ニッケイ新聞 2008年3月13日付け 誰がために鐘は鳴る――!? ブラジル日本移民史料館に六日午後、初老の非日系男性が現れ、「(K)ASATOMARU 1908」と銘のあるブロンズ製と見られる鐘の写真を持参、同史料館に購入を持ちかけた。高さは約七十センチ。一九〇〇年に建造された笠戸丸(イギリス船ポトシとして進水、ロシア船カザ ...
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大耳小耳
ニッケイ新聞 2008年3月13日付け 「(K)ASATOMARU 1908」と銘のある鐘。その鋳造の経緯がコロニアのものだと分かれば、サンパウロには現在記念モニュメントの計画がないだけに、活用してもよさそう。専門家に依頼して、科学的に製造年月日を割り出すこともあり得るが、一番確実なのは、カムチャッカ沖に沈んでいる笠戸丸を引き ...
続きを読む »100周年に向け資金集め芸能祭=沖縄県人会=琉球芸能400人の舞台=個人・団体から8万レ集まる=100年前携行の三線紹介
ニッケイ新聞 2008年3月11日付け 沖縄県人会(与儀昭雄会長)会館で二日午後一時から、八月の県人移住百周年祭典への資金集めを目的とした「特別資金造成芸能祭」(知念直義実行委員長)が開かれた。十三団体が共催、出演者は四百人にも達した。沖縄では毎年三月四日を「さん(三)しん(四)の日」として琉球芸能団体が合同で芸能祭を開催して ...
続きを読む »第1回「NARA万葉世界賞」=脇坂ジェニさんが受賞=ブラジル唯一の万葉集研究=〝南半球文明圏〟の快挙
ニッケイ新聞 2008年3月6日付け 四千五百余の和歌を収めた日本に現存する最古の歌集「万葉集」を長年研究、論文などを発表してきた脇坂ジェニさん(81、元サンパウロ大学教授)がこのたび、奈良県主催の第一回「NARA万葉世界賞」を受賞、日本でも各紙が報道した。同賞設置の理由を「海外でも取り組まれている万葉集研究を世界的規模で発展 ...
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ニッケイ新聞 2008年3月6日付け 脇坂ジェニさんの「NARA万葉世界賞」の受賞は、地元の奈良新聞、奈良日日新聞だけでなく、読売、朝日、毎日、産経と全国紙にも取り上げられた。日本の読者もブラジル日系社会の側面を知るきっかけとなったのではないか。日本文化の源泉ともいえる万葉集研究での笠戸丸二世の受賞―。ある意味、百年を象徴して ...
続きを読む »「新世界に渡った日本人」=浜松市で=移民と子孫の写真紹介
ニッケイ新聞 2008年2月29日付け 【静岡新聞】ブラジルへの日本人移民百周年を記念した写真展「新世界に渡った日本人」がこのほど、静岡県浜松市中区のザザシティ浜松中央館内の県西部地域交流プラザ・パレットで始まった。 両国認定の日伯交流年記念事業の一環で、国際協力機構(JICA)とブラジル日本移民100周年記念協会の共同企画 ...
続きを読む »移民百周年資料館建設へ=沖縄総会=行事やめ資金作りに全力=母県、伯政府からも支援
ニッケイ新聞 2008年2月29日付け 県人社会の記録を後世に――。ブラジル沖縄県人会(与儀昭雄会長)の定期総会が二十四日、サンパウロ市の同会館で開かれ、席上、同会が百周年事業の一つとして沖縄文化センター(ジアデマ市)に建設を進める「移民百周年記念資料館」計画に対し、母県からも協力を得られる見込みであることが発表された。同会で ...
続きを読む »多彩なサンベルナルド百周年=2百人出席して開幕式典=6月に日本文化週間を開催=笠戸丸広場にモニュメントも
ニッケイ新聞 2008年2月27日付け サンベルナルド・ド・カンポ市日本移民百周年の開幕式典が二十日午後六時半から、同市庁舎「パッソ・ムニシパル」で開かれ、関係者約二百人が訪れた。同市では五、六月を中心に二十以上の記念イベント・事業を計画。〃百年分〃、三万六千本余りの木を植えるプロジェクトや、市内の「笠戸丸広場」再整備、日本文 ...
続きを読む »百周年記念硬貨を発行=笠戸丸と柿を絵柄に
ニッケイ新聞 2008年2月26日付け 国家通貨審議会での承認を受け、ブラジル中央銀行は二十二日、笠戸丸を描いた二レアル記念硬貨の発行式を六月十八日にサンパウロで行うことを発表した。日本では昨年、財務省がこの三月に百周年記念硬貨を発行することを発表した。両国で記念切手に続き、記念硬貨も発行されることになった。 笠戸丸移民の多 ...
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ニッケイ新聞 2008年2月26日付け 次期県連会長は誰になるかとの話題が盛り上がっている中、現執行部としては副会長の与儀昭雄氏を推薦することに決定し、本人も承諾した。一方気になるのが、対抗馬としての出馬を噂されている中沢氏。「シャッパは必ず出してくるでしょう」と現執行部も強く意識しているようだ。実際にとある県では対抗シャッパ ...
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