太平洋戦争中に日本に滞在していた帰伯二世の菅貫太(92)さん――孫のロベルトさん(54、三世)が、祖父と同じように戦時中に日本に滞在していた帰伯二世を探している。当時、自費留学等で日本に滞在していた二世は約50人いたという。大半が二重国籍者であり、適齢期にあった15余人は徴兵され、うち7人が戦死したと見られている。帰伯二世の珍 ...
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《ブラジル》燃料価格調整の頻度を変更へ=「原油相場に応じて決定」は維持=月1度の調整との声も=ガソリンへの補助金は考えず
【既報関連】ペトロブラス社(PB)のペドロ・パレンテ前総裁が辞任して6日が経過。前総裁が保持してきた経営の独立性に陰りが生じ、同社のガソリン、ディーゼル油、家庭用ガスなどの価格調整方法が変更される事が濃厚になったと、6日付現地紙が報じた。 PBの価格調整方法の主軸は「原油相場や為替に応じて決める」「必要に応じて毎日でも価格を ...
続きを読む »《ブラジル》RE作戦=労組でも政治家絡みの汚職=連警が贈収賄の例あげる=労働省への登録で30万レ
【既報関連】労組と労働省の間での贈収賄工作捜査である、連邦警察の「レジストロ・エスプリオ(RE)作戦」で、大型労組の労働者連合(UGT)が労働省職員らへの贈賄を行っていた証拠と見られる金の動きが判明した。6日付現地紙が報じている。 連警が5月30日に敢行したRE作戦は、UGTなどの労組が、労働省職員らに賄賂を払い、新しい労組 ...
続きを読む »《ブラジル》JICA=野球指導員は過去最高14人=東京五輪に向け競技人口増へ=青少年の健全育成にも期待
ブラジルで野球を指導する長期派遣のJICA青年ボランティアは現在、過去最高の14人。日本政府は2014年から東京五輪に向けた国際貢献事業「スポーツ・フォー・トゥモロー」を実施しており、その一環でボランティア数を増やしている。従来の「日本式」の指導に加え、野球を教育のツールとした地域社会への貢献にも期待がかかっている。 野球は ...
続きを読む »《ブラジル》殺人事件発生率は世界有数=年間10万人あたり30人が殺害される
2016年にブラジル国内で発生した殺人事件の発生現場を地図に落としこみ、州ごとの治安状況の違いを表した「2018年版暴力地図」がブラジル保健省のデータを元に作成された。 調査によると、16年は、統計開始後初めて、殺人事件発生率が人口10万人あたり30人に到達した。同年の殺人事件発生件数は、10年前の2006年より14%増の6 ...
続きを読む »米国がブラジル産鉄鋼に輸入制限=アルミは10%の関税=EUやメキシコは報復=IMFは貿易戦争を懸念
米国政府は5月末に、ブラジルの鉄鋼製品には輸入量制限(クォータ)を、アルミニウム製品には関税10%を課すと決め、1日に書面で正式発表したと、2日付ブラジル紙が報じた。 ブラジルの産業貿易サービス省(Mdic)発表の文書には、クォータは2015~17年の平均輸出量を基準に決められ、鉄鋼半製品は同期間の平均輸出量と同量の350万 ...
続きを読む »《ブラジル》大統領選候補を絞る動き本格化=左派ではマヌエラが出馬断念=乱立状態収束させたい中道
10月の統一選候補擁立に向けた各党の党大会がはじまるまで1カ月半を残すのみとなり、候補乱立状態の大統領選で、左翼、中道の中に候補一本化への動きが出はじめていると5日付現地紙が報じている。 4日、ブラジル共産党(PCdoB)の大統領候補だったマヌエラ・ダヴィラ氏が、「左翼票をまとめるために自分の出馬をあきらめる」と表明した。
続きを読む »《ブラジル》JICA=料理指導員3人を初派遣=コロニア日本食にテコ入れ=「徹底して計量を指導」
JICA日系社会シニアボランティアの日本食指導員3人が今月、2年間の活動を終え、帰国する。「日本食の普及と継承」を目的に派遣されたボランティアは、彼女たちが初。試行錯誤した点やコロニアの日本食に関する印象を聞いた。 JICAブラジル事務所サンパウロ出張所(斉藤顕生所長)は日系社会ボランティアの帰国報告会を5月23、24日に開 ...
続きを読む »《ブラジル》ペトロブラス=独立経営への圧力が原因?=突然のパレンテ総裁辞職=ガソリン値下げに油田入札=後任はモンテイロ氏に
1日、ペトロブラスのペドロ・パレンテ総裁が辞任し、同公社財務担当理事だったイヴァン・モンテイロ氏が総裁代行に指名された。2日付現地紙が報じている。 5月21日から続いていたトラック運転手のストが収束し始めた1日、パレンテ氏はテメル大統領に辞表を提出した。同氏はその中で、「自分が総裁で居続けることがペトロブラス内での代替案構築 ...
続きを読む »《ブラジル》テメル政権は四面楚歌=年内のエレトロブラス民営化は困難=他の経済刺激策も足止め
【既報関連】10月7日の大統領選まで4カ月余り、今年いっぱいまでの任期終了まで7カ月弱。テメル政権はもはや延命に汲々としており、「任期いっぱいは改革の道を諦めない」との方針は到底、維持できない状態にいる。 求心力は落ち、連立与党からも見放されたテメル政権は、5月21日からのトラック運転手ストでも運転手側に大幅に譲歩しただけで ...
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