ジャイール・ボルソナロ次期政権の法相が内定しているセルジオ・モロ連邦地裁判事が6日、パラナ州クリチーバで会見を行った。同判事はその中で、ボルソナロ氏の印象や引き受けるに至った経緯、汚職防止法案の今後などについて語った。7日付現地紙が報じている。 モロ氏はこの会見で、ボルソナロ氏について、「落ち着いた、分別のある,慎重な人物で ...
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《ブラジル》重くのしかかる公務員人件費=16州・直轄区が純収入の6割超=公共サービスの維持も困難
ブラジル国庫庁が6日に発表した報告書によると、昨年は、16州と連邦直轄区が、財政責任法の定める「純収入の60%を超える額を人件費に使ってはいけない」との項目に抵触していた事が分かった。7日付現地紙が報じている。 純収入の60%以上を人件費に費やすと、州の責務である基本的な公共サービスに回せる資金が少なくなり、サービスの質の維 ...
続きを読む »コチア産組の栄華を偲ぶ=ピニェイロス文化親睦会55周年=山下譲二さん「日本人街だった」
ピニェイロス文化親睦会の創立55周年記念式典が10月28日、サンパウロ市のピラチニンガ文化体育協会で開催され、60人余りが参加して賑やかに祝った。ピラチニンガ文協の傘下組織で、創立期にはコチア産業組合中央会のお膝元の日本人会としてにぎわい、会員数は800家族を数え、中央会会長になった井上ゼルバジオさんが親睦会代表を務める華やか ...
続きを読む »《ブラジル》ボルソナロ次期大統領が引継作業班28人を発表=中核にエレーノ元陸軍大将ら=信任厚いなじみの顔並ぶ=29から17に省削減前提に
5日からのブラジリアでの政権引継作業開始に伴い、ジャイール・ボルソナロ次期大統領(社会自由党・PSL)が指名した次期政権閣僚予定者を含む作業班28人が連邦官報で公表された。作業班は総勢50人までで、残りのメンバーは追って発表される。引継作業は、現在、29ある省庁を17まで削減することを前提に行われる。6日付現地紙が報じている。 ...
続きを読む »エジプト=ブラジル外相受け入れを拒否=ボルソナロ発言に強く反発=アラブ諸国追随の危険性も
ブラジルのボルソナロ次期大統領が1日に、エルサレムをイスラエルの首都として認め、同国のブラジル大使館をテル・アビブから移転させると発言した事に反発したエジプトが、8日から予定されていたアロイジオ・ヌネス、ブラジル外相の公式訪問受け入れを直前にキャンセルしたと、6日付ブラジル各紙が報じた。 ヌネス外相は、エジプト政府の招きで8 ...
続きを読む »くまモン、ブラジル初出張!=南米展開へ第1歩踏み出す=熊本県人会式典参加のために
ジャパン・ハウス(JH)で3日、くまモンが南米初デューを飾った。これは熊本県が世界に誇るマスコットキャラクターで、栄えある「ゆるキャラグランプリ2011」王者だ。ブラジルでも日本のポップカルチャーが大流行中だが、その最先端ともいえる存在だ。4日に開催されたブラジル熊本県文化交流協会(田呂丸哲次会長)の創立60周年記念式典を祝う ...
続きを読む »《ブラジル》モロ判事が治安相兼ねたスーパー法相に=ボルソナロ次期政権に入閣=就任めぐり評価は二分=今後のLJの行方は?
パラナ州連邦地裁のセルジオ・モロ判事は1日、ジャイール・ボルソナロ次期大統領からの、法相、治安相の役目をかねた新たな大臣職への就任依頼を承諾、パウロ・ゲデス次期経済相に続くスーパー大臣誕生が決定的になった。他方、ラヴァ・ジャット作戦の裁きで国民的人気を得た同氏の起用をめぐって、国民の評価は二分している。2日付現地紙が報じている ...
続きを読む »ブラジル株が史上最高値を更新=国外要因と新政権への期待重なり
ボルソナロ次期政権(自由社会党・PSL)への改革路線の期待と国外要因が重なり、1日のサンパウロ市株式市場指数(Ibovespa)は3営業日連続となる前日比1・14%上昇を記録、8万8419ポイント(P)の史上最高値を記録したと、2日付現地各紙が報じた。 1日の取引は一時8万901Pまで上がり、8万8419Pに落ち着いた。この ...
続きを読む »秋の叙勲=全伯から大挙17氏受章=多分野で表彰、近年最多か=邦人7人と外国人10人
ブラジル日本移民110周年である今年、日本政府は今月3日付で『平成30年秋の叙勲』として、ブラジルからは近年では最多と見られる邦人7人、外国人10人の計17人の受章者を発表した。(以下、敬称略) 【邦人叙勲】 ◎高橋實(94)=旭日双光章=ブラジリア日伯文化協会老人会会長。連邦区において野球・ソフトボール普及や高齢者活動を盛り ...
続きを読む »《ブラジル》最高裁=司法の大学介入認めず=9州の大学で起きた検閲問題=判事投票で満場一致の結果=学内に及ぶ極右の影
10月31日、最高裁大法廷は、司法が大学の運営に介入し、警察を導入させたりすることなどを禁じた、10月27日付のカルメン・ルシア判事による暫定令を9対0の満場一致で承認した。同暫定令は、大統領選決戦投票前の10月23日から起きていた、大学内での反ファシズム・キャンペーンなどを「特定候補の支持や妨害にあたる」選挙宣伝とみなし、選 ...
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