ブラジル日本文化福祉協会(呉屋春美会長)による『2015年度にっけい文芸賞』の選考結果が発表された。 日本語部門では、笠戸丸に乗った沖縄系移民の足跡を徹底調査した「笠戸丸移民 未来へ継ぐ裔孫」(赤嶺園子著)が受賞。佳作は合同句集「樹海」、功労賞は「映画評論」(松平和也著)が選ばれた。ポ語部門ではアントニオ・ノジリ氏が特別表彰さ ...
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広島60周年=「会員相互の結束に感謝」=還暦迎え、盛大にお祝い=湯崎知事ら65人の大慶祝団迎え
【既報関連】広島文化センター(平崎靖之会長)の『創立60周年記念式典』が先月25日、文協大講堂で行われた。総勢65人の大慶祝団には、湯崎英彦知事、平田修己県議長、広島市松井一實市長、永田雅紀市議長を迎えた。約1万4千人の移住者を送り出した同県。ベレン、ポルトアレグレからも関係者が駆けつけ、500人がセンターの還暦を盛大に祝した ...
続きを読む »サンパウロ、ありがとう=州政庁で感謝のお言葉=アルキミン知事らが出迎え
【既報関連】秋篠宮両殿下は29日、サンパウロ州政庁バンデイランテス宮を御訪問、州政府関係者主催の歓迎式典に臨まれた。ジェラルド・アルキミンサンパウロ州知事から歓迎の言葉が述べられ、秋篠宮様からは笠戸丸以来、大半の移民が数カ月間の航海を終え最初に辿り着き、また最も多くの日系人が居住する土地、サンパウロ州に対し感謝の意を表された。 ...
続きを読む »サンタクルス病院を御訪問=両殿下御訪問記念碑を除幕=コーラス隊に笑顔と拍手
秋篠宮同妃両殿下は28日午後2時、サンパウロ市内のサンタクルス病院をご訪問、記念碑の除幕式に出席された。コーラス隊の少年少女30人による歌の出迎えを受け、昭和天皇からの御下賜金を受けたのものの、敵性資産として接収された歴史にも深い関心を示された。 ブラジル初の日系医療機関であるサンタクルス病院最初の建設費は、1934年に昭和天 ...
続きを読む »大耳小耳
沖縄出身の夫婦が営む東洋街のカラオケ居酒屋「ちから」が、9月末から閉店している。夫婦が永住帰国したためで、常連客は「もうブラジルには戻ってこないかも。再開の可能性はすごく低い」と寂しげな声。2012年にはスナック酒場「つがる」も店じまいしており、かつてあった東洋街の活気も薄れつつあるのは寂しい限りだ。 ◎ 外務省外交史 ...
続きを読む »日伯外交120年周年と移住=両国側の思惑と条約締結=日清、日露戦争との関係は=1879年に最初の気運
日本とブラジルは1895年11月5日パリで、曾禰荒助駐仏日本公使とガブリエル・アルメイダ(Gabriel de Toledo Piza e Almeida)駐仏ブラジル公使が「日伯修好通商航海条約」(「日本国及伯剌西爾合衆国間修好通商航海条約」)を調印して外交関係を樹立した。1897年2月に批准書交換が行われ、リオ州ペトロポリ ...
続きを読む »いらっしゃいませ、秋篠宮同妃両殿下=移民80年祭を振り返る=初公式外国訪問だったブラジル
秋篠宮同妃両殿下が28日から12日間にわたってブラジルをご訪問されるにあたり、最初のご来伯であった日本移民80年祭を振り返ってみた。礼宮さま(当時)は1988年6月14日から二週間来伯されるのに先立ち6月10日に東宮御所での記者会見に臨まれ、初の外国公式訪問に寄せる抱負などを語られた。礼宮さまは当時22歳、いくつかの国をすでに ...
続きを読む »ブラジル広島文化センター=湯崎知事ら迎え、創立60周年祝う=総勢65人の大慶祝団!=広島市長も初の来伯
ブラジル広島センター(平崎靖之会長、会員家族数360)は25日午前10時から、『創立60周年記念式典』をブラジル日本文化福祉協会大講堂で盛大に祝う。湯崎英彦県知事、平田修己県議会議長、松井一實市長、永田雅紀市議会議議長、町村会の吉田隆行会長、サンパウロ州マリリアと友好姉妹都市提携を結ぶ東広島市の蔵田義雄市長、広島日伯協会の白井 ...
続きを読む »■訃報■児玉ラウルさん
笠戸丸移民の児玉良一さんの息子で、第2次大戦イタリア戦線に参加した日系兵士40人の内、唯一の生き残りだった児玉ラウルさんが17日、老衰のため亡くなった。享年98。 18日にサンパウロ市北部のオルト・フロレスタル墓地に埋葬された。池田リュウゾウ陸軍少将も部下ら約25人と共に訪れたという。 初七日法要は23日午後7時半から、サ ...
続きを読む »終戦70年記念=『南米の戦野に孤立して』=表現の自由と戦中のトラウマ=第17回=対伯批判できない邦字紙
戦争中の経験は移民史上に残されず、心の奥底にうずき続けた。 サ紙創立に関わり、文協事務局長、県連会長も務め、コロニアの裏面をよく知っていた藤井卓治は「日本語新聞最大の欠陥は、ブラジルの政治批判が許されないことにある。三浦日伯は日本の出先官憲批判で、時報と対立となりブラジル政治批判のワナにひっかけられて2度も国外追放の憂き目をみ ...
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