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笠戸丸 関連記事

コラム 樹海

2007年5月26日付け  先頃、「岡田芳太郎の謎」という連載が掲載された。笠戸丸より2年も早い1906年4月にリオへ上陸している。勿論、同年3月には鈴木貞次郎(南樹)がいたし、同年7月には藤崎商会の後藤武夫がサンパウロに着いているが、あの頃に世界を股に掛け徒歩で旅した日本人は珍しい。この人物は、筆者も初めて知ったのだが、この記 ...

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〃世紀の旅行家〃=岡田芳太郎の謎=連載(下)=日記が伝える30年の彷徨=死の五日前、謎の〝絶筆〟=小松さん「家族に遺品渡したい」

2007年5月19日付け    ▼  ▽  ▽  ブラジルに最初の日本移民船、笠戸丸が到着した一九〇八年、岡田はすでに南米各地を旅行している。  同年三月の日記によれば、―首府ASUNCIONに上陸した。之のパラグアイ共和国に日本人として足跡を残したのは私が最初では―としており、六月にはボリビアに入国。  その後、十二年九月には ...

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〃世紀の旅行家〃=岡田芳太郎の謎=連載(中)=新聞が伝える孤高の死=レジストロ邦人の温情

2007年5月18日付け    ▼  ▽  ▽  パウリスタ新聞七九年九月二十八日付けに、セイロン島(現スリランカ)から茶種をレジストロに持ち込んだ岡本寅蔵氏が、岡田との邂逅についての一文を寄せている。  移民を迎えるため、サントスに赴いた岡本氏は立寄った潮旅館の玄関先で岡田と会っている。 ―旅の支度もいかめしく、背には背のうを ...

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コラム オーリャ!

2007年5月18日付け  来年百周年を迎えるにあたり、様々な歴史検証の必要性が取り沙汰されている。  ブラジル日本移民史料館は来月、大武和三郎、隈部三郎らに焦点をあて、「笠戸丸以前の渡航者たち」と題し、特別企画展を開く。  日本移民神代の時代といえば、一八〇三年にサンタ・カタリーナに漂着した陸奥人四人。彼らの経験は仙台藩主の命 ...

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〃世紀の旅行家〃=岡田芳太郎の謎=連載(上)=笠戸丸以前にブラジルへ=世界を歩き、レジストロに死す

2007年5月17日付け  〃世界徒歩旅行家〃と自称し、二十世紀初頭に北米、ヨーロッパ、中南米を三十年かけて旅行した日本人がいた。その人物の名は岡田芳太郎。一九〇六年にブラジルに入国、南米各地を歩き、一九三三年、サンパウロ州レジストロで客死している。享年五七歳。日本の新聞社に記事を送り、糊口を凌いでいたという岡田の生前を知る資料 ...

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笠戸丸移民が携行=100年経た三線=息子演奏、いまもいい音色=宮城伊八さんの生活記録=子孫らから聴く――FDP調査、ビデオ撮影――末広がりの繁栄=現在47人の大家族

2007年5月16日付け  百年近い歳月を超えた音色とともに――。笠戸丸移民の生活を記録しようと、十日、沖縄県人の笠戸丸移民、宮城(みやしろ)伊八さんの末っ子・宮城セイシンさん(72)への、聞き取り調査とビデオ撮影が同県人会館で行われた。伊八さんの出身地、沖縄県読谷村(よみたんそん)の郷友会が協力し、FDP(記録映画製作所)が撮 ...

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デジタル射撃大会=安全をPR、NB協会

2007年5月10日付け  ノーバ・バンデイランテ射撃協会(山本恒夫会長)は、母の日を記念した、毎月恒例のデジタル射撃大会を十三日午前八時から文協展示室で開催する。  同大会は、誰でも参加できるデジタル射撃で試合を行い、実弾は使用しない。優秀者は来年四月二十八日に笠戸丸が神戸港を出航日をちなみ、移民百周年記念で同協会が主催する射 ...

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大耳小耳

2007年5月10日付け  宮城県人のブラジル移住は第一回移民船「笠戸丸」からはじまる。来年は県人移住百周年でもあるが、それだけではなく、一八〇三年、記録の上で初めてブラジル・サンタカタリーナ州を訪れた日本人である「若宮丸」乗組員の四人も宮城出身。さらに、笠戸丸以前の一九〇六年からサンパウロで営業し、一五年の聖総領事館開設までそ ...

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草分けは笠戸丸の21人=愛媛県人会=県人移住100年誌編纂へ

2007年5月4日付け  ブラジル愛媛県人会が現在、県人のブラジル移住百年誌を編纂する準備を進めている。同県からは最初の日本移民船「笠戸丸」で二十一人が渡伯、ブラジル日本移民百周年が県人移住百周年でもあることから、記念事業として計画されたものだ。県人会の藤原利貞会長、刊行委員の浅海護也さんが四月二十三日に来社。「全伯各地に暮らす ...

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大耳小耳

2007年5月4日付け  先日急逝したばかりの高野書店店主、高野泰久さんは交流協会の〃育ての親〃のような存在で、今回始まる新体制にも、理事として名を連ねていた。OBら復活に尽力した関係者からは「特別派遣の姿を見てから…」との惜しむ声も聞こえる。      ◎  県人移住百年の記念誌編纂を進める愛媛県人会。現時点では、同県人移住の ...

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