「立上げと体制固めの難しい時期は過ぎた。あとは後進に任せたい」――ジャパン・ハウス(以下、JH)の平田アンジェラ多美子館長は今月20日を以って、館長から退任すると発表した。ビーチサンダル「アヴァイアナス(Havaianas)」の貿易本部長を担い、世界的なブランドに育て上げた手腕が買われて館長に抜擢された。ロンドン、ロスに先駆け ...
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「島唄」宮沢が7月式典で熱唱=移民の日、千人の大法要に!=菊地実行委員長 リッファ購入呼びかけ
7月21日のブラジル日本移民110周年式典まで残り僅か一カ月――それに先駆けて、17日午前8時半からイビラプエラ公園の先没者慰霊碑は例年通りだが、10時半から文協大講堂にて催される移民の日の「開拓先没者追悼法要」の方は節目の年に相応しく、千人規模の大法要になる見込みだ。来月7日に当選が行われる第二弾リッファの締切りを目前に、菊 ...
続きを読む »聖総領事館=大任終え、佐藤領事が帰朝=元本紙記者の池田副領事着任
在聖総領事館(野口泰総領事)の広報文化班の佐藤卓央領事(43、奈良県)が離任し、池田泰久副領事(34、静岡県)が着任するため、11日に挨拶に来社した。 佐藤領事は2015年9月に着任し、秋篠宮同妃両殿下のブラジル訪問に関する業務という大任を最初からこなした。さらにジャパン・ハウス(JH)の開館準備を印象に残る仕事として挙げた ...
続きを読む »JH=「香と味」展、9月末まで=香りを〃聞く〃文化の粋=上田さん「日本の精神性を感じて」
日本独特の香りや味の文化ついて紹介する『香と味(Aroma & Sabor)』展が、今月5日からジャパン・ハウス(Avenida Paulista, 52)2階で開催中。嗅覚を頼りに桜の香りを見つけてゆく空間藝術「嗅覚のための迷路」を創作した、香りの藝術〃嗅覚アート〃作家・上田麻希さんが6日、講演した。香りを楽しむ日本 ...
続きを読む »藤井勇人さん=建築士取得、邦人で半世紀振り=5年がかりで官僚制と苦闘=建築で日伯繋ぐ〃新日系人〃
「この5年間は、まさにブロクラシー(官僚制)との戦いだった」――こう振り返るのは、藤井勇人さん(39、兵庫県)。この4月、日本人として約半世紀振りにブラジルで「建築士」資格を取得、認定機関が建築・都市計画審議会(CAU)に移行してからは邦人第一号となった。外国人にとって障壁となっている煩雑な資格取得手続きに粘り腰で取組み、晴れ ...
続きを読む »大耳小耳
アルゼンチンのブエノスアイレスで開催された20カ国・地域(G20)の外相会談に先駆けて、19、20日に当地を訪問した河野太郎外務大臣。忙しい合間を縫って、日系社会との懇親に時間を割いていたが、時事通信など日本のメディアで配信された記事では、JHの講演で北朝鮮情勢での連携呼びかけたことを強調するのみ。これに対し、河野大臣は自身の ...
続きを読む »JH=開館1年、持続性が課題=次回企画展は「香と味」
ジャパン・ハウス(平田アンジェラ館長)は、「第9回運営委員会」を15日に開催した。今後の持続的運営に向けて、展示における協賛企業の獲得策が協議されたほか、企業会員制度の構築に向けて検討が進められてゆく見通しだ。 開館から1年間で当初の予測を遥かに上回る76万9502人の来館者を迎えたJH。野口泰総領事は「伝統的な文化施設の一 ...
続きを読む »河野外相=「ワーホリ制度、将来的に検討」=本紙が単独インタビュー
河野太郎外務大臣は本紙との単独インタビューに応じ、日系人に限らない交流を増やす「日伯ワーキングホリデー(WH)制度の締結」、来年3月で最初の予算(36億円)が終ってしまうジャパン・ハウスの「来年4月以降の予算はどうなるのか」という二つの質問に関して、次のように応えた。 日本はすでに、昨年にアルゼンチン、今年はチリとの2カ国と ...
続きを読む »ジャパン・ハウス1周年=来館者数77万人を記録=将来的な収益性強化が課題
日伯政府要人が一同に会し、華々しくオープンしてから丸1年を迎えたジャパン・ハウス(平田アンジェラ多美子館長、以下、JH)。開館わずか1カ月で来館者は7万5千人、1年間では延数76万9502人を記録した。当初の年間目標13万6千人を遥かに上回る実績をあげ、パウリスタ大通りでも象徴的な文化施設の一つとして地位を確立した。開館から1 ...
続きを読む »明治大学=中南米と漫画で関係強化=文協やUSPに3450冊寄贈=二宮氏「画期的なプロジェクト」
明治大学(土屋恵一郎学長)は、漫画を武器に中南米との関係強化を加速している。昨年、ジャパン・ハウス(以下、JH)に200冊の漫画本を寄贈したことを皮切りに、今年は3450冊をブラジルとコロンビアの日系団体と協定校に寄贈した。漫画の教育的価値や研究対象としての魅力をアピールし、将来的に日本と中南米の懸け橋になる人材の輩出を目指し ...
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