労働者党(PT)サンパウロ州支部執行部が7月31日、サンパウロ州議員ルイス・モウラ氏の除名を決めた。同氏は今年3月、州都第一コマンド(PCC)と会合を持った事実が発覚していた。サンパウロ州最大の犯罪組織で暴力犯罪の脅威でもあるPCCとの関与は、PTにとっても頭痛の種だった。1日付伯字紙が報じている。 モウラ氏は3月17日、サン ...
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日伯首脳会談=海洋資源や医療・保健で合意=首脳・外相会談の頻繁化へ=ブラジル農業やインフラ整備支援
【ブラジリア共同=橋本昌明】中南米歴訪中の安倍晋三首相は1日午前(日本時間同日深夜)、最後の訪問国ブラジルの首都ブラジリアでジウマ大統領と会談した。両国は共に国連安全保障理事会の常任理事国入りを目指しており、安保理改革の早期実現へ連携を強化する方針を確認。首相は首脳・外相会談の頻繁な定期化も呼び掛ける。デジタル放送や減災などの ...
続きを読む »ウニベルサル教会=ソロモンの神殿落成式=ジウマら政界の大物参加
7月31日、サンパウロ市中央部ブラスにウニベルサル教会世界本部の「ソロモンの神殿」の落成式(献堂式)があり、ジウマ大統領をはじめ政界の要人が大勢参加した。1日付伯字紙が報じている。 7万4千平米の巨大な敷地に建つ同神殿はブラジル一の大きさで、1万人の収容が可能だ。同教会は国内に6500の枝教会を持ち、教祖のエジル・マセド司教は ...
続きを読む »ブラジリア=首相夫人は日語普及会へ=モデル校に図書類を寄贈=「日伯関係は日系人の功績」
安倍昭恵首相夫人はブラジル最初の日程として1日午前9時20分、ブラジリア日本語普及協会(三分一貴美子理事長)が直営する日本語モデル校を訪問し、『昭恵文庫』として茶道や生け花の写真集などの書籍約50冊とDVDの贈呈式を行った。 当日は250キロ離れたゴイヤス州、300キロ離れたミナス州パラカツからも日本語教師ら普及協会役員が集ま ...
続きを読む »「保証付き日系人」を称賛=首相、日系議員らと懇談
【ブラジリア共同】中南米歴訪中の安倍晋三首相は1日、最後の訪問国ブラジルの首都ブラジリアで、国会議員や官公庁幹部の日系人と懇談し、他のブラジル人に比べて勤勉で責任感が強く「ジャポネス・ガランチード(保証付きの日本人)」と呼ばれることに言及、それぞれの活躍ぶりをたたえた。 安倍首相は懇談で「皆さんはブラジル社会の安定に貢献されて ...
続きを読む »国境警備の重要任務遂行=ハイテク新計画の初試験場に=4月少将昇格の松田司令官=ドウラードス基地に訪ねる
ボリビア、パラグアイと国境を接する南麻州の国境警備最前線の重要拠点、ドウラードス基地で司令官として指揮するのは、4月に少将昇格を果たした松田ルイ・ユタカ氏(53、二世)だ。陸軍が推し進める7大戦略の一つ「シスフロン計画」の初実験地としての重責を担う松田氏を、ドウラードス基地に8日訪ね、その任務や活動を取材した。(石川達也記者) ...
続きを読む »アルゼンチン=デフォルト回避に懸命=90日の債務返済を求める=債務国との間の条項は?=メルコスルも協力体制に
30日までに国の抱える負債の返済を迫られたアルゼンチンが、返済期日の延長を求めており、南米共同市場(メルコスル)もこれをバックアップする構えだ。同国がデフォルト(債務不履行)に陥った場合、ブラジル経済への影響も懸念されている。30日付伯字紙が報じている。 米国地裁は6月16日に、2012年に出した2件の債務返済命令に対するアル ...
続きを読む »安倍首相=中南米訪問で1日にブラジルへ=トップ外交でビジネス支援=油田開発や新薬検査支援か=2日はサンパウロ市、文協歓迎会も
安倍首相が今週金曜日、1日に中南米訪問の最終地ブラジルに到着する予定だ。今月25日から5カ国を訪問し、各国首脳らと会談を行なってきた。当地でもジウマ大統領との会談が組まれ、2日にはサンパウロ市文協での歓迎会などに出席する予定だ。リオ五輪の次大会が東京という二国友好の絶好のタイミングであり、現役首相としては小泉純一郎氏以来10年 ...
続きを読む »岐阜県農業実習派遣団=高校生12人が志胸に
岐阜県教育委員会(野原正美委員長)による『平成26年度 岐阜県農業高校生海外実習派遣事業』で、19日から来月1日まで、県内農業高校生12人と引率教員2人が滞伯中だ。当地の農業事情を見聞し、日本の農業発展に役立てる。 一行はサンパウロ州コロニア・ピニャールでの実習を終え、24日に来社。当地日系農家の印象について訪ねると、「農地や ...
続きを読む »大統領と日本移民の友情=松原家に伝わる安太郎伝=(4)=「彼の鍬は普通の2倍ある」=渡伯20年後には大農場主に
1918年7月末から約50日間に渡って日本では米騒動が起き、全国に波及した。松原の故郷和歌山県では、民衆を扇動した罪で二人が死刑判決を受けるなど荒れた世情があった。それを受け、食糧難にあえぐ日本政府は盛んにブラジル移住を奨励していた。祐子さんはそんな状況が松原の決断を後押しし、「ブラジルに行き、そこで人生を送ると決めた」のだと ...
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