国内での喧騒から遠ざかるべく、19日にロシアに向かったテメル大統領は、20、21日の両日の公式訪問を終え、ノルウェーに向かったと20~22日付伯字紙・サイトが報じた。 大統領として初めてのロシア公式訪問は、同国の投資家にブラジル経済が回復に向かっている事をアピールし、ブラジルへの投資を呼び込む事などを主な目的としていたが、2 ...
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日語教師から年商8億円企業家に=野呂義道さん驚きの古希祝=「ブラジルが肌に合った」
「日本語教師や邦字紙記者」から「埼玉で年商8億円の企業家」へ―ジャーナリストの野呂義道さん(70、埼玉県)は日本語教師、邦字紙記者を経て帰国し、(有)ワールドリンクス社(本社・埼玉県坂戸市)を創立してブラジルへ日本食品の輸出を始めて成功した。この度、社長職を子息に譲って引退する決意をして来伯した。当地の仲間がサンパウロ市のカラ ...
続きを読む »《ブラジル》労働法改正審議=上院の委員会で否決される=造反者が出て10対9の敗北=与党内の結束また揺らぐ=「本会議採決では勝つ」と大統領
【既報関連】テメル政権が早期成立を目指す労働法改正法案が20日の上院社会問題審議委員会(CAS)で採決され、賛成9票、反対10票で否決されたと21日付現地紙各紙が報じた。 与党側から3人の造反者が出て反対票を投じた事が逆転現象の一因となったが、政府は予定通り、同法案を憲法法務委(CCJ)から上院本会議へと進め、承認を目指す構 ...
続きを読む »《ブラジル》テメル大統領が2回の選挙で贈賄要求?=元PMDBロビイストが証言=企業への融資優遇の見返りで
民主運動党(PMDB)のロビイストで現在は逮捕中のルシオ・フナロ被告が連邦警察に対して、テメル大統領が2回の選挙で贈収賄を依頼した、と述べていたことがわかった。21日付現地紙が報じている。 フナロ被告の供述は、今月14日に連邦直轄区の連警で行ったものだ。
続きを読む »サンパウロ州地方団体の集い=110周年機に地方再活性化を=「地方会場にバスで集まれ」=団結図り、組織化を承認
「第4回サンパウロ州地方団体の集い」が15日午前10時からサンパウロ州リベイロン・プレット文協(堺貞夫会長)で開催され、約20団体や連合会から45人が出席し、来年に向けて地方団体の結束を固めていくことを誓った。プロミッソンやマリリアで予定されている110周年式典を一緒に盛り上げていくことを機会に、地方の団結と再活性化を図るため ...
続きを読む »世界難民の日=2016年に9552人がブラジルで難民認定を受ける
世界難民の日の20日、法務省傘下で外務省や労務省、保健省などの複数の省庁関係者も参加する公的機関、国家難民審議会(Conare)が、2010年から16年までにブラジルで認定された難民に関するデータを発表した。それによると、16年にブラジルで難民認定された人は9552人いたという。 難民認定された人の国籍は82カ国に及び、シリ ...
続きを読む »ブラジル連警がテメルの収賄容疑濃厚と報告=ロウレスの金銭授受に関与=他の罪状は録音の鑑定次第=クーニャが気になる反論も
ブラジル連邦警察は19日、テメル大統領と同氏元側近のロドリゴ・ロシャ・ロウレス元下議の収賄容疑は濃厚とする捜査報告書を最高裁に提出した。大統領らへの容疑の内、捜査妨害と犯罪組織形成に関する報告書は、大統領とJBS社主のジョエズレイ・バチスタ氏とが会ったときの録音の鑑定結果を待ってから提出される。20日付現地紙が報じている。 ...
続きを読む »《ブラジル》連邦貯蓄銀行が低金利住宅ローン見合わせる=5月に追加した資金も底をつき=企画省「住宅需要増化の兆候」
連邦貯蓄銀行(CAIXA)は、プロ・コチスタと呼ばれる、低金利住宅購入用ローンの新規契約を見合わせたと20日付現地各紙が報じた。 プロ・コチスタは、勤続期間保障基金(FGTS)の資金を財源とする融資計画で、サンパウロ州、リオ州、ミナス・ジェライス州では95万レアルまで、その他の州では80万レアルまでの住宅購入資金を融資するプ ...
続きを読む »春の叙勲=在サンパウロ管轄の5人に伝達祝賀式=日本ブラジル関係促進の功績称える=「見栄張らず一日を大切に」
日本政府による「平成29年度春の叙勲伝達・祝賀式」が14日、在サンパウロ総領事公邸で行なわれた。管轄在住の5人が対象となり、邦人叙勲では黒木政助さんに旭日双光賞、外国人叙勲では辰巳ジョーさんに旭日小綬章、山添源二さんに旭日双光賞、吉安園子さんと塚田光夫さんに旭日単光賞が授与され、家族ら60人と受勲を祝った。 両国歌斉唱の後、 ...
続きを読む »《ブラジル》インフレ目標を下方修正=2019年からは4・25%に
エンリケ・メイレレス財相とジオゴ・オリヴェイラ企画相は、2019年度からのインフレ目標を現行の4・5%から4・25%に引き下げるよう、イラン・ゴールドファジン中銀総裁を説得するのに成功した。 目標インフレ率は2005年以来、4・5%を保ってきた。目標インフレ率の引き下げ決定は、29日の国家通貨審議会(CMN)の会合で公表され ...
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