ブラジル政府の負債が国内総生産(GDP)の80%近くを占め、負債がGDPに占める割合は向こう4年間は拡大し続けそうだと、19、20日付現地紙が報じている。 国際通貨基金(IMF)が発表した最新データによると、2016年のブラジルの負債はGDPの78・3%に上っていたことが明らかになった。
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《ブラジル》法務審議会=判事の給与詳細の公開を命令=マット・グロッソ州で50万レアルの支払い発覚=月給の法定上限超え続々
ブラジル連邦最高裁長官で、国家法務審議会(CNJ)議長のカルメン・ルシア判事が18日、全国の裁判所に、10日以内に判事に支払われている給与の詳細に関するデータをCNJへ提出するよう命じたと、19日付現地各紙が報じた。 官報によると、各裁判所は、今年1月から8月までの判事への支払いの明細を、給与分と手当その他の特別支給分に分け ...
続きを読む »《サンパウロ》信号トラブル続出=4千カ所以上で約2万件故障=ようやく3社と補修業務請負契約を締結
サンパウロ市では今年に入って、全ての信号6399カ所の3分の2以上に当たる4312カ所で、少なくとも1回の故障が起こっていると19日付現地各紙が報じた。 ジョアン・ドリア(民主社会党・PSDB)市政は、18日にやっと、民間企業3社と市内の信号機の補修業務請負契約を締結した。 サンパウロ市政は今年、既に1万9846件の信号機 ...
続きを読む »《ブラジル》ビラ・カロン=雨を吹き飛ばせ、おきなわ祭り=2千人が出場、圧巻の演目=1万人がウチナー文化堪能
生憎の雨に見舞われ厳しい冷え込みのなか、二日間でおよそ1万人が沖縄芸能文化に熱狂した。『第15回おきなわ祭り』が沖縄県人会ビラ・カロン支部、沖縄県人会、沖縄文化センターの共催で、19、20両日に同支部会館前の市営サッカー場で開催された。ヒージャー汁など懐かしの郷土食や雑貨などを扱う130のブースで賑わいを見せる一方、総勢二千人 ...
続きを読む »企業家信頼感指数が3カ月ぶりに上昇=統計開始以来の平均値54ポイントには届かず
ブラジル全国工業連盟(CNI)が18日、8月の企業家信頼感指数(工業界の企業家の信頼感指数、ICEI)は、先月の50・6ポイントより2・0ポイント高い、52・6ポイントだったと発表した。 6月、7月はポイント低下が続いていたから、3カ月ぶりの上昇だ。調査はブラジル全土3014社の社主を対象に、今月の1日から10日まで行われた ...
続きを読む »新文化施設Sesc=サンパウロ市セントロ地区にオープン=13階建てのモダンな建築=屋上に眺望楽しめるプールも
ブラジル各地に存在し、セスキ(Sesc)の愛称で親しまれている調査・教育・文化施設が、サンパウロ市セントロ地区の5月24日街に、19日よりオープンすると、18日付現地各紙が報じた。 Sescは正式名称を「社会商業サービス」といい、企業の従業員や家族向けのサービスを担当する非営利目的の民間組織で、教育、保健、レジャー、文化サー ...
続きを読む »108歳、川村さたよさん=現在のコロニア最高齢か=発酵食品と腹八分が秘訣?
「現在のコロニア最高齢か」――そう噂されるのは川村さたよさん、108歳だ。1930年に宮城県から移住、現在はサンパウロ市に在住している。家族など関係者に取材し、1世紀以上に渡るさたよさんの生涯を紐解いた。2014年2月1日に亡くなった沖縄県名護市真喜屋出身の上地マツさんは、110歳で当時コロニアの最高齢だった。 さたよさんは ...
続きを読む »《ブラジル》財政目標見直し余波=たった7年で15年分の黒字がゼロに=14~20年で8千億レ超の赤字=支出抑制だけでは不十分=与党内からも厳しい声
【既報関連】今年から2020年にかけての政府の基礎的財政収支目標が赤字幅拡大の方向に変更されたため、1999年のカルドーゾ政権時代から積み重ねてきた財政黒字が2020年で全て吐き出されると17日付現地各紙が報じた。 ブラジルは1999年から2013年までの15年間にわたって基礎的財政収支で黒字を計上し続け、その総額は8016 ...
続きを読む »《ブラジル》ルーラが恒例の北東部遊説スタート=有罪判決後、特に重要に=今回は前途多難との説も
来年の大統領選を見据え、ルーラ元大統領(労働者党・PT)が17日より9月11日まで、ブラジル北東部9州でのキャンペーンを行っている。同氏にとっては選挙戦略上、重要な恒例行事だが、今回の遊説は以前のように楽なものではないと17日付現地紙が報じている。 ルーラ氏が北東部巡りをはじめたのは1993年からで、この遊説で築いた地盤が大 ...
続きを読む »米国=ラテン・アメリカ諸国に北朝鮮との断交を求める=「あくまで国連決議に従う」とブラジル外務省
「ベネズエラに軍事介入も辞さず」とのトランプ大統領の失言余波の火消しのため、ラテン・アメリカ諸国歴訪中のマイク・ペンス米国副大統領は、16日にチリを訪問し、ミチェレ・バチェレ同国大統領と会談した。その中でペンス副大統領は、北朝鮮の金正恩体制を国際的に孤立させるため、ブラジル、メキシコ、チリ、ペルーに対して、同国との外交、通商関 ...
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