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《ブラジル》1人当たりのGDP回復せず=1%成長では人口増で帳消し=消費冷えればGDPにも悪影響

統計上の不況は終わったが、国民の生活は一向に楽になっていない(参考画像・Agencia Brasil)

 近年の大型不況(景気後退)は統計上、2014年半ばに始まり、2016年末で終了したが、国民1人当たりの国内総生産(GDP)は年間3万2千レアルで、不況前の水準より9%も低い。  国民1人当たりのGDPが前期比マイナスになって既にほぼ5年、19四半期が経過した。

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《ブラジル》蚊が媒介する病気に注意=ミナスとリオは流行状態

デング熱などを媒介するネッタイシマカ(Aedes aegypt、Raul Santana/Fundação Oswaldo Cruz/Divulgação)

 暦の上では秋のブラジルだが、気温が高く、雨も多いため、蚊が媒介する病気が急増中だ。ここ数日の報道で目立つのは、ミナス・ジェライス州でのデング熱とリオ州でのチクングニア熱だ。  23日付G1サイトなどによると、ミナス州では、第1四半期のデング熱患者(真性患者と擬似症患者の合計)が11万5062人で、前年同期比で1千%超(11倍以 ...

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ブラジル盛和塾=塾名を変えて活動継続へ=本部解散を受け塾生の総意で=世界大会で最優秀賞3人輩出

2003年9月に聖市の文協大講堂で開催されたブラジル盛和塾主催の稲盛氏講演会

 日本を代表する実業家で、京セラを創立した稲盛和夫塾長による経営塾「盛和塾」が今年末で解散し活動を終える。ブラジル盛和塾(山田勇次代表世話人)は本部の決断に従って今年末にいったん解散し、名前を変えて経営哲学の勉強会を続ける意向であることが関係者の話で明らかになった。新名称などの今後の詳細は協議中だが、日本語で勉強会を行なう一世と ...

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《ブラジル》社会保障制度改革案を下院CCJが承認=法案提出から2カ月かかり=マイアやセントロンが協力=4つの問題点は除外され

23日、CCJのフェリペ・フランシスキーニ委員長(Fabio Rodrigues Pozzebom)

 23日晩、下院の憲政委員会(CCJ)が、社会保障制度改革法案を48対18で承認した。同法案は政府が提出してから62日後のCCJ通過となったが、これは、ロドリゴ・マイア下院議長(民主党・DEM)と、中道政党集団「セントロン」による調整の結果といえる。24日付現地紙が報じている。  ボルソナロ政権が社会保障制度改革法案を提出したの ...

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《ブラジル》ルーラ元大統領、汚職裁判3審も有罪=量刑は2審より大幅に軽減=9月にも「平日夜間、祝休日限定収監措置」適用の可能性

高等裁第5小法廷の様子(Gustavo Lima/STJ)

 【既報関連】連邦高等裁判所(STJ)第5小法廷で23日、ルーラ元大統領の弁護団が求めていた、サンパウロ州グアルジャー市高級三層住宅に関わる収賄および資金洗浄疑惑に関する上告審が行われ、「被告人は有罪。ただし、第2審判決で出された禁固12年と1カ月の刑期を8年10カ月20日に減刑とする」との判決が出されたと、23、24日付現地各 ...

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Vale社=ブルマジーニョから3カ月=操業停止がGDPに悪影響

ダム決壊直後のブルマジーニョ、鉱滓に押し流されて崩落した橋の一部も見える(Vinícius Mendonça/Ibama)

 【既報関連】1月25日に発生したミナス州ブルマジーニョの鉱滓ダム決壊事故から3カ月。Vale社が同州内に有する32基のダムは実質的に操業停止の状態で、鉄鉱石や派生品の生産、国内総生産(GDP)にも影響が出始めている。  21日付アジェンシア・ブラジルによると、32基のダムを伴う採掘活動の停止は、国家鉱業庁(ANM)とミナス州環 ...

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《ブラジル》ボルソナロ大統領=軍との軋轢さけ、グル初批判=モウロン副大統領が強く反発=息子カルロスがネットで暴走

モウロン副大統領(Adnilton Farias/VPR)

 ボルソナロ大統領が公の場ではじめて、同氏のイデオロギー上のグル(師匠)と呼ばれる極右思想家オラーヴォ・デ・カルヴァーリョ氏への批判を行った。これはオラーヴォ氏が投稿した軍批判動画に応えたもので、明らかに距離を置く発言をした。この件で、大統領の次男カルロス氏を急先鋒とする政府内のオラーヴォ信奉者と、アミウトン・モウロン副大統領ら ...

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《ブラジル》月末のトラックストは見送りに=政府と一応の合意成立で=運転手たちの間に意見の相違も

インフラ相のタルシジオ・フレイタス氏(Antonio Cruz/Ag. Brasil)

 【既報関連】インフラ相タルシジオ・フレイタス氏と、国内各所の自営トラック運転手組合の代表者たちの会合が22日に行われた。トラック運転手たちはディーゼル油値上げに反発し、今月29日にも大規模なストを行うと表明していた。だが、最低運賃表監査の徹底と、燃料価格の変動に応じた最低運賃の変動を政府が認めたことで、月末のストはいったん回避 ...

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《ブラジル》航空会社アヴィアンカ=欠航相次ぎ乗客も混乱=3月の国際便は前年比でほぼ半減

欠航が相次ぎ、客の姿もまばらなアヴィアンカのカウンター(Fabio Rodrigues Pozzebom/Agência Brasil)

 【既報関連】ブラジル民間航空監督庁(ANAC)が23日に発表したところによると、今年3月のアヴィアンカ社の国内便利用客は昨年3月比で10%減り、国際便に至っては47%減ったことが分かったと、22、23日付現地紙・ニュースサイトが報じた。  昨年3月のアヴィアンカ社の有料国内線利用客の総数は97万8231人、国際線は4万832人 ...

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第27回虚子忌全伯俳句大会=中馬和子さん、3度目の1位=「平仮名も忘れし母に南瓜煮る」

参加者の集合写真

 サンパウロ州リベイロン・ピーレス市と同日伯文化協会(沢田エベテ実行委員長、村木アントニオ会長)主催の「第27回虚子忌全伯俳句大会」が21日、同市役所で行われた。1位には「平仮名も忘れし母に南瓜煮る」等を投句した中馬和子さん(70、鹿児島県)が選ばれた。天気に恵まれた今大会には34人が参加した。  参加者一行を乗せたバスはサンパ ...

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