ニッケイ新聞 2013年8月8日 ヴィトリアに取材で行ったさい、近郊の海辺の町にすむ知人を訪ねた。同郷出身であり、笠戸丸移民の娘かつ被爆者でもあるということで、百周年時にじっくり取材させてもらい早や5年。祖母のような年齢の方と、こうした付き合いができるのもブラジルに住んでいるからこそだろうか。何かしみじみと嬉しいものだ▼偶然と ...
続きを読む »笠戸丸 関連記事
沖縄 西原町人会が創立40周年=上間町長、儀間議長むかえ
ニッケイ新聞 2013年8月14日 ブラジル西原町人会(与那嶺育孝会長)は、18日正午から、「創立40周年式典・祝賀会」を上間明町長、儀間信子町議会議長を迎え、ヴィラ・カロン沖縄県人会支部(Pca Haroldo Daltro, 297)で盛大に開く。 参加費60レアルで、すでに350人が出席を申し込んでいる。 笠戸丸移民 ...
続きを読む »母県議会が交流推進を確認=沖縄県人移住105年を祝う=県会議長ら10人が出席
ニッケイ新聞 2013年8月17日 ブラジル沖縄県人会(田場ジョルジ会長)は9日、県人移住105周年を祝う記念式典を同会館で開催した。母県議会から、喜納昌春(議長)、糸洲朝則、中川京貴、翁長政俊、照屋大河、玉城満、西銘純恵、渡久地修の各議員、議会事務局の嘉陽安昭局長、稲嶺幸一郎総務課主査の計10人が慶祝団として来伯し、来場した ...
続きを読む »大耳小耳
ニッケイ新聞 2013年8月21日 先週末に行なわれた「岩手県人会の創立55周年記念式典」。時間短縮のためか、通訳はなかった。しかし最後に4人の日系議員がそろってポ語で長々とあいさつ。「日本からきた慶祝団の方は理解できないのに…」と思っていると、壇上で福嶌教輝・在サンパウロ総領事が達増拓也知事らにこっそり通訳していた。そんなフ ...
続きを読む »高知県人会=いごっそう精神で発展願う=60周年式典に約2百人=母県、隣国から慶祝団も
ニッケイ新聞 2013年8月27日 ブラジル高知県人会は24日、『県人会創立60周年記念式典』を同会館で開いた。高知県出身で〃移民の父〃とよばれる故水野龍氏の息子、龍三郎さんや、母県からは黒岩正好・県議会副議長ら8人の慶祝団、アルゼンチンとパラグアイの高知県人会からも役員らが来伯し、約200人が節目の年を共に祝った。慶祝団一行 ...
続きを読む »日本移植民の原点探る=レジストロ地方入植百周年 ◇戦前編◇ (34)=桂に続け! 続々と植民地誕生=「さあ本番」で渡航中止
ニッケイ新聞 2013年8月28日 水野龍が最初、サンパウロ州政府と契約を交わそうとした時、「単独青年」を想起していた。それまで北米や東南アジアへ送られていた出稼ぎ移民はみな単独青年であり、それが当時の移民会社業界の常識であった。 だがサンパウロ州政府が定着性を重視して契約に「3人以上の稼働労働力を有する家族」という条件を付 ...
続きを読む »日本移植民の原点探る=レジストロ地方入植百周年 ◇戦前編◇ (33)=青柳は日本政府の手先か=移民の側から見た人物像
ニッケイ新聞 2013年8月27日 明治のお歴々を後ろにした青柳は、当時の移民の側からすると、どんな存在だったのか。また「日本人植民地」を前面に出して事業を進める海興のやり方に対して、内乱に過敏な中央政府の雰囲気を感じ取っていた当時のインテリ移民はどう見ていたのか。 神戸大学附属図書館サイトによれば、サンパウロ市在住の「海谷 ...
続きを読む »日本移植民の原点探る=レジストロ地方入植百周年 ◇戦前編◇ (28)=〃バガブンド〃が先駆者に=「失敗したら次はない」
ニッケイ新聞 2013年8月20日 桂植民地は当初から予定されたものでなく、時の隣接州の内乱とレジストロ地方開発の大きな勢いに巻き込まれるような形で、郡長からの提案で後から追加され、結果的に「最初」となった。「植民地の試験場」として、ここでの経験が後に影響を与えていった。 植民事業の影の立役者だった桂太郎首相が1913年10 ...
続きを読む »日本移植民の原点探る=レジストロ地方入植百周年 ◇戦前編◇ (27)=回り始めた〝巨大な歯車〟=「見てはいけない事件」か
ニッケイ新聞 2013年8月17日 南大河州では1835年から1845年まで「ファラッポスの戦い」が起き、ブラジル帝国に対して「リオ・グランデ共和国」独立を宣言した土地柄だと連載18回で紹介した。加えて笠戸丸の10年余り前にも、同州では連邦主義者革命(1893—1895)が起きていた。 同時期には北東伯バイーア州奥地セルトン ...
続きを読む »コラム 樹海
ニッケイ新聞 2013年7月19日 「上塚周平さんは少しも気取らない、大変庶民的な人でした。母が日本で師範学校を卒業していて、プロミッソンに入植してからも日本語学校で教鞭をとっていた関係で、母に連れられて上塚さんのご自宅に伺ったことを覚えています」。清水道子さん(88、大分)=スザノ在住=の思い出話に聞き入った。「上塚さんのご ...
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