下院でジウマ大統領の罷免投票が行われた17日、世界の他の都市でも、賛成派や反対派のブラジル人が各々の立場を示す行動を行った。18日付伯字紙が報じている。 ブエノスアイレスでは親ジウマ派のグループ二つが抗議活動を行い、ブラジル大使館からオベリスコまでの道のりを、昼から夕方にかけての別個の時間帯で行進を行った。そのうちの一つは、昨 ...
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世界はジウマ罷免審議をどう伝えているか?=ヨーロッパの新聞の見方は?
ジウマ大統領の罷免をめぐる問題は、今やブラジル国内にとどまらず、世界的な話題となっており、11日の下院特別委員会での「本会議で罷免審議継続」との投票結果も、世界中のメディアにとっては大きなニュースだった。 下院本会議での投票で3分の2以上が罷免に賛成すれば、罷免問題は上院に送られるが、1992年に起きたフェルナンド・コーロル氏 ...
続きを読む »東西南北
ジウマ大統領が罷免されるか否かに注目が集まる昨今、5日の伯字紙サイトによれば、連立与党の進歩党(PP)、民主党(PL)、社会民主党(PSD)の3党は、連邦政府が提供している大臣職を受けるか否かについて、「ジウマ大統領が下院の投票で罷免されないとわかったら引き受ける」との見解を示している。つまりこれは、大臣職を与えることで、これ ...
続きを読む »カゼミーロが一躍ヒーローに=伝統の一戦でバルサ封じる
2日に行われたスペインのサッカー・リーグ、リーガ・エスパニョーラの伝統の一戦、バルセロナFC対レアル・マドリッド戦で、あるブラジル人選手の活躍が絶賛され、一躍、世界的な脚光を浴びた。 その選手とは、レアルのボランチ、カゼミーロだ。この日のカゼミーロは、メッシをはじめとするバルサの強力攻撃陣の動きを中盤でことごとく止める活躍を見 ...
続きを読む »ブラジル恐るに足らず=強気のパラグアイ ホームで待ち構える
「もはやブラジル恐るに足らず」―。強気の言葉がパラグアイ各紙の見出しに踊っている。 2018年のロシアW杯行きを目指し、南米予選第6節が29日に行われる。 現在共に勝ち点8で並び、得失点差で3位のブラジルとすぐ下の4位につけるパラグアイが、パラグアイのホームスタジアム、首都アスンシオンのデフェンソーレス・デル・チャコで対戦する ...
続きを読む »マリーナが注目のテレビ出演=ジウマ政権分裂の最中に
29日、ブラジルは、労働者党(PT)政権で最大のパートナーだった民主運動党(PMDB)の政権離脱でジウマ大統領罷免の動きが一気に高まったことに関する報道一色となったが、その29日未明、ジウマ氏と2010年、14年の大統領選を争ったマリーナ・シウヴァ氏が注目のテレビ出演を果たした。 マリーナ氏は元々、PT結成当初からのメンバーで ...
続きを読む »リオ五輪=地下鉄延伸工事間に合うか=追加融資はリオ州議会次第
8月5日のリオ五輪開幕まで4カ月余りだが、同市中心部からバーラ・ダ・チジュッカのメイン会場までの観客輸送計画の核となる、地下鉄4号線の延伸計画が開幕までに間に合うか、微妙な状況と29日付エスタード紙が報じた。 同州政府は五輪前完成に自信を見せているが、そのために少なくとも4億8900万レの緊急融資が必要だという。現在病気療養中 ...
続きを読む »リオ市=UPP設置後も続く抗争=昨年は5分に1回の銃撃戦
五輪と市長選の年、リオ市では犯罪者同士や犯罪組織と軍警との銃撃戦が続き、流れ弾に当たって死亡した市民や銃撃戦で死亡した警官のニュースが後を絶たない。 28日付G1サイトなどは、27日に起きた銃撃戦に巻き込まれた4歳男児が入院先の病院で死亡したと報した。死亡したのはリアン・ガブリエル君で、マドゥレイラ区に住む祖父母の家の前で遊ん ...
続きを読む »再燃するイタイプー疑惑=ダム建設から続く不審死=奇奇怪怪の南米政界裏面史か=パラグァイ 坂本邦雄
ブラジルのオ・グローボ紙によれば、連邦検察総庁は巴伯イタイプー双国水力発電所に関わる古い疑惑について改めて捜査を始める運びだと報じられている。この問題の立件再起の話は、1979年の未だに解明されていないジョゼ・ジョビン外交官の怪死に原因するものである。 故同外交官の令嬢リギア・ジョビン女史は、「いかなる理由か、イタイプー水力発 ...
続きを読む »痩せるための胃の手術増加=肥満増加と新技術の開発で
2015年に胃を小さくする手術を受けた人は9万3500人に達し、8万8千人だった14年より6・25%増えた。 156センチで98キロあったという公務員のエウジェニア・フォンセッカさん(42)は、2年間調べた結果、今やらなければと決断、15年2月に手術を受けた。 フォンセッカさんはいつも平均体重を上回り、色々な方法で痩せようとし ...
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