ニッケイ新聞 2009年10月24日付け 「コロニアの歴史は面白い」。そう繰り返し語る聖南西のイビウナ市在住の香山栄一さん(84、福岡)は、おそらく個人としてはコロニア一、3000冊以上の移民関係の蔵書を持つ。72年から病気のために車椅子生活になったにも関わらず、コンピューターを駆使して最新の情報収集に務め、コロニアの記念誌は ...
続きを読む »笠戸丸 関連記事
「ブラジルに根づくNIPPON」=神戸=旧移住センターで写真展=コロニアの今を日本に
ニッケイ新聞 2009年10月23日付け コロニアからの浄財も呼びかけて100周年記念事業として改修、今年6月にオープンしたばかりの「神戸市立海外移住と文化の交流センター」(旧神戸移住センター)で20日から、開設を記念した特別写真展「ブラジルに根づく〃NIPPON〃」(神戸市、日伯協会主催)が始まった。ニッケイ新聞やサンパウロ ...
続きを読む »アマゾンを拓く=移住80年今昔=【ベレン・トメアスー編】=《30》=続く二世の社会進出=政治家や大学教授に
ニッケイ新聞 2009年10月8日付け パラー日系商工会議所の山田フェルナンド会頭は90年、同州初の日系高官として州商工鉱庁の長官に就任した。93年には日系初の州議としてナガノ・テオドロさんが繰り上げ当選するなど、二世や準二世世代の各界での躍進は著しい。 パラー州に3人いる日系市長の一人、サンタイザベル市長のカルロス・マリオ ...
続きを読む »ジアデマ=沖縄移民資料館が落成=ウチナーンチュの心をここに=母県からの記念碑も除幕=来年中の開館めざし
ニッケイ新聞 2009年9月12日付け 沖縄県人ブラジル移民百周年の記念事業としてサンパウロ州ジアデマ市の沖縄文化センターで建設が進められてきた移民資料館の建物が完成し、五日、約二百人が出席して落成式が挙行された。母県からは沖縄ブラジル協会長を務める西原篤一氏(在那覇ブラジル名誉領事)が来伯。あわせて昨年の百周年式典で金武町か ...
続きを読む »アマゾンを拓く=移住80年今昔=【ベレン・トメアスー編】=《14》=グアマ=改革院が旅券を没収?!=6年で残ったのは4割
ニッケイ新聞 2009年9月12日付け 「とにかく若かった。他県に行くような気持ちだった。失敗しても、やり直せばいいという安易な若さがあった」。大江牧夫さん(76、山形県)は麻布大学獣医学部を卒業した後、海外雄飛にロマンを感じて、五七年にグアマ移住地に第四次で入植した。 同地造成が予定通り進まなかった背景には、五八年のブラジ ...
続きを読む »コラム オーリャ!
ニッケイ新聞 2009年9月9日付け 県人会独自で移民百周年を祝った沖縄県人会。国内外から三千人が参集した式典から一年が経ち、先日、記念事業として建設が進められてきた移民資料館が落成した。 同会では祝祭典に終わらず、写真集や記念史ポ語版の出版など、歴史を伝える事業も進める。中でも最大のものがこの資料館だろう。 笠戸丸移民の ...
続きを読む »井上祐見さん南大河州へ=「日本民族の日」で公演
ニッケイ新聞 2009年9月1日付け 十一回目の南米ツアーのため来伯中の歌手、井上祐見さんが八月二十日、南大河州ポルト・アレグレ市のダンチバローニ劇場で公演を行った。昨年、同州が制定した「日本民族の日(八月二十日)」の祝賀会の中で開催されたもの。平日の夜、雨模様の天気にも関わらず、会場には四百人近くが訪れ、盛り上がりをみせた。 ...
続きを読む »国際交流基金=細川周平氏が講演会=「ブラジル一世の文学活動」
ニッケイ新聞 2009年8月28日付け 国際交流基金サンパウロ日本文化センターは、国際日本文化研究センター教授の細川周平氏による講演会「ブラジル一世の文学活動」を九月三日午後七時半から、同センター(Av. Paulista, 37, 2o. andar)で開く。ポルトガル語通訳付き。 細川氏の専門分野は近代日本音楽史及びブラ ...
続きを読む »59年12月のあるぜんちな丸=同船者会でサントスへ=9月27日
ニッケイ新聞 2009年8月25日付け 一九五九年十二月八日サントス港着の「あるぜんちな丸」同船者会が九月二十七日に開かれる。今年は渡伯五十周年を記念し、サントスへ交流旅行を行う。同船者の鶴我博文さん(73、福岡)と、紺野辰喜さん(78、福島)が案内のため、本紙を訪れた。 同会は、二十五年前に行われて以来二度目の開催。当時は ...
続きを読む »歌手井上祐見さんを歓迎=支援者集い、エール送る
ニッケイ新聞 2009年8月19日付け 十一回目の南米ツアーのため十四日着聖した歌手井上祐見さんの歓迎会が同日夜、南米ファンクラブブラジル支部世話人を務める小山昭朗さんの事務所で開かれた。マネージャーの中嶋年張さんも交え、関係者ら約三十人が訪れた。 会には文協音楽委員会の羽田宗義副委員長、木下利夫北海道協会会長、高木ラウルニ ...
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