5日頃から、ジャイール・ボルソナロ次期大統領の長男で次期上議のフラヴィオ氏がリオ州議として雇っていた職員のうち、中心人物ともいえる元運転手が、疑惑の金銭授受を行っていた可能性が取り沙汰されている。さらに、同運転手がボルソナロ氏のミシェル夫人へ疑惑の小切手支払を行っていたことも判明した。6~8日付現地紙などが報じている。 まず ...
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《ブラジル》テメル大統領=ベネズエラと国境接するロライマ州に直接統治令を発令=財政難で治安機能の停止受け
ミシェル・テメル大統領は7日、北部ロライマ州に今年いっぱいの期限で直接統治令を出す事を宣言したと、7~10日付現地各紙・サイトが報じた。 同州は、隣国のベネズエラからの難民流入や、それに伴う治安悪化に苦しんできた。直接統治令の直接の原因となったのは、3カ月も給与が支払われていないとして、刑務所職員や軍警をはじめとする州公務員 ...
続きを読む »5氏に秋の叙勲の栄誉=在聖総領事館の叙勲伝達式=「天皇陛下のお言葉に感激」
平成30年度「秋の叙勲」伝達祝賀式が6日午後、在聖総領事公邸で行われた。今回ブラジルからは17氏が表彰され、在聖総領事館管内からは旭日双光章に元山光男氏(89)、貞方賢彦氏(76)、西尾義弘ロベルト氏(75)、旭日単光章に石井千秋氏(77)、西尾義弘ロベルト氏(75)、岩原勝一氏(85)が栄誉に浴した。 日伯両国歌斉唱の後、 ...
続きを読む »《ブラジル》ボルソナロ氏が次期人権局長にダマレス氏指名=中絶反対の福音派女性牧師=保守イメージの否定に躍起も=先住民は早速抗議を開始
ジャイール・ボルソナロ次期大統領は6日、新設の女性家族人権相に福音派牧師のダマレス・アウヴェス氏を指名した。女性では2人目の次期閣僚入りだが、早速物議をかもしている。6日付現地紙が報じている。 ボルソナロ氏は福音派議員たちの要望に応える形でダマレス氏を指名した。福音派はこの指名に満足は示したが、彼女の名は彼らの第一希望の名前 ...
続きを読む »《ブラジル》フクス最高裁判事が「最低運賃破りの罰金」を却下=「社会の勝利」と農牧業界=輸送業界、年明けストの動きも
連邦最高裁のルイス・フクス判事は6日、「貨物輸送の法定最低運賃を破った場合に、国家陸路輸送庁(ANTT)が罰金を徴収することを認めない」という仮判決を出したと、6、7日付現地各紙・サイトが報じた。 今年5月末に発生した全国トラックスト後に制定された法定最低運賃表は、定期的に更新されており、守らなかった場合は罰金が徴収される事 ...
続きを読む »北海道東川町=介護留学生に奨学金制度新設=国籍問わず、N4から可=5年間勤務で全額返済不要に
少子高齢化により介護人材不足が深刻化する日本――北海道上川郡東川町で、介護留学生向けに給付型奨学金制度が始まる。2年間介護を学んだ後、5年間指定の介護施設で勤務すれば、全額返済不要となる。国籍や年齢を問わず、N2相当の日本語能力が条件。だが現在はN3、4相当であっても、奨学金を受給しながら一年程度日本語を学んだうえ、介護科に進 ...
続きを読む »《ブラジル》オニキス氏が議会対策練るも、憲法違反=政党や議員名を事業に冠す=連立の代替案も苦慮=軍人派は政局調整役狙う
次期官房長官予定のオニキス・ロレンゾーニ氏(民主党・DEM)は、政党連立を行わない代わりに、政党や議員の名前を事業の名称プレートに記載することを認めることで、議会の歓心を得ようと画策しているという。その一方で、議会からの支持の弱いオニキス氏に対抗し、アミウトン・モウロン次期副大統領をはじめとする軍人派が政局調整(アルチクラソン ...
続きを読む »《ブラジル》政権移行チームが交通監査機関の統合を検討=政党の影響除去が主目的=民間委託の迅速化も狙う
ジャイール・ボルソナロ(社会自由党・PSL)次期政権への政権移行チームが、国家陸路輸送庁(ANTT)、民間航空監督庁(Anac)、国家水上輸送庁(Antaq)の3交通関係監査機関の統合を協議していると、6日付現地紙が報じた。 3機関は統合されて、国家輸送庁となる可能性がある。ボルソナロ次期大統領の補佐官によると、統合の目的は ...
続きを読む »宮坂国人財団=イミグランテス環境公園開園=総工費1400万レ、社会に恩返し=自然保護教育で活用を
構想から完成に至るまで10年――宮坂国人財団(西尾ロベルト義弘理事長)による初の独自事業『エコロジコ・イミグランテス公園』が、来年1月にいよいよ開園する。厳しい環境規制により認可取得に難航し、2013年から総工費約1400万レアル(約4億600万円)を投じて建設された。ブラジル日本移民110周年、同財団設立20周年の節目に、ブ ...
続きを読む »《ブラジル》ボルソナロ次期大統領=「社会保障改革は段階的に」と発言=「最低年齢から着手」とも=新方針への評価分かれる
ジャイール・ボルソナロ次期大統領(社会自由党・PSL)は4日、社会保障制度改革は一度に行うのではなく、法案を段階的に提出し、それを順次、議会で承認させる意向だと発言したと、5日付現地各紙が報じている。 現テメル政権(民主運動・MDB)が立案し、委員会で承認を得たが、議会採決が棚上げされている改革案の一部(「年金が受給できる最 ...
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