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笠戸丸 関連記事

日系2世カタドールの人生=連載(下)=人の役に立つのが生きがい=苦労の日々経て自適のいま

2007年4月22日付け  「明日あさって死んでしまう身だから、少しでも人の役に立てたら嬉しいのよ」――。カタドーラ(廃品回収)として集めた現金や日常品を、地域の住民や教会に寄付するのが老後の楽しみと語る柳下君江さんと菅原米さん。  二人が四十年近く暮らす自宅は、廃品回収専門会社の隣の路地にあり、平屋建てのこじんまりとした佇まい ...

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モジ秋祭り=第22回、鯉のぼり22本=100周年祭の〃前夜祭〃3日間に6万人=農産物を誇示=多岐に「日本紹介」空間

2007年4月17日付け  テーマは『百周年の前夜祭』――。モジ・ダス・クルゼス文化協会(中山喜代冶会長)は、第二十二回秋祭りを、十三日から十五日にかけて、モジ市内の堀井記念体育館周辺で開催した。晴天に恵まれた三日間の来場者数は、約六万人以上(主催者発表)。二万四千平方メートルの広大な敷地の入り口に大きな赤い鳥居が立ち、二十二回 ...

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コラム 樹海

2007年4月12日付け  移民史料館が六月に、数年ぶりの特別展を開催する。移民七十周年の中心事業として建設された同館が、百年祭を前に活性化するのは心強い。史料館はただ展示するだけでなく、調査部門部も設け、研究者を育成していく目的も創立当初からあった。先日打ち出された「百周年記念誌」という移民の記録を残す事業に、史料館が中心とな ...

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大耳小耳

2007年4月3日付け  三十一日の評議員選挙に投票権を持っていたのは、千五百二十三会員。三十日までに投票された総投票数は、七百四十七。当日分三十四を加えるとなんと、笠戸丸移民の数、七百八十一人とピッタリ。「次の百年への歴史的符号!?」と選挙管理委員たちも目を丸くしていたが、結局は十三票が無効となり、有効票は七百六十八票。しかし ...

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日系カトリックが動く=浜松市=国外犯遺族に資金カンパ=4月に在日信徒で長崎巡礼=来年は超宗派の記念式典を

2007年3月24日付け  比嘉エバリスト神父(カトリック・サレジオ修道会)=浜松市在住=によれば、在日日系カトリック界はデカセギ問題解決に向けてまた一歩を踏み出した。二十二日に同市役所内で会見し、初の国外犯処罰(代理処罰)裁判となった浜松市女子高生ひき逃げ事故の遺族への資金カンパを始めたことを発表したほか、ニッケイ新聞の電話取 ...

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初期移民住居の再現も=モジ・ダス・クルーゼス=「百周年公園」計画を発表

2007年3月24日付け  モジ・ダス・クルーゼス市の安部順二市長は七日、市役所で地元政治家、企業家、日系団体代表者らによる会議を開き、同市の日本移民百周年記念事業として「百周年公園(Parque Centenario)」を造成する計画を発表した。市内セザール・デ・ソウザ地区の二十一万五千㎡の土地に自然公園を造成、市民広場やスポ ...

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ブラジル力行会=輩出した多彩な人材=創立90周年式典11月に=節目に向け準備開始

2007年3月23日付け  多彩な人材を輩出して移民史を彩ってきたブラジル力行会(永田久会長)が、十一月十八日に創立九十周年式典を行うことが決まった。〇七年に創立百十周年を迎えたばかりの日本力行会からも慶祝使節団が来伯する予定。節目の祝典に合わせて現在、改修工事が進められるサンパウロ市内の力行会館(一九七〇年に完成)で、永田会長 ...

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グァタパラ=JATAKセンターが開所式=〃和魂伯適〃で技術普及を=5年がかり、紆余曲折を経て=今後大学、農協との共同研究も

2007年3月14日付け  「五年がかりでやっとここまでこぎつけました」―。中小規模の農家の発展を目的として、JATAK(全国拓植農業協同組合連合会)により〇二年に建設された「農業技術普及交流センター」の開所式が十日、サンパウロ州グァタパラ市にある同センター内で開催され、所長の塩谷哲夫さん(東京農工大学名誉教授)はあいさつの言葉 ...

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伯メディア=百周年に企画続々(下)=アブリウ社=『ベージャ』で特集か=求められる地道な広報

2007年3月13日付け  ブラジル最大手出版社アブリウ社は、今年六月から来年七月まで十四カ月間にわたり、百周年専門サイトを立ち上げるほか、同社の持つ雑誌など十六媒体で、日本や百年祭について複合的に扱う。企画書によれば、延べ数で千二百五十万人に影響力を持つ、としている。  週刊誌としてはブラジル最大の発行部、数百十一万部を誇る『 ...

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移民史料館=特別展「笠戸丸以前の渡伯者たち」=隈部三郎氏らに光あてる

2007年3月13日付け  ブラジル日本移民史料館(大井セリア館長)は、特別企画展「笠戸丸以前の渡航者たち―大武和三郎、藤崎商会、隈部三郎を中心にして―」を九階展示室で開く。開催期日などは未定だが、五月をめどに準備を進めていくという。  サンパウロ人文科学研究所の監事を務める森田左京氏が収集していた史料をもとに開催を検討、八日に ...

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