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笠戸丸 関連記事

コラム 樹海

2006年11月29日付け  再来年(二〇〇八年)が日本移民ブラジル渡航百周年である。百年という歳月の長さを、最近、(わたしたちの)仕事を通じて、改めて実感させられている▼最古の初期移民としてシンボル的存在だった、笠戸丸に乗ってきた中川トミさん(享年百、熊本県人)が、さきごろ死去した。わたしたちは、トミさんの〃後継〃ともいうべき ...

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新潟県人会50周年祝う=泉田知事ら慶祝団26人=中越大地震への〃見舞い〃で=母県側、コロニアに感謝

2006年11月22日付け  ブラジル新潟県人会(南雲良治会長)は今年、創立五十周年を迎えた。記念式典が十九日、サンパウロ市リベルダーデ地区の宮城県人会会館で開催された。母県から泉田裕彦県知事、渡辺惇夫県議会議長ら慶祝団二十六人が駆けつけたほか、同会会員や各県人会の代表者なども三百人以上が集まり、盛大に挙行された。  式典は鈴江 ...

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「移民史勉強会」続く――JICA青年ボランティア引っ張る――参加者ら関心事を共有

2006年11月22日付け  十月半ばの午後二時過ぎ、バラバラと人が集まりだし、机に揃ったのは七人。「じゃあ、今日は力行会のところからお願いします」。前回の内容と今後の進め具合を確認した後、参加者それぞれが調べてきた〃課題〃の発表を行う。  飲み物や茶菓子が持ち寄られて、穏やかな雰囲気で勉強会は進む。「でも私が聞いてきた話ではね ...

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大耳小耳

2006年11月10日付け  救済会とABJICAの共催で行われた講演会、「二十一世紀を生きる高齢者の生活」に集まった人数は二百三十人にも及んだ。関係者によると四百人近くの参加希望者があったという。その参加者の半分は非日系人。ブラジルでは、二〇〇三年に「介護士」の仕事も一職として認められるようになった。高齢者社会の進行と平行して ...

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トミさん最後の熱唱=実弟の結婚65周年で=往生直前の不思議な話

2006年11月9日付け  最後の笠戸丸移民、中川トミさんが大往生する十二日前の九月三十日に、実弟の西村光雄さん(90)とその妻トメ(83)さん夫妻の結婚六十五周年パーティが催された場で、親族を前に元気に四曲も披露していたことが分かった。  「まだまだ続けようとするので、家族が心配してとめたぐらいです」と、その場にいあわせたトミ ...

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聖南西=盛りだくさんの発表会=お話や学習成果次々に

2006年11月8日付け  聖南西教育研究会(原たずこ会長)主催の聖南西お話学習発表会が十月二十二日、コロニア・ピニャール文化体育協会の会館で行われた。  午前九時からの開会式でUCES(聖南西文化体育連盟)会長の森エリオさんは「ブラジル日系社会の日本語教育界の環境は難しくなってきていると聞いていますが、このように盛大にお話学習 ...

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この人を知りませんか?=宮坂国人氏他受勲祝賀会

2006年10月28日付け  ブラジル日本移民史料館が所蔵する写真の人物を特定する「この人を知りませんか?」。今回の写真は「宮坂国人氏他受勲祝賀会」と記された一枚。一九六七年十一月に文協ビル正面で撮影されたものだ。  前列中央が宮坂氏。右隣がブラジル日本商工会議所会頭、大分県人会長などを務めた羽瀬作良氏。宮坂氏の左斜め後方に、日 ...

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大耳小耳

2006年10月25日付け  「政府や日系団体をはじめ皆さんから宝物のように扱ってもらい、百歳になるまで応援してもらいました。この場を借りて厚く御礼申上げます」――。笠戸丸移民唯一の生存者で今月十一日に百歳の天寿をまっとうした中川トミさん。二十一日の県連四十周年で浪曲「上塚周平」を披露した甥の中川芳月さんは、会場で感謝の言葉を語 ...

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鹿児島県人会=93周年しめやかに祝う=「先人の努力の賜物」

2006年10月24日付け  最古の県人会、鹿児島県人会(天達市雄会長)は県人会創立九十三周年記念祭を二十二日に開催した。会場には百人弱が集まり、先没者に冥福を捧げるとともに、さらなる県人らの結束を約し、会の継続や発展をしめやかに祝った。  「他とは違う設立経緯を持ち、最も古い戦前の県人会が今まで続いてきた。先人達の努力によるも ...

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日伯交流年=日本側委員会、年内発足へ=錚々たる陣容の組織案

2006年10月17日付け  本当に動く組織に向け、ようやく松尾新体制が改革をはじめたブラジル側の百周年協会に対し、日本側では今年中に実行委員会が組織される予定になっているという。  先月訪日した松尾治百周年執行委員長に対し、日伯交流年を祝う日本側実行委員会の組織案が示された。  笠戸丸が神戸を出発した四月二十八日に日本側式典を ...

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