ニッケイ新聞 2009年1月10日付け 【沖縄タイムス】一九〇八年、読谷村出身の故宮城伊八さんとともにブラジルへ渡った三線が十二月十九日、沖縄市民会館で開かれた琉球放送の正月番組「第四十七回新春民謡紅白歌合戦」の収録で披露された。人間国宝の照喜名朝一さんが、自作の琉歌に乗せてつまびき、百年の時を経て音が広がった。 県人のブラ ...
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コロニア新世紀、4百人が祝う=サンパウロ市=文協で新年祝賀会=「日系団体の若返り図れ」
ニッケイ新聞 2009年1月6日付け 「若い世代を育てよう」――。サンパウロ総領事館と文協、援協、県連、商議所、日文連の日系五団体による新年祝賀会が一日午前、文協大講堂で開かれ、約四百人が次の百年に向けたコロニアの発展を祈った。 在聖総領事館の西林万寿夫総領事夫妻、丸橋次郎首席領事夫妻、後藤猛領事、JICAサンパウロ支所の千 ...
続きを読む »コラム 樹海
ニッケイ新聞 2008年12月30日付け 781人の移民を乗せた笠戸丸がサントス港14番埠頭に投錨してから100年。短くもあり長くもあったこの1世紀を振り返り、日系人社会の将来を描く移民祭は無事に幕を下ろした。アニエンビーの式典には、皇太子さまが臨席し、1世移民が「百周年音頭」を踊り、孫や曾孫たち1200人が勇壮に和太鼓を叩き ...
続きを読む »ニッケイ新聞編集部が選んだ コロニア10大ニュース
ニッケイ新聞 2008年12月30日付け 百周年に明け、百周年に暮れた2008年。日本移民百周年と日伯交流年の今年は、1年を通じて両国で約1500の記念行事が実施されるなど、他の周年事業とは比べ物にならない盛り上がりを見せた。1月の開幕行事から、2月のカーニバルでは各地で日本移民がテーマに。6月に行われたブラジル側式典には皇太 ...
続きを読む »レジストロ=百周年記念事業を完遂=7番目の「鶴」と通用門落成=豊田さん=「作家人生最高の作品」
ニッケイ新聞 2008年12月25日付け レジストロ日本移民百周年記念事業の目玉、七連作最後のモニュメントの「鶴」(豊田豊氏製作)と、バスターミナルに建設された和風通用門(Portal)の落成式が十四日に挙行された。主催はレジストロ市役所と同市ブラジル日本移民百周年祭実行委員会。これで市と一体になって進められてきた同地の記念事 ...
続きを読む »ファトスBJ発売=県人会式典も満載
ニッケイ新聞 2008年12月20日付け 日系写真画報「FATOS BJ」百八十二号が発売された。 今回は、百周年の今年開催された県人会式典と関連イベント(宮城、愛知、三重、山形、沖縄、京都)を中心に掲載している。 そのほかは、「魅力的な日本文化 茶と花展」、池坊ブラジル支部四十周年記念生け花展、YOSAKOIフェスティバ ...
続きを読む »NHK紅白歌合戦=リベルダーデ広場に集まれ!=もちつき大会を生中継=50インチのプラズマテレビを設置
ニッケイ新聞 2008年12月18日付け 【既報関連】リベルダーデ大晦日の餅つきがNHK紅白歌合戦に生中継――。大晦日に放送される「第五十九回NHK紅白歌合戦」(日本時間大晦日、午後七時二十分~十一時四十五分に放送)でブラジル日本移民百周年企画の実施が決定されたのは既報の通り(本紙十一月二十七日付け)。同企画内でリベルダーデ夏 ...
続きを読む »大耳小耳
ニッケイ新聞 2008年12月18日付け 〃コロニアが育てた演歌歌手〃井上祐見さんが新曲『オブリガーダ笠戸丸』を引っさげて、今年も六月に来伯公演していたことは記憶に新しい。彼女をNHK紅白歌合戦に出場させようと、ブラジル在住ファンからの手紙がNHKに届いたようだが、そんな移民の想いはドラマ『ハルとナツ』同様〃届かなかった〃よう ...
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ニッケイ新聞 2008年12月16日付け リオの日本移民100年史が刊行されたというので取り寄せて拾い読みして見る。このような本はサンパウロでは汗牛充棟するほどに多いのだけれども、筆者の知る限りーリオで移民を扱ったものでこれほどの大冊が世に出たのは初めてではあるまいか。リオには山縣勇三郎や隈部三郎を始め安田良一など笠戸丸組より ...
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ニッケイ新聞 2008年12月5日付け この八日で、真珠湾攻撃から六十七年目。かつて戦争と移民は切っても切れない関係にあった▼笠戸丸の背景には一八九四年の日清戦争、一九〇四年の日露戦争があった。戦争による疲弊した国家財政が国民に耐久生活を強いた。貧窮を脱し、日本の外に活路を求めたのが第一回移民と言える▼プロミッソンの安永忠邦さ ...
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