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笠戸丸 関連記事

「ブラジル剣道」を日本で紹介―樹木の専門家、苅住さんー剣道専門誌で温かくー世界一重い木刀―人と道具運んだ移民船

9月24日(水)  農学博士、樹木の専門家の苅住□さん(七六、千葉県在住)が、日本の剣道専門誌『剣道日本』に、ブラジルの剣道について何回か書いている。穏やかな筆致で、異国の剣道の周辺を愛情でつつむように紹介。苅住さんは、剣道・居合道教士七段。JICAの専門家として八四年から二年間ブラジルでプロジェクト「森林と水」に参加、それから ...

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日本人初上陸から200年=陸奥人4人が2カ月滞在=サンタカタリーナ協会=記念日本週間を開催=『環海異聞』のポ語訳出版

9月13日(土)  日系サンタカタリーナ協会(フロリアノーポリス市=新里エリジオ会長)は、一八〇三年に初めてブラジルの地を踏んだ四人の日本人を記念し、日本文化週間を十一月七、八、九日の三日間、同市インテグラーダ文化センターで開催する。八日には同協会の創立二十周年記念夕食会も開かれる。同週間の準備に追われる高杉フェルナンド監査役は ...

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平成の自由渡航者たち=運命の出会いに翻ろうされて(8)最終回=戦前戦後の区切りを超え=連綿と続く自由渡航の波

9月13日(土)  ここ十数年でブラジルに移り住んだ日本人七人に話を聞き終えたところで、「移民区分のなかで、彼らをどう位置づければいいだろう」との疑問が寄せられた。国策でやって来たわけではない。しかも、ブラジルから日本へデカセギ労働者が流れるという世界経済の状況下で、わざわざ日本からブラジルへ来た人たち。よく耳にする戦前、戦後移 ...

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コラム 樹海

 日本移民九十五周年は幾つかの県人会にとって「県人移住九十五周年」でもある。ブラジル沖縄県人会(宮城調智会長)も数々の記念行事を催した。母県から稲嶺恵一知事夫妻、伊良皆高吉・県会議長はじめ二百人余の慶祝団が来伯、記念式典を華やかに盛り上げた。ウチナーンチュ(沖縄県人)の心意気が未来を明るく描き、人々に深い感動を与えた▼多忙を極め ...

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熊本=「県人にへだたりなし」=創立45周年に200人が慶祝

8月28日(木)  ブラジル熊本県文化交流協会(福田康雄会長)は二十六日午後、サンパウロ市ヴィラ・マリアーナ区の会館で創立四十五周年式典を開いた。母県からは安田宏正出納長、県議会の西岡勝成議長ら二十三人が参加するなど、合わせて約二百人が出席した。また、米国ロサンゼルス同県人会の福岡健二会長も来伯し、節目の日を祝った。  福田会長 ...

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笠戸丸移民と交換=後藤参議、手土産持って=裕見さんは「ソウ・ジャポネーザ」

8月13日(水)  [パラナ支局]戦後移住五十周年記念祭典行事に参加するため来伯した後藤博子参議院議員、歌手の井上祐見さんは、去る七月二十八日、連れ立って、ロンドリーナ市在住の笠戸丸移民生存者、中川トミさんを自宅に訪問した。参議は、トミさんから昔の苦労話を聞き、励ましと労りの言葉をかけた。祐見さんが「ソウ・ジャポネーザ」を歌うと ...

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コラム 樹海

 日本移民95周年のことしは、戦後の再開移民50周年でもある。戦前はもちろん戦後も同様だが、ポ語の勉強に欠かすことのできないものに大武和三郎著「葡和辞典」があった。辞典がいくつもある今日と違い、移民にとってオオタケ辞典が唯一の頼みであったし、助けられた。感謝の思いはみな同じだろう▼その「葡和辞典」が発刊されたのは一九一八年、最初 ...

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ブラジル移住経験を持つ=後藤参議が来伯=――日伯議員連盟・日本側代表として――=50周年式典へ出席=中川トミさん表敬訪問も=81年にマナウスへ移住

7月16日(水)  移住経験を持つ国会議員が来伯――。二十六日に行われる戦後移住五十周年記念式典に、日伯議員連盟(三塚博会長)を代表して後藤博子参議が出席する。一九八一年から三年間、マナウスに工業移住した経験を持ち、日系社会との接点を持つ後藤参議は自らの強い希望もあって、スケジュールを調整。式典だけでなく、かつての生活基盤だった ...

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沖縄県人二世第1号は誰?―笠戸丸移民の夫婦の子―おそらく金城ウトさん

7月11日(金)  ブラジルの沖縄県人二世の第一号は誰なのか、日本移民九十五周年を迎え、ブラジルで話題になった、と沖縄タイムス紙(六月二十八日付)が伝えた。第一回笠戸丸には三百二十五人の沖縄県人が乗っていた。当然のように、この人たちのなかから、最初に生まれた人が第一号だろう、という推察がある。  日本移民初期のことを知っている人 ...

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移住坂 神戸と海外移住(終)=旧移民収容所を活用=海外日系人会館建設へ

7月8日(火)  神戸で今進めている海外移住者顕彰事業は「神戸港移民船乗船記念碑碑」、「移住坂」、「海外日系人会館」の三事業(「神戸移住三点セット」)。神戸のまちを上げて、広報、啓発事業を実施し、海外日系人と祖国日本を結びつけるための町としたい。  その最初の事業、移民船乗船記念碑が、二〇〇一年四月、メリケンパークに完成し、続い ...

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