【既報関連】ブラジル政府が年内下院承認を目指すも、審議の越年が確定した社会保障制度改革の問題だが、ここ20年間のブラジル労働市場における雇用形態の変化が無年金層を拡大させ、社会保障制度に関連した国庫負債を拡大させていると17日付現地紙が報じた。 国立社会保険院(INSS)のデータは、比較的高額な給与を得て、社会保障費も多く負 ...
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チリ大統領選=ピニェラ氏が4年ぶり復帰へ=予想外に最後まで苦戦も=南米で相次ぐ中道右派政権
17日、チリの大統領選の決選投票が行われ、企業家出身で保守派の元大統領(2010~14年)、セバスティアン・ピニェラ氏が左派連合推薦のアレハンドロ・ギリエル上議に勝利し、大統領に返り咲くことになった。パラグアイ、アルゼンチン、ブラジルに続く、左翼から中道右派への政権交代となる。18日付ブラジル国内紙が報じている。 現大統領の ...
続きを読む »《ブラジル》サッカーのカカーが現役引退を発表=サンパウロ市が生んだ世界最優秀選手
2007年のサッカー世界最優秀選手で、サンパウロ市出身でもあるカカー(35)が17日、現役生活を引退することを発表した。18日付現地紙が報じている。 1982年に連邦直轄区で生まれたカカーことリカルド・イゼクソン・ドス・サントス・レイテは、生後まもなくクイアバに移り、7歳の時にサンパウロ市に移った。呼び名の「カカー」は、彼の ...
続きを読む »《ブラジル》アントニオ猪木「元気があれば何でもできる!」=(上)=少年移民の夢はプロレスラー=力道山と運命の出会い
「元気ですか! 元気があれば、何でもできる。元気があれば、ブラジルにも来れる!」――。お馴染みのテーマ曲「炎のファイター」に合わせて手拍子が高鳴るなか、颯爽と入場したアントニオ猪木氏(74、神奈川)。そう第一声を発すると会場は一気に熱を帯び、大歓声が上がった。急きょ16日に決定された講演会開催にもかかわらず、文協小講堂は満席に ...
続きを読む »リオ州警察=11月は昨年比で3割以上も殺害=殺人事件の発生件数は微減
リオ州保安局傘下の保安研究所(ISP)が15日に発表したデータによると、今年の11月にリオ州内で警察官によって殺害された人の数は125人に上り、94人だった昨年同月比で33%上昇した。 ISPによると、11月にリオ州全体で発生した暴力による死亡事件の犠牲者は599人で、警察官に殺された人はその20・9%にあたる。 警察官に ...
続きを読む »《ブラジル》社会保障制度改革の年内の下院採決は不可能に=議員説得へ、更に譲歩必要=歳出削減効果が一層緩む=「選挙より重要」大手銀行幹部
【既報関連】1年にわたる議論の末、正式に、社会保障制度改革の年内採決の可能性は潰え、政府は来年2月19日の下院採決を目指す方針となったと14日付現地各紙は報じた。 社会保障制度改革は国家財政健全化のために避けて通れない道とする政府だが、反対勢力との折衝で譲歩を強いられ、現在審議中の改革案は、原案よりずっと歳出削減効果が低くな ...
続きを読む »国際サッカー連盟がブラジル・サッカー連盟会長に90日の停職処分=収賄工作を指揮した容疑で=前会長の裁判で新事実発覚
国際サッカー連盟(FIFA)は15日、ブラジル・サッカー連盟(CBF)のマルコ・ポーロ・デル・ネロ会長に対し、90日間の職務停止命令を下した。15日付ブラジル国内紙サイトが報じている。 この決定はFIFAの倫理委員会が下したもので、米国ニューヨークで行われている、ジョゼ・マリア・マリンCBF前会長の裁判での証言などに基づく判 ...
続きを読む »《ブラジル》自然と繋がる神職者=沖縄伝統のかみんちゅ=「あなたを探しに来た」=石を通して神と対話
沖縄県伝統の神職者「かみんちゅ(神人)」がサンパウロ市で活動している。2000年に沖縄県の神人に呼ばれ、修行を積んだ長浜ベアトリスさん(49、三世)だ。現在はブラジルをはじめペルーやボリビアなど他南米諸国の人々に「拝み」のやり方を教えたり、人生相談を受けている。 長浜さんは神人になる以前、家族と共に子供服専門店を経営していた ...
続きを読む »クラブW杯=ブラジルのサッカーファンがロマリーニョに沸く=アル・ジャジーラの元コリンチャンス戦士
現在、アラブ首長国連邦(UAE)で開催中のサッカー・クラブW杯は、16日(現地時間)に欧州代表のレアル・マドリッド(スペイン)と、南米代表のグレミオ(ブラジル)が決勝戦を戦うことが決まったが、13日、グレミオ以外のブラジル人サッカーファンが沸いた瞬間があった。 それは、準決勝のレアル・マドリッドと開催国枠で出場したアル・ジャ ...
続きを読む »《ブラジル》18年度予算案=両院合同の本会議で承認=規模は3兆5700億レアル=上限法が影響する初の予算=「年金改革は来年」とジュカ上議
連邦議会の上下両院合同本会議が13日に行われ、総額3兆5700億レアルに上る来年度予算案が賛成多数で可決されたと、13、14日付現地紙・サイトが報じた。 2時間に及ぶ討議の末、13日深夜に承認された18年度予算には、今年の議会でその設立が承認された、17億1600万レアルに及ぶ選挙費用特別基金(FEFC)が含まれる。
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