オデブレヒト社元社長のマルセロ・オデブレヒト被告が10日、パラナ州連邦地裁で開かれたラヴァ・ジャット作戦(LJ)関連の裁判で、かねてから噂のあった同社の賄賂分配表に書かれていたコードネーム「アミーゴ」がルーラ元大統領のものであることを認め、さらに諸々の贈賄行為を行ったことを認めた。11日付伯字紙が報じている。 報道によると、 ...
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《ブラジル》労働法改革草案まとまる=100項目以上の変更含む=「労働法を近代化」と報告官
12日に発表される予定の労働法改革案の報告官である、ロジェリオ・マリーニョ下議(民主社会党・PSDB)が10日、「ブラジル労働法(CLT)の近代化を行っている」と語り、100項目以上の変更を提案すると明かしたと、11日付現地紙が報じた。 変更の中には、年間30日与えられる有給休暇を3回に分けて取る事が出来ること(1回分は2週 ...
続きを読む »《ブラジル》母は二世1号で国際結婚=笠戸丸三世ドロシーさん語る(上)=家長病没、香山六郎と再婚
「今では残された兄妹は私一人だけ。家族の思い出を大切に残しておきたいの」―。そう語るのは、サンパウロ州アチバイア市で静かに余生を送っているドロシー・ジュリア・アメコ・ジョーンズ・ダ・シルバさん(81、三世)だ。茶色がかった瞳に、何処となく異国情緒が漂ようドロシーさんの母は、笠戸丸二世第1号にして、当時珍しかった国際結婚をしたジ ...
続きを読む »サンパウロ市=市内大通りの壁を垂直庭園に=第1期工事を終了
サンパウロ市は9日、道路緑化計画第1弾として、市内を南北に走る5月23日大通りがトゥトイア橋と交差する地点の壁1439平方メートルに、〃垂直に広がる庭〃として30種もの植物を植えたと、同日付のサンパウロ市公式サイトが報じた。 5月23日大通りでは別の6区画の壁も、6月の終わりまでに垂直に植えられた植物で覆う計画があり、緑化面 ...
続きを読む »サンパウロ市=ダッタフォーリャ調査で43%がドリア市長を支持=過去8人のサンパウロ市長で最高=「悪い」も上昇して20%に=18年はサンパウロ州知事選出馬説も
ジョアン・ドリア・サンパウロ市長に関するダッタフォーリャの世論調査の結果が8日に発表され、就任3カ月の時点で、過去8人のサンパウロ市長の中で最高の支持率を得ていることがわかった。その一方で、不支持率も20%あり、18年の統一選挙では大統領選やサンパウロ州知事選へは出馬せず、市長に留まってほしいと望む声が多いこともわかった。8、 ...
続きを読む »ブラジル連邦政府=18年の赤字は1290億レアル=当初の見込みより500億レアルも拡大=基礎的収支黒字化は20年度から?
【既報関連】連邦政府は7日、2018年度の中央政府会計(国庫、社会保障費、中央銀行)の赤字見通しが、これまでに想定していた790億レアルより500億レアル増大して、1290億レアルになるとの見方を示したと、7、8日付現地紙・サイトが報じた。 「18年は1290億レアルの赤字の見通し」との見解は、エンリケ・メイレレス財相、ジオ ...
続きを読む »ロック・イン・リオのチケット販売開始=早くも売り切れが相次ぐ
リオで開催される世界的なロック・フェスティバルで9月に開催される「ロック・イン・リオ」のチケットが6日に発売され、早くも売り切れ目前の状況となっている。 1985年にはじまり、当時、世界的な社会現象となったロック・イン・リオは、4回目に行われた2011年からは隔年開催となり、今年で7回目を迎える。2011年からは9月の3週目 ...
続きを読む »母国の現状に心を痛める、ブラジルに暮らすシリア難民=「米軍の空爆は何の役にも立たない」=「早くアサドを権力の座から除いて」と悲痛な叫び
ブラジルに暮らすシリア難民たちは、米軍によるシリア空軍基地空爆の理由が分からないとし、また行為の効果や正当性にも疑問を投げかけた。 シリア難民たちは、空爆はシリア国民を助ける以上に、害をあたえると考えており、「トランプ米国大統領が本当にシリアの民を助けたいと思っているならば、アサド大統領を排除し、その後のシリア復興に助力して ...
続きを読む »《ブラジル》社会保障制度改革=強固な議会の反対に政府が譲歩?=5項目で条件緩和か=大統領、YouTubeで国民に呼びかける=「骨子は揺るがない」と報告官
【既報関連】ミシェル・テメル大統領は、下院の社会保障制度改革特別委員会の報告官、アルトゥル・マイア下議(社会民衆党・PPS)に、政府の提出した年金制度改革案に変更を加えることを許可したと7日付現地紙が報じた。 6日付現地紙による、「政府の社会保障制度改革案に賛成の下議は95人、反対の下議は251人」の報道は現政権内にも大きな ...
続きを読む »《ブラジル》下院で法案連敗続くテメル政権=年金制度や労働法改正に暗雲=機能しない政局調整役たち
このところ、下院での法案審議は苦戦が続き、テメル政権が今年中に成立を願っている改革案の承認が危ぶまれている。その主要因は政局調整(アルチクラソン)役の不足だと、7日付エスタード紙が報じている。 新政権発足後、しばらくは「議会内での信頼はジウマ政権以上」との声が高かったテメル政権だが、ここに来て、議会内での信頼が揺らぎはじめて ...
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