ジウマ大統領は11日、15日に全国で計画されている大統領に反対するマニフェスタソンを前に、連邦政府内のアルチクラソン(政局調整)を行うメンバー編成を変えることを発表し、これまでの労働者党(PT)一辺倒だった主要閣僚会議に民主運動党(PMDB)をはじめとする他の連立与党を加える方針を示した。12日付伯字紙が報じている。 ジウマ大 ...
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算出法変更でGDP微増=支出の一部は投資扱いに=組合は最低賃金引上げ要請
ブラジル地理統計院(IBGE)は11日、最新の国際基準に準拠した方法で00年~11年の国内総生産(GDP)を見直した数値を発表した。この間のGDPの平均成長率は3・5%から3・7%に上がったが、11年に限ると2・7%だった成長率が3・9%に急伸したと12日付伯字各紙が報じている。 従来は支出に分類されてきた鉱物資源の試掘や評価 ...
続きを読む »ロンドリーナ西本願寺=若者向けに歌で仏教広め=バンド「お寺依存」活動中=堅田住職の斬新な取組み
ロンドリーナ本派本願寺(通称「西本願寺」)の住職・堅田玄悠さん(37、滋賀、かたた・げんゆう)が、バンド「お寺依存」(Oteraizao)を結成、仏教音楽を通した布教活動を行っている。一風変わったバンド名は、「お寺に依存する」の意と「大きいお寺」(名詞の語尾に「ao」が付くと強調の意味になる)の意をかけたもの。2011年から同 ...
続きを読む »歩こう友の会=「イタリア移民の伝統感じた」=ヴィニェードのブドウ祭り
リベルダーデ歩こう友の会(小笠原勉コーディネーター)の一行約30人余りは2月22日、サンパウロ州ヴィニェード市(人口6万3千人)の第54回ブドウ祭りに行き、一日楽しんだ。 この地方はバンデイランテスが稀少植物や鉱物を探して分け入って道が開かれ、19世紀にコーヒー農場が作られ、イタリア移民などが欧州から導入された。 最初に一行 ...
続きを読む »松柏大志万=25人の訪日団無事帰国=それぞれの思い出を胸に
松柏・大志万学院(川村真由実校長)の「第20回訪日使節団」(生徒25人、引率2人)が約60日間の訪日研修を終え、2月初旬に帰国した。 通常の参加人数は15人前後だが、今回は同学院の生徒数増にあわせて25人に増員して実施された。 今月6日に来社した教員の川村千恵さんは、「毎日生徒にプロポリスを飲ませてがんばった。皆元気で病気もせ ...
続きを読む »バルボーザ前最高裁長官=ラヴァ・ジャットを嘆く=意味深で知的なツイート
現在、ブラジルのニュースを独占し、本紙でも連日報道中のラヴァ・ジャット作戦。ブラジル最大の石油企業ペトロブラスのスキャンダルに加え、与党政治家が大量に関与していたという疑惑に多くの国民が嘆いているが、それは最高裁前長官のジョアキン・バルボーザ氏もしかりだ。 バルボーザ氏と言えば、2012年にメンサロン事件の裁判で報告官として与 ...
続きを読む »ペトロロンCPI=「ジウマの大統領選で贈賄」=バルスコ被告が再証言=30万米ドルを自身経由で=ヴァカリ氏の疑惑も暴露
10日、ペトロロンに関する議会調査委員会(CPI)でペトロブラス元サービス部課長(ジェレンテ)のペドロ・バルスコ被告の証人喚問が行われ、ジウマ大統領が初当選を果たした2010年の大統領選挙で30万米ドル相当の贈賄を行ったと供述した。11日付伯字紙が報じている。 バルスコ氏は昨年11月、連邦警察への報奨つきの供述の中で、「サービ ...
続きを読む »サンパウロ州水道会社職員がストへ=大量解雇の職員の再雇用を求め=18日に実施の是非を決定
サンパウロ州環境・上下水道労働者組合(Sintaema)は、10日に行われたサンパウロ州水道公社(Sabesp)労働者の総会後、19日から無期限ストを行う事を決めた。同組合は、今年に入ってからだけで399人が解雇されたSabespの元労働者の再雇用を司法に訴える意向だと11日付伯字各紙が報じている。 アントニオ・ダ・シルバSi ...
続きを読む »所得税調整で政府譲歩=議会での拒否権否認回避策
連邦政府と議会が10日、所得税を、ジウマ大統領が拒否権行使時に主張した4・5%から6・5~4・5%の段階調整とする事で合意したと11日付伯字紙が報じた。 政府代表として議会に赴いたジョアキン・レヴィ財相が、民主運動党(PMDB)が提出した段階調整案を土台に採択した折衷案は、低所得者には6・5%、高所得者には4・5%と、段階的に ...
続きを読む »東日本大震災=追悼集会で支援活動を確認=ブラジルでも「花は咲く」=棉栽培で継続支援の試みも
東日本大震災4周忌追悼支援集会が、11日午前、サンパウロ市の宮城県人会館で開催された。岩手、宮城、福島の3県人会や福祉団体による追悼支援委員会(永山八郎委員長)が主催。東日本に甚大な被害をもたらした大災害から4年が経過し、当地からも支援活動の継続や拡大を狙って、新たな取り組みが生まれようとしている。 「真っ白な雪道に 春風香 ...
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