海上自衛隊の練習艦隊3隻のうち、「やまぎり」「しまゆき」が5日、サントスに入港した。両艦長と乗組員約300人を迎えて、サンパウロ市では同日昼に日系五団体が主催し、文協大講堂で歓迎式典が行なわれた。会場には各県人会などから約300人の関係者が駆けつけ、2008年以来の寄港を祝った。 練習艦隊3隻は5月21日から10月27日まで ...
続きを読む »県人会 関連記事
オーリャ!
8月に入り、休暇を実家で過ごしていた大学生たちがサンパウロに戻り、オーリャ子の下宿先の県人会館も数週間ぶりに賑やかになった。 マリンガやクリチーバなど、サンパウロ市から遠く離れた故郷で家族とゆっくり過ごしたとか。聞けば休暇では毎回帰省するそうで、顔色を見れば幸せ具合が良く分かる。 オーリャ子の学生生活を思い返すと、実家には4年 ...
続きを読む »静岡県人会は先駆者に敬意を表さないのか?
上塚周平は「移民の父」、渡辺トミ・マルガリーダは「コロニアの聖母」と言われるように、平野運平は「祖人」と形容される。その人にしか使われない特別な説明語が着く人物は、移民史上ごく少ない。本当に敬愛される人物にだけ許された特権だ▼「祖人」を辞書で探しても出てこない、コロニア独自の言葉使いだ。「祖」は「開祖・教祖」という言葉に使われ ...
続きを読む »兵庫県人会=創立55周年式典23日に=井戸知事ら58人を迎え
兵庫県人会(松下瞳マルリ会長)は8月23日午前11時から、北海道協会(Rua Joaquim Tavora, 605, Vila Mariana)で『創立55周年式典』を行なう。参加費30レアル(75歳以上は無料)、申し込みは18日まで。 井戸敏三知事、石川憲幸県議会議長ら県政府関係者はじめ、柔道、企業関係者や一般人で構成され ...
続きを読む »在聖総領事館=一世紀の節目を盛大に祝う=記念昼食会に360人駆けつけ
「ちょうど100年前に始まった」―在サンパウロ日本国総領事館と関係の深いブラジル日本文化福祉協会やブラジル日本都道府県人会連合会、サンパウロ日伯援護協会などの日系団体や日系議員、日本政府関係団体、諸外国領事館関係者等、約360人が一堂に会し、同総領事館が設立から100年を迎えたことを記念した昼食会が、7月28日正午から同公邸で ...
続きを読む »佐賀県人会、還暦祝う=母県から15人が慶祝に=更なる友好深化に向けて
ブラジル佐賀県文化協会(西山実会長)が2日、創立60周年を祝ってサンパウロ市の同会会館で記念式典を行なった。副島良彦副知事、中倉政義県議会議長および一般参加者含め15人の慶祝団を迎え、会発足から還暦の節目を祝った。 1910年、サントス港に到着した第2回ブラジル移民船「旅順丸」に乗船していた15家族60人が先駆けとなり、これ ...
続きを読む »思い出=リベイロン・プレット 大河政義
1960年3月13日サントス着の『ブラジル丸』で移住してきた人達が、去る3月13日金曜日にサンパウロの群馬県人会に集い、午前10時から午後3時まで、55年間の歩みを回顧しながら大いに食べ飲みしながら楽しいひと時を過した。今度の集まりにも、コチア青年移民の人達が6名と多く、奥様同伴で出席して下さった人もあった。 『ぶらじる丸』 ...
続きを読む »梅崎さんが日ポ語選集発刊=出版祝賀会、15日栃木で
日系文学界で広く活躍する梅崎嘉明さんが、七編の作品を日ポ両語でまとめた『小説選集』(390頁)を発刊した。一冊80レアルで販売中。印刷部数は100部。 パウリスタ年鑑入賞作「佐代の周辺」、コロニア文学賞佳作「大根の花」など小説五編、「留置所にて」「終戦一年と父の死」の手記二編を収録した。小説に関心を持つ若者からポ語翻訳を要望さ ...
続きを読む »大耳小耳
当地で活躍中のシンガーソングライター今村つばささんが、7月31日放送の人気番組「エンコントロ・コン・ファチマ・ベルナルデス」に出演し、当地ミュージシャンのカバー曲『Meu Erro』などを歌った。また彼女本人も「大好き」というジョー・ソアレスの「プログラマ・ド・ジョー」にも招かれ、先月末にスタジオでの収録を終えたとか。毎年ブラ ...
続きを読む »『百年の水流』開発前線編 第一部=北パラナの白い雲=外山脩=(16)
農業─商業―加工業の流れを形成 長期的に見た場合、開発前線の日系社会の産業は、農業が本流であった。が、そこから枝分かれして商業という支流が形成された。その形成者がアルマゼン、特に仲買に力を入れた人々である。彼らの中で力をつけた者は、さらに農産物の加工業にまで進出した。 この動きを把握すると、経済面から見た──産業組合以外の──歴 ...
続きを読む »