テメル大統領は9日、ロドリゴ・マイア下院議長らと会い、同大統領の告発審理に関する下院憲政委員会(CCJ)での10日以降の動きなどについて話し合った。大統領は同件の審議の早期終了を求めているが、マイア議長は、議会が休会になる18日までに下院全体での投票を終えられるかはわからないとの見解を示した。10日付現地紙が報じている。 テ ...
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《ブラジル》労働法=上院本会議での採決目前=事前調査では僅差の可決か?=修正し、下院再審議を狙う野党
【既報関連】11日に上院本会議採決が予定されている労働法改正案について、現地紙が上院議員たちに投票動向アンケート調査を行った結果、全81上議の内、42人が賛成の意向である事が分かった。9日付同紙が報じている。 同案承認には41票以上の賛成が必要なので、アンケートの結果通りなら、同案は僅差で可決される。
続きを読む »日本祭り=昨年上回る18万2千人来場=110周年に向け大きな弾み=非日系も日本文化に親しむ
ブラジル日本都道府県連合会(山田康夫会長)主催の『第20回日本祭り』が今月7~9日、サンパウロ・エキスポセンターで開催された。3日間とも晴天に恵まれ、来場者は18万2千人を記録し、昨年の16万8千人を大きく上回った。日本文化の発信拠点、サンパウロ市の一大イベントとして定着した。今年は200以上の企業、団体がブースを出し、来場者 ...
続きを読む »第20回県連日本祭り=特別写真グラフ=皆で力合せ、祭典成功に=会場にあふれる老若男女=ブラジル人も例年以上に殺到
【サンパウロ共同】海外最大の日系人社会があるブラジル・サンパウロで、毎年恒例の日本文化紹介イベント「フェスティバル・ド・ジャポン(日本祭り)」の開幕式が8日開かれた。今年で20回目を迎え、会場は伝統芸能のステージや日本各地の和食の屋台などを目当てに日系人や日本好きのブラジル人らでにぎわった。 日本祭りは7~9日の日程。開幕式 ...
続きを読む »《ブラジル》物価指数=6月は0・23%のデフレ=単月では11年ぶりの出来事
ブラジル地理統計院(IBGE)が7日に発表したところによると、6月の広範囲消費者物価指数(IPCA・インフレ率)は、マイナス0・23%で、6月の数値としては11年ぶりのデフレとなった。 2006年6月のIPCAはマイナス0・21%で、今年6月の下げ幅は、それよりも大きかった。0・23%を上回るデフレは、マイナス0・51%を記 ...
続きを読む »《ブラジル》マイア氏の大統領代行に期待高まる=テメルのCCJ準備の裏で=背後に財界や企業の存在=PSDB党首代行も支持
テメル大統領が連邦検察庁からの告発に対し、下院の憲政委員会(CCJ)での告発受理阻止に向けた準備を進める一方で、下院の中では、大統領が停職になった場合に最大6カ月間、代行を務めるロドリゴ・マイア下院議長(民主党・DEM)に期待する勢力が出てきていると、7日付現地紙が報じている。 昨年5月のテメル政権の成立以来、連邦政府に副大 ...
続きを読む »《ブラジル》連邦警察=一大汚職事件の捜査を担当したLJ特捜班を事実上解散=捜査組織一元化を理由に=「LJ潰しだ」と反発の声
ブラジル連邦警察は6日、2014年に、石油公社ペトロブラス社関連汚職を専門に扱う目的でクリチーバ市に設立した部署、ラヴァ・ジャット(LJ)作戦特捜班を解散したと、7日付現地各紙が報じた。 連邦検察庁は強く反発し、決定の見直しを求めている。検察庁検事たちは、「この決定は明らかな(LJ捜査の)後退で、特に最近まで汚職に手を染めて ...
続きを読む »《ブラジル》日本祭り、初日から大盛況=県人会食ブースに長蛇の列=日本食普及の親善大使も
いよいよ「第20回日本祭り」が昨日、サンパウロ市で開幕した。主催のブラジル日本都道府県人会連合会はテーマを「20年の歩み」とし、新たな挑戦の年として意気込む。晴天の中、開場を待ちわびる人で初日から長蛇の列ができ、正午の幕開けと共に日本文化の祭典が全貌を現した。 会場全体に煌びやかな装飾が施されており、入り口の大鳥居が来場者を ...
続きを読む »基礎食料品セット=23州の州都で価格低下=1年で1割以上下がった都市も
ブラジルでは、生活基本物資の価格の変動を見るため、「セスタ・バジカ」と呼ばれる基礎食料品セットの価格を定期的にチェックする。 労組間社会経済調査・統計所(Dieese)によると、6月はブラジリアを含む27州都中、23州の州都でセスタ・バジカの値段が下がった。価格が上昇したのは4州だけだった。
続きを読む »テメル=下院CCJに反論届ける=「証拠がない」の一点張り=強気な姿勢見せる弁護士=下議と積極面談の大統領
5日、テメル大統領は担当弁護士を通じて、検察庁からの収賄容疑での起訴状に対する弁明の書類を、下院の憲政委員会(CCJ)に提出した。その文書の中で、大統領は改めて疑惑を強く否定した。6日付現地紙が報じている。 大統領の担当弁護士のアントニオ・クラウジオ・マリス・デ・オリヴェイラ氏が提出した文書は98ページにも及び、「証拠不十分 ...
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