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ブラジル失業=2月だけで10万人超失職=92年の統計開始以来最悪=公共行政部門だけが雇用増

ミゲル・ロッセット労働社会保障相(Jose Cruz/Agencia Brasil)

 長引く不況の中、2月の正規雇用者数は10万4582人のマイナスを記録したと23日付伯字各紙が報じた。 この数値は2月としては、労働社会保障省が統計を取り始めて以来、25年間で最大のマイナス幅だ。昨年2月は2415人のマイナスだった。 2月の全就労失業者台帳(Caged)の結果は、市場の予想を大きく上回り、不況の深刻さを表してい ...

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ブラ拓糸=西陣や博多でピカ一と絶賛=欧州ブランドも大量採用=創立87年、コロニア老舗企業=ドアルチーナ工場は閉鎖

ブラ拓のバストス工場

 「常に『今より上』を目指している」――コロニア最古の企業の一つ、伝統のブラジル拓殖組合の名を受け継ぐ「ブラ拓製糸株式会社(BRATAC)」(谷口滋社長)。1929年3月のブラ拓組合創立から87年がすぎた。その間、敵性国資産凍結令も経験。戦後は生産量の拡大を続けることで経費を抑えてきたが、安価な中国製品の台頭もあり、97年以降は ...

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武本文学賞=『日系文学』誌50周年記念=授賞式に伯TV局取材も

受賞者の皆さん

 ブラジル日系文学会(武本憲二会長)が主催する第33回武本文学賞授賞式が20日午後、サンパウロ市の宮城県人会館で開催され、受賞者とその家族ら100人余りが参加した。今年、『ブラジル日系文学』誌が50周年を迎えたことから、歴代の編集者が表彰され、コロニア行事には珍しくTVクルトゥーラが取材に訪れるなど歴史を感じさせる式典となった。 ...

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W杯予選に虫除けプレゼント=スアレスよりジカ熱の方が怖い

サッカーのウルグアイ代表・ルイス・スアレス(Renata Silva/Setes)

 25日、サッカーの18年ワールドカップの南米予選、ブラジル対ウルグアイ戦がペルナンブッコ州レシフェで行われるが、この試合に関連し、ブラジル・サッカー連盟(CBF)が異例の発表を行った。 それは、この日、試合会場となるペルナンブッコ・アリーナに来場する観客、関係者、選手、約10万人に、虫除けの塗り薬を無料で配布するというものだ。 ...

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ルーラ=メンデス判事の命令覆らず=AGUが策を講じるも=地裁で逮捕の可能性残る=その間も狭まる包囲網

18日のルーラ氏(Juca Varella/Agência Brasil)

 連邦最高裁は22日未明、国家総弁護庁(AGU)が訴えていた、ジウマール・メンデス判事が下した、ルーラ前大統領(労働者党・PT)の官房長官就任差し止め撤回の要求を却下した。その裏で、ルーラ氏や連邦政府が不利になる事態は続いている。22日付伯字紙が報じている。 メンデス判事の判断撤回要求は、ルイス・フクス判事によって却下された。同 ...

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PB社=2年連続の大幅赤字計上=348億レで前年より悪化=原油価格下落が影をさし

ペトロブラス社の復活はなるのか(Rovena Rosa/Agencia Brasil)

 原油価格の下落にブラジル経済危機、政治危機が相まって、ブラジル最大石油公社のペトロブラス(PB)が史上最大の赤字を記録したと22日付伯字各紙が報じた。 PBは15年の会計を348億3600万レアルの赤字で閉じた。この大赤字の主な要因は、同社が株式その他の資産額をこれまでにない規模で見直し、評価額が大きく低下したことだ。 最大赤 ...

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「誇りある文化村、後進へ」=スザノ福博村が85周年=村民200人が祝福に参列=大浦氏の入植前史講演も

出席者全員で記念撮影

 サンパウロ州スザノ市の福博村(上野ジョルジ会長)が入植85周年を迎え、20日に同市イペランジア地区の村会館にて記念式典を行なった。文化村として発展を遂げた同村の入植祭には、関係者約200人が訪れ、にぎやかに85周年を祝った。 式典に先立ち、午前10時から慰霊祭が行なわれた。東本願寺の川上寛祐師が読経し、訪れた村民らが焼香した。 ...

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日本の専門家が注意喚起=4都市でジカ熱セミナー

援協で行なわれた説明会。移住者から駐在員家族まで、多くの在伯者が関心を集めた

 ブラジルを始めとする中南米地域でのジカウイルス感染症の流行拡大を受け、感染症の専門家ら4人が実態調査のため来伯した。ジカ熱と小頭症の関係が最初に指摘されたペルナンブコ州などを訪問、情報収集に努めた。 今調査にともない12~16日には、ブラジル内4都市(サンパウロ市、リオ、レシフェ、ブラジリア)で在留邦人向けの健康安全講話が実施 ...

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ポ語版百年史3巻目刊行=戦中戦後編『対立から統合へ』

大原さん、西尾さん、吉岡さん

 ポ語版百年史の3巻目、戦中戦後編『対立から統合へ』(1941~2008年)の刊行記念会が31日午後7時から、サンパウロ市の文協ビル9階の移民史料館で開催される。本山省三USP歴史学教授、エスタード紙論説委員の保久原ジョルジェ氏の共著。 すでに勝ち負け抗争を通した家族史『万歳、正輝』の著作もある保久原氏だけに、同抗争への突っ込ん ...

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逆風下で現政権を擁護する大御所音楽家=「闘争の同志」のイメージ捨てられず

 ブラジルは現在、ルーラ前大統領(労働者党・PT)の官房長官就任という、想定をはるかに超えた「逮捕逃れ」の方法に呆れた国民らが、これまでにないほどの反政府的な怒りの中にある。 だが、ブラジル音楽界の重鎮の中には、この動きに反旗を翻す動きが見られている。 調査機関ダッタフォーリャが3月17、18日に行った最新のアンケートでも、「ル ...

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