民主社会党(PSDB)が9日に全国党大会を開催し、予想通り、ジェラウド・アウキミンサンパウロ州知事が党首に就任した。アウキミン新党首の最初の大仕事は、連邦政府が進める社会保障制度改革に対し、根強い反対論を掲げる一部勢力の説得となりそうだ。10、11日付現地紙が報じている。 党首選そのものは、党員の473人中470人がアウキミ ...
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《ブラジル》刑務所問題=超過収容の傾向止まらず=全国平均収容率ほぼ200%=4割は判決待ちの勾留者
ブラジル法務省が8日に発表した刑務所実態調査(Infopen)によると、国内の刑務所の囚人数は2016年6月現在で72万6700人に達し、200万人の米国、160万人の中国に次ぎ、世界第3位だった事が分かったと、9日付現地各紙が報じている。 15年末から16年6月末の間に、刑務所の定員総数は3152人減ったが、囚人は2万80 ...
続きを読む »文協評議員会=国士舘の開発計画を承認=正式に110周年の目玉に=文化ホール、史料館改装も
ブラジル日本文化福祉協会(呉屋春美会長)は9日、『第153回定期評議員会及び臨時評議員会』を行った。評議員66人(代理出席13人含む)出席のもと、移民110周年記念事業「国士舘大学スポーツセンター開発計画」が全会一致で承認された。また、18年度の事業計画案及び予算案が承認され、来年度中の文協文化ホール完成や移民史料館改装も盛り ...
続きを読む »《ブラジル》最高裁投票=州議会で議員逮捕は覆せるか?=現時点では「できない」優勢=アエシオの件以後、問題に=検察は疑惑のリオ州議ら起訴
逮捕に直面した議員に対する司法の判断を州議会が覆すことが可能か否かの審理が、最高裁で7日に行われた。審理はまだ継続中だが、現状では「できない」が5対4で優勢という状況になっている。8日付現地紙が報じている。 この問題は、アエシオ・ネーヴェス上議(民主社会党・PSDB)が収賄容疑で職務停止となった際、最高裁が10月に「(議員職 ...
続きを読む »《ブラジル》汚職捜査LJ作戦で石油公社に6億5390万レアル返還=予定総額のほんの13%
パラナ州クリチーバ市の連邦検察庁支部で7日に開かれた公金返還式典で、ペトロブラス(PB)のペドロ・パレンテ総裁が、ラヴァ・ジャット(LJ)作戦の捜査によって取り戻された、本来はPB社の資金であったはずの6億5390万レアルを受け取ったと、8日付現地各紙が報じた。 式典には、PB総裁、LJ作戦特捜班のデルタン・ダラグノル検事の ...
続きを読む »移民110周年=大使、総領事揃って視察=サンパウロ州地方部5市で熱烈歓迎=皇族ご御訪問に高まる期待
来年の日本移民110周年を機会に、もし実現すれば、三笠宮殿下以来60年振りとなる皇族のサンパウロ州奥地、特にプロミッソンとマリリアへのご御訪問に期待が高まっている。それに先駆け、山田彰駐伯大使と野口泰在聖総領事は、11月24日から26日にかけて、同2市など近隣5カ所を視察した。訪問先では、各地で市長や日系社会から熱い歓迎を受け ...
続きを読む »《リオ》麻薬密売組織の大物、ロジェリオ157逮捕の余波続く=巨大スラムで銃撃戦発生
リオ市北部のアララ地区で6日朝、麻薬密売組織の首領ロジェリオ157ことロジェリオ・ダ・シウヴァが逮捕された。 ロジェリオ157は、リオ市南部にあり、ラテンアメリカ最大規模のスラム、ロッシーニャを支配していた麻薬密売組織アミーゴ・ドス・アミーゴス(ADA)の首領で、9月17日に始まったADAの内部抗争の仕掛け人でもある。 ロ ...
続きを読む »《ブラジル》経済基本金利=99年以来最低の利7%に=10回連続で利下げ=「政権の成果」と誇る大統領=一般消費者への金利は未だ高く
ブラジル中銀は5、6日にかけて行われた通貨政策委員会(Copom)において、経済基本金利(Selic)を0・5%ポイント(%P)引き下げ、年7・00%にする事を全会一致で決定したと、6、7日付現地紙・サイトが発表した。 Selic引き下げは、昨年10月以降、10回連続で、Selicが通貨政策上の指標となった1999年以来、最 ...
続きを読む »《ブラジル》ミナス・ジェライス州=ピメンテル知事が被告に=ジウマ政権閣僚時代の疑惑で=オデブレヒトから巨額収賄か
ミナス・ジェライス州知事のフェルナンド・ピメンテル氏(労働者党・PT)が、6日に高等裁判所の被告となった。ジウマ政権時代につとめた商工開発相での汚職疑惑を問われたもので、高等裁特別法廷が連邦検察庁からの告発を受け付けた。7日付現地紙が報じている。 検察庁が昨年11月に提出した起訴状受け入れに関する審理は先週はじまったが、判事 ...
続きを読む »《ブラジル》日・ブ折衷の陶芸目指して=-デカセギ新世代、福澤さん=(上)=10年修行、脱原発運動も
陶芸の道を求め脱サラ、訪日就労。そして昨年末に帰国、ブラジルで制作活動を本格的に始めた元デカセギがいる。サンパウロ市セントロのオリド文化センター(Av.Sao Joao, 473, Centro)でCCBras(ブラジル現代陶芸協会、生駒憲二郎会長)が開催している作品展示会「セントロの陶芸(Ceramica no Centro ...
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