6月22日(水) ブラジル沖縄県人会(与儀昭雄会長)主催の「移民九十七周年記念開拓先亡者追悼慰霊法要」が十九日午後三時から、同県人会館ホールで行なわれた。今年十一回目となる同県人会の慰霊法要。当日は約百二十人が会場を訪れ、県系人十五万人の礎となった先人たちの苦難の日々を思った。 冒頭、古典音楽協会、古典音楽保存会、筝曲興陽会 ...
続きを読む »笠戸丸 関連記事
パラナ州でも慰霊祭=ローランジア=移民センター=先人の功績振り返る
6月22日(水) 開拓精神見つめなおし将来担う力を――。パラナ州のブラジル日本移民九十七周年先没者慰霊祭が十八日午後、ローランジア移民センター内会館で行われた。 例年は屋外の開拓者慰霊碑前で行われるが、天候の都合で屋内に変更されたものの、会館は来場した約二百五十人でぎっしりと埋まり、先没開拓者に対し感謝と畏敬の念を表した。 ...
続きを読む »94歳2世から6世まで=きょう97回目の「移民の日」=田畑家=ルーツは笠戸丸移民
6月18日(土) サンパウロ市在住の日系二世、田畑トキエさんは笠戸丸移民の子弟として一九一一年に生まれ、今年十月に九十四歳の誕生日を迎える。二世最高齢の一人だ。昨年十二月二十二日には、トキエさんの曾孫が日系六世となる男児を出産した。きょうは九十七回目の「移民の日」。ブラジル日系コロニアも六世が誕生する時代に入った。 娘五人、 ...
続きを読む »コラム 樹海
一獲千金の夢を抱いた笠戸丸移民がサントス港に着いてから97年。165家族733名、単身者48名を乗せた笠戸丸がブラジルに着いたときの反応はさまざまであった。サントス市の地元新聞は「黄禍」を導入するとの不安を記し、サンパウロの某紙は「船中で殺人事件が発生」と報じている。こうした中でコ・パウリスタ―ノ紙は、日本移民の礼儀正しさを称 ...
続きを読む »コラム 樹海
あす「移民の日」である。六〇年代のなかば、ブラジル日本文化協会の理事会の席上、故山本勝造理事が発案、承認を受け、コロニアで〃制定〃された記念日だ。政府公認はずーと後になってからだ▼記念日の趣旨は、笠戸丸移民がサントスに着港した日を忘れず、先駆者の労苦を偲び、今日の在ることを感謝し、日系人一人ひとりが、ブラジルという公共の発展に ...
続きを読む »独自に追悼供養=先人の遺徳偲び=熊本県人会
6月15日(水) 今年一番の慰霊祭、第三回在伯熊本県人先亡者追悼供養が十二日午前十一時、サンパウロ市内の同会館で百人以上が参加するなか、しめやかに行われた。 福田康雄会長は「県人の笠戸丸移民、中川トミさんも健在です。上塚周平はじめ多くの先人の遺志や遺徳を偲びたい。合掌」と追悼の言葉を述べた。 同県出身の真宗大谷派の浦部玄南 ...
続きを読む »百周年事業=熊本県が先駆け具体化連携密に交流促進=上塚周平で町おこしも
6月14日(火) 熊本が県人会レベルとしては初めて、百周年事業に本格的に動き出した――。文協選挙以来これといった動きの見えない本家・百周年祭典協会を尻目に、ブラジル熊本県文化交流協会(福田康雄会長)は独自の具体案を示し、先月、早々と母県に協力を呼びかけた。それに呼応するかのように、この十八日の「移民の日」に母県では〃ブラジル移 ...
続きを読む »記念小冊子を配布へ=慰霊碑30周年=「移民の日」に合わせ
6月1日(水) イビラプエラ公園の開拓先没者慰霊碑が今年、建立から三十周年を迎える。慰霊碑を管理するブラジル日本都道府県人会連合会では節目の年にあわせて、慰霊碑建立の歴史を記録した記念の小冊子を作成した。十八日の「移民の日」に向け発行の準備を進めている。 同慰霊碑は一九七五年八月二十三日、日本海外移住家族連合会(田中竜夫会長 ...
続きを読む »日本移民街道訪ねませんか=サンパウロ市の観光エスポで紹介へ=レジストロなど7郡
5月31日(火) 日本移民の文化ルートを作ろう――。州観光局主催の国内観光ルートを紹介するEXPOが来月一日から五日間、サンパウロ市のEXPO・CETER・NORTEで開かれる。初日十一時からのオープニングには、ルーラ大統領も出席する。ブラジル国内の百十一の地域から、観光客誘致を図る観光ルートの紹介が行われるが、そのうちの一つ ...
続きを読む »移民100年に向け=杉村公使の墓再整備=リオ=曾孫、岩手県人会など墓参=遺族、関係者の案まとまる
5月25日(水) 【既報関連】ブラジルを積極的に視察し、移民の導入を計った杉村濬(すぎむらふかし)駐伯三代目日本公使(一八四八―一九〇六)。没後百周年に先立って、ブラジル岩手県人会(千田曠暁会長)は二十一日、盛岡市出身である同氏の墓地(リオデジャネイロのサンジョアン・バティスタ)改修視察を行い、墓地再整備案をまとめた。今後は、 ...
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