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《ブラジル》カルネ・フラッカ作戦で国内外に大きな衝撃=肉の認可を賄賂で不正=数々の加工や保存に問題=世界各国がブラジル肉輸入禁止に

安全性を強調するため、19日に外国大使らをシュラスカリアに招いたテメル大統領(Beto Barata/PR)

 17日朝、連邦警察の「カルネ・フラッカ作戦」が行われ、大手食肉加工会社関係者や農務省監督官らが逮捕された。この捜査では、世界的企業のJBSやBRFなどを含む食肉会社が、賄賂と引き換えに、肉の認可基準などを甘くしてもらい、不正行為を行っていた疑惑が摘発された。同捜査で国内の消費者がパニックに陥った他、諸外国もブラジルからの肉の輸 ...

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《ブラジル》中国企業の投資が勢いを増す=今年は200億ドル規模とも=電力や農業部門を中心に

昨年、就任早々に中国を訪問したテメル大統領(Beto Barata/PR)

 2年半以上の不況に苦しみ、ようやく景気回復の兆しが見えかけてきたブラジルだが、その状況を利用し、中国が積極的にブラジルへの投資を行っていると、19日付エスタード紙が報じた。  中国・ブラジル商工会議所(CCIBC)によると、中国企業は今年、200億ドル規模に及ぶブラジル資産の購入を計画している。これは2016年に行ったブラジル ...

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今年も日本式野球の伝授に=日体大から8人がブラジルで指導=JICA通じ全国10都市で

ちびっ子から記念にTシャツを受け取る日体大メンバー

 JICAによる大学連携事業で、日本体育大学の野球部員ら8人が今年も来訪指導に訪れた。技術向上と青少年教育などを目的としており、21日の帰国まで約1カ月間、聖(サンパウロ)、麻(マット・グロッソ)州を始めとする全国10都市で活動。2014年の派遣から4年連続で実施され、走攻守といった基礎プレーの指導、連係プレーの実演を通じ日本ら ...

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《ブラジル》四つの国内空港の経営権入札行われる=国際大手企業3社が落札=落札総額37億レアルで15億レアルが即時国庫に=「ブラジルに投資戻った」と政府

ドイツ系フラポートグループが経営権を落札したポルト・アレグレの国際空港(Embratur)

 【既報関連】ブラジル国内空港の民営化のための入札が16日に行われ、フォルタレーザ、サルバドール、フロリアノポリス、ポルト・アレグレの4空港の経営権が、ドイツ、フランス、スイスの企業によって落札されたと、16、17日付現地紙・サイトが報じた。  4空港の経営権落札価格は総額で37億2千万レアル(1340億円相当)だ。また、その内 ...

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《ブラジル》ラヴァ・ジャット作戦開始から3年が経過=ブラジル史上最大の汚職摘発劇=全容解明は一体いつまで?

16年4月12日に行われたLJ継続とモロ判事擁護を訴えるリオ市でのデモ(Tomaz Silva/Agência Brasil)

 連邦警察が2014年3月17日に7州で行った汚職摘発劇、ラヴァ・ジャット作戦(LJ)から丸3年が経過した。  14日には、オデブレヒト社関係者の報奨付供述に基づき、最高裁で扱うべき人物に関する捜査開始要請だけで83件というまとまった数の要請書も提出された。  パラナ州クリチバのLJ特捜班は連邦検察官約30人からなり、次々に展開 ...

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ジャパンハウス=企業向けに内部を初公開=白を基調に広々とした空間が=関心高く、ブラジル進出の支援も=開設は5月初旬めど

参加者向けに流されたイメージ映像(内部そのものは来月28日以降に解禁)

 5月初旬の開館を目指す日本政府の広報施設ジャパン・ハウスで15日午後、商工会議所の建設不動産部会が会員企業向けに内装見学会を開催した。白を基調とした広々とした内装が広がり、参加者らはビジネス機会を探るなど大きな関心を寄せた。未進出の企業にとっても、事前の市場調査といった活用ができそうだ。  一部の調理設備などを残し内装はほぼ完 ...

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シャペコエンセ=リベルタ杯ホームデビュー戦に合わせ、新ユニフォームを発表=昨年の飛行機事故の生還者も姿を見せる

新ユニフォーム発表会見に現れたジャクソン・フォルマン、アラン・ルシェル、ネットの3人(左から、Sirli Freitas/Chapecoense)

 ブラジル南部のサッカーチーム、シャペコエンセは16日の午後、今年の新ユニフォームを発表した。これは同チームが今年、チーム史上初めて出場を果たした、南米大陸王者を決めるリベルタドーレス杯(以下「リベルタ杯」)のホームデビュー戦に合わせてのことだ。  昨年、シャペコエンセは、南米規模ではリベルタ杯に次ぐ位置付けのスル・アメリカーナ ...

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《ブラジル》ラヴァ・ジャット=ジャノーのリストでさらに22人の政治家の名=上下両院の連邦議員を中心に=知事や市長の名前も=再度カブラルやクーニャも

最高裁のLJ報告官、エジソン・ファキン判事(Lula Marques/AGPT)

 【既報関連】ロドリゴ・ジャノー検察庁長官が14日に最高裁に対して行った、オデブレヒト社の報奨付供述(デラソン・プレミアーダ)に基づく捜査開始要請書に含まれている政治家たちの名前が、さらに明らかになっている。16日付現地紙が報じている。  15日付伯字紙が報じた疑惑の政治家は、現テメル政権の閣僚5人に上下両院議長、ルーラ氏、ジウ ...

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《ブラジル》労働法改正と年金改革に反対=デモでルーラ元大統領も演説=「急がないと手遅れ」とテメル大統領

サンパウロ市の目抜き通りが全車線、6ブロックに渡って封鎖された(Paulo Pinto/AGPT)

 【既報関連】ブラジルの多くの州(「少なくとも19州」、「23州」の報道あり)の州都と連邦直轄区で15日、テメル政権が進める労働法改正と年金制度改革に反対するデモとストライキが発生したと16日付現地紙が報じた。  「全国ストライキデー」と名づけられた抗議行動は、中央労組(CUT)系団体などによって組織された。  サンパウロ市では ...

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《ブラジル》瀬戸際に立つ「憩の園」経営=聖母マルガリーダの精神いつまで=通常収入では経費の半分以下

「ドナ・マルガリーダの精神は当面変えるつもりはない」と説明する佐藤会長

 戦争中の1942年から日本移民を助け続けてきた伝統を持つ「救済会」――。経営する「憩の園」がすぐに潰れることはないにしても、「今までのあり方」を守り続けるという意味では、瀬戸際に追い詰められている。救済会(佐藤直(すなお)会長)の第65回定期総会が11日午前、文協ビル5階で開催され、議事自体は次々にすんなりと承認された。でも例 ...

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