ニッケイ新聞 2011年12月14日付け 「日本が勝っていると信じて、父は終戦後の1954年、20歳だった私を連れて沖縄に帰ってきました」。那覇市内の青年会館で10月15日晩、ブラジル沖縄協会と沖縄産業開発青年隊が共催したブラジル県人会役員歓迎懇親会の場で、玉木良子さん(たまき・よしこ、78、二世)=那覇在住=は、初対面の記者 ...
続きを読む »県人会 関連記事
第12回=明治の精神を持つ県系人=ルーツ意識深める二世ら
ニッケイ新聞 2011年12月13日付け 「ここはお国を何万里、はなれて遠きブラジルの、赤い夕日に照らされて、友は野末の石の下」。そんな「戦友」の替え歌が戦前移民の間ではよく歌われていた。夢に見る故郷は、いつも自分が離れた時そのままであった。 全日本移民25万人の過半数である13万人を占めた「団塊世代」(1926年から35年 ...
続きを読む »第11回=沖縄方言で胸を張る=ルーツ目覚めるブラジル二世
ニッケイ新聞 2011年12月10日付け ブラジル最大手エスタード紙の論説委員、保久原ジョルジ淳次さん(65、二世)は息子を連れて世界のウチナーンチュ大会に初参加した。 彼は今年の講演会で「4年前まで自分が日系人だと意識したことはなかった」とブラジル人性を強調していたが、今回「まるで家に帰ってきたみたいだ」と興奮している様子 ...
続きを読む »NAK主催=第17回ブラジル紅白歌合戦=紅組、3年ぶりの優勝!=「がんばれ援歌」ポ語で披露
ニッケイ新聞 2011年12月10日付け ブラジル日本アマチュア歌謡連盟(NAK、北川好美会長)主催『第17回ブラジル紅白歌合戦』が5日にリベルダーデ区の文協大講堂で催され、600人以上が訪れた会場は2階席まで埋める盛況ぶりを見せた。汎米日系人協会、在聖日本国総領事館の後援。 赤組は原房子、白組は小島一夫の各氏がキャプテンを ...
続きを読む »大耳小耳
ニッケイ新聞 2011年12月10日付け 日伯両国で公的年金の加入年数を通算できる「日伯社会保障協定」が来年3月1日から発効されることになった。日本では衆参両院で5月に承認、ブラジル側では上院の判断を待つのみとなっていた。これにより両国間の行き来がより容易になるとみられる。日本はすでにドイツ、英国、韓国、米国、ベルギー、フラン ...
続きを読む »第10回=特異なブラジル県人会=戦後移民の多さが特徴
ニッケイ新聞 2011年12月9日付け ブラジル日本都道府県人会連合会には、おそらく世界で唯一、47県全てが揃っている。米国にも多くの県人会があるが、地域ごとに活動しており、全国規模でまとまった連合会活動をする組織はないようだ。 ほとんどの県人会がサンパウロ市、なかでもリベルダーデ区に集中しており、この高密度な状況は世界でも ...
続きを読む »オペラ歌手=田中公道ショー、大盛況=感動呼んだレジストロ公演
ニッケイ新聞 2011年12月9日付け レジストロ日伯文化協会(金子国栄会長)がオペラ歌手・田中公道を招き、先月29日夜、KKKK多目的ホールでショーを開催した。同市役所およびマックス・プロドゥソインスが後援した。 海外公演は427回を数え、数々の国際コンクールに入賞した輝かしい経歴を持つ田中さんは、日本の4大学で名誉教授お ...
続きを読む »今年も〃年末の風物詩〃=東洋祭り10、11日に
ニッケイ新聞 2011年12月9日付け リベルダーデ文化援護協会(ACAL・池崎博文会長)は師走の風物詩『第43回東洋祭り』を10、11両日にサンパウロ市リベルダーデ広場で開催する。入場無料。 「ACALの1年間のご愛顧への感謝をこめたイベント。ぜひいらして下さい」と来社した池崎会長、浜崎マルセリーノ実行委員長は呼びかけてい ...
続きを読む »第9回=南米各国で存在感示す=沖縄県系が約7割は普通
ニッケイ新聞 2011年12月8日付け 「ぺルーの日系団体で一番大きいのは沖縄県人会、でも全体を統括しているのはペルー日系人協会です」。首都リマで旅行社を経営する玉城ルイスさん(76、二世)は、そう語り、全日系人口は8万〜10万人でウチナーンチュはその7割を占めると補足した。 世界のウチナーンチュ大会の参加者数に関しては、第 ...
続きを読む »天皇陛下誕生日=健康と皇室の弥栄願い=文協、公邸で祝賀会開く
ニッケイ新聞 2011年12月8日付け 今月23日に78歳を迎えられる天皇陛下の誕生日を祝し、ブラジル日本文化福祉協会の移民史料館で祝賀会が開催され、天皇皇后両陛下の肖像画を前に約100人が集った。 文協およびサンパウロ日伯援護協会、ブラジル日本都道府県人会連合会、ブラジル日系老人クラブ連合会、日伯文化連盟の5団体の共催。 ...
続きを読む »