サンパウロ市から西北方向に約1千キロ離れた南麻州ドウラードス市は、パラグアイとの国境付近に位置する。その周辺には、戦後移住の先駆けである松原移住地があり、和歌山(クルパイ)植民地の入植者も向かった場所だ。入植者の多くが和歌山県南部からの移住者だった縁があり、1953年の入植から61年目の今年4月、仁坂吉伸・和歌山知事をはじめと ...
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「沖縄の風を届けたい」=日本祭りにナシルさん出演
東京・関西・沖縄を中心に、三線を使ったライブ活動を行っている沖縄ポップス歌手のナシルさん(38、沖縄)が、先月26日、沖縄文化の発信と県系人との交流のため初来伯した。今週末開催の県連・日本祭りに出演し、「安里屋ユンタ」や「島んちゅの宝」など沖縄の歌を披露する。 先月行われた文協・桜祭りにも出演し、好評を得た。来伯にあたり、寄付 ...
続きを読む »「たちばなの会」5周年=特別記念号を発刊
文章サークル「たちばなの会」(広川和子代表)による3冊目の文集『たちばな 5周年記念号』が、5月に刊行された。広島ペンクラブ事務局長の佐藤伊佐雄さんによる特別寄稿などが盛り込まれた。 同会から広川代表、斎藤早百合さん、平間浩二さんが来社し、「早いもので5年経ちました。テーマを決めて作文を書くことが、日々の励みになっています。文 ...
続きを読む »大耳小耳
日本祭りに出演するナシルさんは現在、あの「モニカと仲間たち」の作者マウリシオ・デ・ソウザさんの家にお世話になっているのだとか。何でも、日本で知り合った友人がソウザさんの親戚で、紹介してくれたという。「プールやメイドさんもいる大きな家で驚いた。ソウザさんも紳士で優しい」と思わぬ出会いに感謝していた。 ◎ 岩手県人会が母県 ...
続きを読む »県連日本祭りで富士山写真展=地元しか知らない霊峰の姿=世界文化遺産1周年記念=本紙と静岡新聞が共催
郷土食展やミスニッケイコンテストなど見所満載の県連日本祭りが今週4~6日に開催される。中でも注目されるのが本紙と静岡新聞が共催する写真展『富士山写真展~世界文化遺産になった日本人の魂と文化~』だ。富士山がUNESCO世界文化遺産に昨年認定されたことを記念し、美しい四季の富士山の表情を伝える写真40枚を通じて、〃日本の心〃を伝え ...
続きを読む »長野県人会=野沢菜漬けは家族の絆の味=父の遺志を継ぎ奮起!=郷土の逸品、今年も出品=北澤農場で出荷準備
県連主催の第17回フェスティバル・ド・ジャポン(日本祭り)が4日から三日間、サンパウロ市のイミグランテス展示場で開催される。各県自慢の逸品が集まる郷土物産展に、長野県人会(高田アルマンド隆男会長)は毎年「野沢菜漬け」を提供してきた。しかし、それを主導してきた北澤重喜さんが3月に逝去し、今年は中止かと思われた。ところが彼の思いを ...
続きを読む »■ひとマチ点描■日系人との出会いに感謝=W杯観戦に来伯 岡部はるみさん(66、山形)
宮城県人会館で24日に開かれたW杯日本代表観戦会後、予選リーグ敗退の落胆も忘れ、郷土話に花を咲かせる一団が。W杯のために初来伯した岡部さんと当地の山形出身者だ。 40年来のサッカーファンで、娘とその友人の3人で来伯。17日に到着し、クリチーバ、ナタウで日本戦とスペイン戦を観戦した。フェイスブックで初めて宮城県人会の存在を知り、 ...
続きを読む »山口ロータリークラブ=希望の家に米800キロ
山口ロータリークラブ(河野康志会長)が希望の家福祉協会(上村ジャイロ理事長)に米800キロを寄付するにあたり、24日に山口県人会館で寄贈式を行った。同県人会の要田武会長、伊藤紀美子事務局長、近江稔会計理事、希望の家の近澤マリーナ理事が出席し、地球の裏側からの支援を喜んだ。 同クラブのブラジルへの寄付活動は今年で20年目。希望の ...
続きを読む »樹海
今年も県連主催の「第17回フェスティバル・ド・ジャポン」がサンパウロ市で来月4~6日まで行われる。開催までは会場費の問題を中心に、すったもんだするが、あとは開幕を待つだけだ。W杯の日本代表は残念だったが、ブラジルに残っている日本人観光客はまだいるはず。是非足を運んで欲しいと思う▼もし日本代表が勝ち進んでいれば、5日に準々決勝に ...
続きを読む »オーリャ!
宮城県人会館でW杯日本代表観戦会を取材中、「日本人訪問者サンパウロ支援委員会」に感謝したいという女性に出会った。母と友人の3人で初来伯したという岡部愛さん(38、山形)は「来伯前の現地情報は貴重で、来てからとても役に立った。困った時にメールを送ったら直ぐに対応してくれて感動しました」と感謝の言葉。 「どれだけ対応できるのか」と ...
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