち
ニッケイ新聞 2008年3月12日付け 楽しいはずの週末に水の事故が相次ぎ、十日、十一日の伯字紙やテレビのニュースが伝えている。 日曜日の未明に起きたのはパンタナウの遊覧船沈没。マット・グロッソ州のクイアバ川で起きたものだが、釣り客一二人、乗員一〇人を乗せた船がパンタナウのホテルを出航したのは三時。ポルト・セルカードへ向かう ...
続きを読む »パンタナールに魅せられ=自然ガイドの湯川宜孝さん=将来情報センター設立を=環境教育を通じて=子どもたちに「誇り持たせたい」
ニッケイ新聞 2007年12月18日付け マット・グロッソ州にある世界最大規模の大湿原地帯パンタナールで自然観察ガイドをなりわいとする湯川宜孝さん(37)は、「ある本でフサオマキザルは草食と書かれていたが、生態を観察していて違うことが分った。それ以来、僕は自分の目で見たことしか信用しないようにしている」という。フサオマキザルは ...
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